2019年桜前線追っかけ旅 Ⅳ Part5 えちぜん鉄道 凸型電気機関車  ML521形を撮る、保田、勝原、一乗谷の桜

えちぜん鉄道に現役で残るML521形ML521号機ML522号機は九頭竜川水系のダム建設に伴う建設資材の輸送量増加と、1948年6月に発生した福井地震の復興資材輸送のために1949年に日立製作所水戸工場で製造されました。ポール集電でしたが以降にパンタに変更され、えちぜん鉄道に転換後は2両永久連結にされてB+B+B+B編成となっています。出力480㎾で1980年代にはスノーブラウが取り付けられラッセル車として使用されています。

▲ 福井駅からは12.3㌔、所要時間約25分でイベントが開催されていますえちぜん鉄道の永平寺駅に着きました。

▲ 11:35 志比堺~永平寺口
撮影地 Google座標; 36.097000, 136.324271
永平寺口手前の永平寺川鉄橋に到着。既に多くの鉄ちゃんたちが来ておられました。
11:51 福井行きの列車が通過しました。

今日のML521形の「桜とラッセルを撮ろう」撮影会は、①10:55~11:15、②11:55~12:15、③12:55~13:15の合計3回実施されます。私たちは2回目からの参加です。

▲ 11:56 永平寺口からML521形2両編成がやって来ました。

▲ 鉄ちゃん数10名がシャッターをきる中、鉄橋上で停車、皆さんは思い思いのアングルで撮影です。

▲ 桜と一緒に20数カット撮った中の代表的な冒頭と合わせての3カットです。

▲ 12:07 2回目の撮影会は終了です。ML521形はゆっくりと永平寺口駅へと引き上げていきました。

12:15 永平寺口駅に行って見ました。駅前横の広場ではキャラクターも登場して家族連れ向きのイベントが開催されていました。

▲ 永平寺駅からは路線沿いの道を12.6㌔、所要時間約25分を走り桜の名所保田駅へ向かいました。12:43到着です。

▲ 12:57 残雪の白山連峰をバックに桜並木を福井駅行きのMC6101形6107号が来ました。MC6101形は愛知環状鉄道で余剰となった100形7両、300形5両を無償で譲り受け改造した車両でえちぜん鉄道の主力となっています。

▲ 13:11 続いて、MC6106号+MC6104号の2両編成が勝山に向かっていきました。

▼ 撮影後は一旦保田での撮影を切り上げて昨日日差しを浴びての赤い橋梁が撮れなかったリベンジのために勝原に向かいました。走行距離は約40㌔、高規格の中部縦貫自動車道を走り所要時間は約30分です。13:42には赤い鉄橋が見える地点に到着しました。

▲ 14:05 昨日とは違って日差しが当たって輝く赤い鉄橋です。九頭竜湖行きの列車が渡っていきました。

▲ 14:47 折り返しの福井行きの列車です。念願だった写真を撮ることは出来ました。
撮影後、再び保田へと戻りました。
▲ 15:56 保田~発坂 気に入っている山里を行く列車なのですが、もう一歩なのです。どうしたらもっと雰囲気のあるアングルが撮れないのでしょうか。もう一度リベンジします。

▲ 16:12 保田~発坂 保田を出て桜並木を向かってくるMC6103号です。

▲ 16:27 昼過ぎに撮ったMC6106号+MC6104号の2両編成が戻ってきたようです。

▲ 16:42 MC6105号の単行がやって来ました。もう少し菜の花が群落なら良い撮影地なのですがこれが精いっぱいのカットでした。

最後に撮り残したのは一乗谷の一本桜です。向かうことにしました。

▲ 中部循環道から北陸道に入って約30㌔、所要時間約35分、一乗谷に到着です。

▲ 17:44 夕闇が迫った頃に越前大野始発福井行きの732Dが単行でやって来ました。直前になって水田に水鏡ができるのに気が付きました。
【DATA】NikonD800E ズーム24~70㎜ 60㎜、F2.8、1/800秒、ISO1600

▲ 一乗谷を出発した732Dを見送って「2019年桜前線追っかけ旅」の旅日記を終えることにしました。桜前線は毎年遅くなったり早かったりと変わってきます。来年はどううなるのでしょうか、2020年は今回撮りとり逃がした長良川鉄道の桜は是非とも追いかけてみたいと思います。また九州の桜ももっと撮ってみたいと思っております。千住のヤスベー総本家さんとお約束もしましたのでまた投稿をさせていただきますのでよろしくお願い申し上げます。長い間ご覧いただきましてありがとうございました。

2019年桜前線追っかけ旅 Ⅳ Part5 えちぜん鉄道 凸型電気機関車  ML521形を撮る、保田、勝原、一乗谷の桜」への1件のフィードバック

  1. ぶんしゅうさま
    丹後鉄道、樽見鉄道、えちぜん鉄道、福井鉄道、越美北線と、連日のように連れて行っていただき、ありがとうございました。お陰さまで、普段の撮影スタイルでは考えられないような、質・量の撮影をすることができました。遅くなりましたが、厚く御礼申し上げます。
    改めて旅日記の写真を見直しますと、私の撮影の少し前後で撮られたり、画面の構成が違ったりしています。これがすなわち個性なのだと改めて思いました。

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