はにかみの国ミャンマー鉄道の旅2017年 Part12 広電を見る、ヤンゴン近郊線を撮る

第8日目 12月10日 その2

10:55 ダニンゴン駅からはチャーターTaxiに乗って広電が走っていた海岸線の車庫に向かいました。
▲ ダニンゴンからのルートです。距離は20.3㌔、予想所要時間は41分です。

▲ 11:36 予想時間の通りに到着です。

前回来た時に見た通り架線は撤去されておらず、許可が出れば走れる状態です。

▼ 1,435mmと1,000㎜ゲージの3線軌道もそのままです。

▲ 3002編成は、前回見た時にはカバーをかけられていましたが剥がされていました。前回の記事はこちらです。

▲ 12:15 撮影地① ターミナルのレストランで昼食です。美味しくいただきました。

食後は、ばけぺんさんからJR東海から無償譲渡されてヤンゴンに渡ったDCたちの一部が陸揚げされた後、使用されず放置されているようです。今どうなっているのか、また車番の確認をしたいので行って見たいとの申し入れがありました。ここヤンゴンフェリーターミナルからはヤンゴン川を渡って東南方向にある「Thilawa」のようです。初めての場所なので私も賛成しました。
▲ 13:08 再びチャーターTaxiに乗車してバゴー川を越えて「Thilawa」へと向かいました。距離は27.8㌔、推定所要時間は1時間4分です。

▲ 13:56 撮影地② Google座標;16.665594, 96.260624
道を間違えたのか寄り道だったのか、ずいぶん遅くのティラワ駅「Thilawa」到着です。ヤードには確かにJR東海から来たキハ11系3両編成が留置されていました。キハ11-1+キハ11-4+キハ11-5

▲ 貨物用なのかDF1246号機が待機中です。

▲ 珍しくきっぷ窓口が開いていました。

▲ ハッキリ確認できたのはキハ48 5518+キハ40 3003+キハ48 5001ぐらいで他は雑草の中に埋もれていました。ドック入りで待機中ではなく部品取りで留置されていると見た方が正解かも・・・。

▲ 14:53 撮影地③
「Thilawa」へと向けてのDF1240号機牽引の列車が来ました。客車は60301+40101+40100の3両編成です。

この路線の軌道はご覧のように凸凹メロメロです。バラスもなく、よくこれで脱線しないものだと感心します。

▲ 撮影地④ Google座標;16.739159, 96.290066
EastUniversityに到着です。

▲ 15:20 ホームに5両編成の列車はいましたが、ホームに入ったらすぐに発車していきました。一日何本もあるわけでないので不運でした。
ホームにはたくさんの広告付きのベンチが置かれていました。乗降客の多い駅のようです。
▲ ホームにはバイクが入ってきました。注目したのは竹籠です。昔、ウナギ採りをしている漁師さんが同じような籠を設置されているのを見た事があります。どんな魚を捕るためだったのでしょうか。

▲ 駅に掲示されていたヤンゴン環状線と周辺支線の路線図です。右の支線が今来ている駅です。

▲ 15:53 撮影地⑤ Google座標;16.769099, 96.258585
続いて訪問したのは、Ohkphosu です。先ほど訪問したhilawaEasyUniversityからの2路線が合流する駅です。まだ列車が来ないのか待合室に乗客は皆無で、ホーム上ではおじさんが気持ちよさそうにお昼寝中でした。

▲ 駅前に止まっていた待望のエンジンルームにカバーのないトラック。前はよく見かけましたがボロボロでしたがこれは新車のようにきれいです。2014年12月28日の中国雲南製です。
▲ 16:27 撮影地⑥ Google座標;16.771599, 96.256725
もう直に列車は来るだろうと撮影場所を決めました。ヤギを放牧している線路上を歩いてこられたのは花を売っているお姉さんのようです。京都では頭に乗せて花を売り歩く大原女がおられますが、これのミャンマー版ですね。

▲ 16:30 D932号機牽引の4両編成の客車列車が発車してきました。
客車は12261+12251+946+12259です。EastUniversityからの列車と思われます。

▲ 16:58 続いてDF1240号機牽引の客車列車が発車してきました。客車は40100+40101+60301の3両編成でした。先ほど撮ったThilawaからの列車ですね。

▲ 撮影場所の橋にはロープが張られて地元住民からこれから先には入らないようにと要望がありました。ごみが捨てられてきたない池、住居も掘っ建て小屋でしたので外国人に住居内を見せたくなかったのでしょうね

▲ 遠方に見える住居も高床式の粗末な造りです。まだまだ豊かな生活への道は遠いなあと思いましたが、元気な子供たちの声は響いていました。将来が楽しみな国です。

これで今日の撮影は切り上げてホテルへと戻りました。団長さんは今晩のANAの深夜便(22:10発)で成田に向かわれます。ヤンゴンへの直行便が初めて飛んだ時にはビジネスクラスのみの機体でしたが、最近はエコノミー席もある機体に替わりました。私と千住のヤスベイさんは明後日のフライトです。明日は乗り鉄も楽しみたいのでヤンゴン近郊の町まで列車に乗って行きます。 Part13へ続く

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