2019年桜前線追っかけ旅 Ⅳ Part3 越美南線(長良川鉄道)の春①

▲ 越美北線の撮影を切り上げて結ばれる予定だった越美南線(現;長良川鉄道)の春はどうなんだろうと向かうことにしました。
越前大野~越前田野の撮影地からは美濃街道を九頭竜湖沿いに進み、九頭竜湖駅で休憩、以降は山を越して難所の油坂峠を下りて郡上八幡駅までは74.7㌔、途中の美濃白鳥からは東海北陸自動車道に乗りましたので所要時間は約2時間と結構早くに着きました。昨年は北濃まで行き城端へ抜けましたので山越えは2度目のルートでした。

 

第1日目 4月12日 その2

▲ 15:45 郡上八幡に到着しました。郡上八幡駅は、かつての国鉄時代を思わせる長いホームです。8620形蒸気機関車が客車を牽引して入線していたのでしょうね。

【 越美南線
越美南線側は大正時代から建設が始まり、1934年(昭和9年)8月16日に美濃太田~北濃までの72.1㌔が開業しました。一方の越美北線の開業は遅く、戦後の1960年(昭和35年)に勝原まで開業し、1972年(昭和47年)にやっと九頭竜湖まで達しました。しかし、モータリゼーションの影響を受けて工事は停滞。2つの路線は結ばれずで終わりました。美濃と越前を結ぶ美濃太田~福井が全通していますと約148.6㌔の越美線となっていました。
越美南線は、国鉄分割民営化を前に
1984年(昭和59年) 第2次特定地方交通線として廃止承認され、1986年(昭和61年)12月11日に第三セクター化されています。
ピーク時は1992年(平成4年)で年間180万人の利用者がありましたが昨今は沿線人口は半分に過疎化、年間利用客は75万人とピーク時の42%まで落ち込み、経営努力が続けられています。

▲ 郡上八幡駅は、1929年(昭和4年)12月8日、国鉄越美南線の深戸から延伸開通した時に同時に開業しました。しっくいの壁と木製の窓枠でレトロな雰囲気を持った駅舎にリニューアル復元されています。

▲ 15:51 郡上八幡に入線する美濃太田始発郡上八幡止まりの11次、ナガラ300形305号(2000年(平成12年、富士重工製)です。やはり1両ではこのホームには似つかわしくありませんね。

総本家さんも私も長良川鉄道は初めの訪問です。沿線で桜と一緒に撮れる撮影地はネットで検索しておきました。また確認と新たな撮影地を捜すために極力路線沿いを走行することにしました。

 

▲ 16:03 郡上八幡~相生 撮影地 Google座標;35.739926, 136.947848

1番目の撮影地は直ぐにありました。先ほどの折り返しの郡上八幡始発美濃太田行きの16次です。

▲ 16:44 深戸~相生 撮影地 Google座標;35.703111, 136.948452
郡上八幡
からすぐに路線は対岸に渡ってまた国道の走る方向へ渡って戻ってきます。正面撮りと後追いにも桜がありました。美濃太田始発北濃行きの13次、300形306号です。

▲ 17:32 深戸~相生 撮影地 Google座標;35.694376, 136.950949
トンネルに入る前に支流を渡るカーブした鉄橋がありました。桜並木もありましたので撮影ポイントを決めて撮りました。
北濃始発美濃太田行きの18次、300形304号です。

これを撮って引き上げとしました。今日の宿は福井駅前のアズイン福井です。常宿にしています東横インよりは駅から遠いのですが宿泊料は5,000円とリーズナブルです。   Part 4へ続く

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

wp-puzzle.com logo

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください