恒例となったDRFC-OB会(クローバー会)の春の懇親旅行も京都丹後鉄道、三江線、木次線と続きました。今年はどこにしようかと役員会で検討した結果は、最近話題の「明知鉄道」になりましたが、私は行ったことがありません。次の役員会が開催される前には下見に行かなければと思っていましたが桜時期は他にも行きたいところがありましたのでついついと遅くになりました。
4月12日 出発は昨日だったのですが雨で良くありません。予備日があったので翌12日の出発にしました。交通機関は青春18きっぷの利用期日外になったのでぶんしゅう7号です。
▲ 9:10 自宅を出発、大山崎I.Cから京滋バイパスに入り東を目指します。京都南ICから名神高速に入るルートもありますが、当日の込み具合でどちらかを選択できます。また草津から新名神を経由するルートを選ぶこともできます。今日は名神高速ルートを選びましたが、高速道路が複数できるとその時の状況次第、また気分次第でルートを選べるようになってきました。所要距離はどちらも210㌔前後で変わりません。本当に便利になってきたなあと実感できます。
▲ 12:15 約220㌔を走り切り恵那駅に到着です。JRと明知鉄道の併用駅で明知鉄道は東側の頭端式ホーム1面1線が使われ、改札口も分れています。
駅員さんに沿線について聞いていましたら直ぐにイベント列車が発車するとの事で1日フリー切符を買って乗り込みました。車上からのロケハンをします。路線図は公式HPからの転載です。
▲ 駅でもらった時刻表です。
乗り込んだのは急行「大正ロマン号」で、この日は普通車1両の他に2両の食堂車が連結された3両編成でした。食堂車と言ってもロングシート車の真ん中にテーブルを設置した簡単な造りです。勿論調理はできませんので出発駅で弁当を積み込んで車内で食べます。
全線フリーきっぷの運賃は1,380円です。これは恵那~明知の往復運賃と同額で、途中下車して再乗車する時にはお得になります。
▲ 12:25 恵那駅を発車すると中央本線から離れて右方向にカーブして山中をゆっくりと走っていきます。
◀ この列車の運行表です。
普通列車だと所要時間は約50分で明知駅に到達します。
この列車は途中4駅を通過する急行運転なのですが、食事を提供しますので54分とゆっくり運転です。
▲ 12:42 33‰の上り勾配途中で駅が設置されました「飯沼」は通過です。
▲ 12:47 阿木駅に到着です。交換設備があるようですが最近は使用されていないようです。もう散ってしまっていますが桜の並木があります。次回にリベンジですね。
▲ 12:58 岩村駅で全線唯一の列車交換です。降りて山手にある岩村城は石垣を残すのみとなりましたが日本100名城の1つに数えられ、海抜717mに位置するところから日本三大山城の1つでもあります。駅からすぐに城下町の町並みが保存されていますので散歩するには好い所です。
;◀ 一般車両の車内です。平日ですが観光見物の高齢者の方々が結構乗っておられました。
▲ 13:06 沿線唯一、駅前に温泉がある花白温泉に到着です。しだれ桜は散り始めでしたがソメイヨシノはもう散ってしまっていました。もう少し早くに来ておればと思いましたので来年のリベンジです。
▲ 13:16 駅前には人家がない野志駅を通過です。開業は1994年(平成6年)12月15日と明知鉄道になってからの新しい駅です。この駅も30‰の急勾配の途中に設置されています。
▲ 待合室では列車を降りたお客さんに地元名物の寒天やらの特産物の販売が行われていました。
▲ 13:41 明知駅舎です。明知はテーマパーク「日本大正村」として古き時代の町並みをそっくり保存した、重厚な造りの村役場や、土蔵造りの資料館、町のいたるところで大正文化と出会うことができるそうですが、ぶんしゅう7号を恵那駅前に置いたままでしたので一旦戻ってから再度明知鉄道沿線を見て回ることにしました。
▲ 14:18 折り返しの列車に乗車して恵那へ戻ります。途中の交換駅「岩村」では城下町を見学されたのか多くの観光客が列車を待っておられました。
▲ 14:26 阿木~飯沼 走る方向が違うと往路では見えなかった桜の大木も見えてきます。これは撮ってみたい撮影地です。次回の宿題が増えました
▲ 14:44 恵那駅に戻ってきました。明知鉄道は1線だけで右側はJR東海のレールです。
これでだいたいのロケハンは終わりました。後はチェックした撮影地が外から見てどうかという事です。Part2からは撮り鉄日記でご覧ください。 Part2へ続く