日本一の農村風景が見られる明知鉄道へのご案内 Part3 明知鉄道を撮る2

▲ 6:56朝の日差しが線路に当たりだしました。明知駅直ぐのお気に入りの場所で撮影です恵那行きの2番列車4Dが出発していきました。

4月13日 その1

5:50 昨夜は結構冷えて、午前3時過ぎに寒くて起きました。
昼間は20℃以上にはなっていたので油断していました。ダウンコートを着込んで寝袋に再び入りましたが、実感で5℃以下にはなっていたかと思われます。

▲ 昨夜宿泊地に選んだのは駅前の大正村广場の無料駐車場です。寝る前には数台の車がいましたが朝には消えていました。

▲ 朝日が当たりだしたところで、まずは朝の明知駅の見学です。

▲ アケチ6形は、1989年に増備された富士重工業製の軽快気動車ですが、アケチ100形の投入により2017年3月31日をもって運用を終了しています。

▲ アケチ12形は1998年(平成10年)富士重工で製造され、同型車両は10~14の5両が在籍しています。

▲ ホームにはいろいろなヘッドマークが用意されています。駅舎内は木造駅舎を可能な限り保存されています。

「日本大正村」を歩く
明知町内は町おこしを兼ねて、テーマパーク「日本大正村」になっています。大正時代の西洋文化の影響を受けた当時の建造物が現在も多く保存されて残っていますので朝の散歩に回ってみました。


▲ 大正時代に残った家屋を歩いて約30分ほどのコンパクトなスペースで保存されています。大正浪漫館、日本大正村資料館、大正時代館の3施設に入館するには共通入場券(500円)が必要です。今回は時間が合わなかったので外観だけ見る事になりましたが、じっくり見るのは約1時間強になろうかと思います。

▲ 8:08 3番目の6D恵那行きが発車していきました。

▲ 8:46 撮影地 明知~野志 Google座標;35.311720, 137.390770
岩村で交換した明知行きが上がってきました。山桜は半分散っていますが満開時期は絶好の撮影地です。

このまま各駅を寄りながら恵那へと向かいました。
▲ 8:53 日本3番目の急勾配(30‰)の野志駅に到着です。

▲ 9:05 多くの山に囲まれ、朝晩の寒暖の差が大きいことから細寒天の生産で有名な山岡町の玄関口の山岡駅に着きました。駅舎は寒天資料館と寒天料理が食べられる食堂にもなっています。

▲ 館内には寒天が作られるようになった町の歴史から製造方法等の展示がありました。
レストランではかんてん御膳等、寒天を使っての様々なメニューが提供されていますが、この時間はモーニングと寒天ラーメンだけです。
寒天ラーメンを注文しました。

我々が通常よく食べるのは「ところてん」です。寒天はところてんを凍らせて乾燥させたものだそうです。今まではところてんに酢醤油か黒蜜をかけて食べた事ぐらいしかありません。
お味ですが、ところてんと同様の食感がありますが寒天自体は元々味のないものですのでつけ麺感覚でした。やみつきになるようなものではありません。
▲ 山岡駅に留置されたアケチ1形の廃車体は、2016年7月15日に隣接する山岡駅かんてんかん森の列車カフェとしてオープンしたそうですが営業しているようには見えませんでした。

▲ 9:32 8D恵那行きが発車していきました。この駅も桜の並木があります。満開時期はきれいでしょうね。

▲ 続いては駅前に温泉のある花白温泉駅です。泉質はラドン放射能泉で、源泉は泉温17.1℃で薪で沸かしています。後ほど入浴いたしましたが浴槽は熱いのとぬるいのと2つあって選べますが合わせて4人程度が入れる大きさでした。
出る時に気づきましたが懐石料理も注文できる「花白茶屋」がありました。ランチもあって次回に来る時には温泉に入って食事をしたいと思いました。公式HPはこちらです。

▲ 9:47 5D 明知行きが到着しました。しだれ桜がまだ満開で写真になりました。

▲ 明知鉄道の中間駅で最も利用の多い岩村駅に到着です。開業は1934年(昭和9年)1月26日で有人駅(10:00~16:00)です。
駅前から右手に宿場町、商家の街並みが続く岩村本通りに出ます。現在は石垣のみが残るのみとなっていますが戦国時代には海抜717mの岩村城が建設されて、高取城(奈良県高取町)、備中松山城(岡山県高梁市)とともに日本三大山城の1つでした。
駅前からブラブラ行くと、約1時間近くかかるようですが健脚な方は挑戦してみてください。岩村本通りには「女城主」で有名な岩村酒造もあり酒蔵を無料見学できます。散策にはもってこいの町ですのでお薦めします。

▲ 10:42 花白温泉~岩村 Google座標;35.363547, 137.431611
10D 恵那
行きです。撮影をしていて感心した事ですが、軌道や土手がとても綺麗なのです。最近のローカル線はどこもぺんぺん草の除草が追いつかず荒れ放題になっています。草刈りハサミ で切らないと撮影できないところが多いのですが明知鉄道沿線はどこもそんな作業は必要ありません。多分、保線作業もしっかりとされているように見えました。

▲ 10:46 花白温泉~岩村 Google座標;35.362334, 137.430209
7D 明知
行きです。

この後岩村駅に再訪問しましたが、そこでノーマークだったC12-224号機のことをお聞きしました。明知駅では外から見る事は出来なかったのですが、明知鉄道本社に電話をしてみますと担当者は不在ながら来たら見せてあげるとのご返答をいただきました。Uターンでもう一度明知駅に戻ることにしました。  Part4へ続く

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