昨日、9月18日土曜日に群馬県の上信電鉄で、デキ3がJR東日本のスハフ42 2173を牽引して、高崎~下仁田間を往復しました。
これは、JRが行っている群馬デスティネーションキャンペーンの一環として開催された「ぐんまの中小私鉄フェア2011」ものです。
JR東日本からは、7両ある旧型客車のうち、スハフ42 2173とオハ47 2266が上信電鉄に貸し出され、オハ47は、「ぐんまの中小私鉄フェア2011」の会場となった上信電鉄 高崎駅構内に留置され展示されました。一方、スハフ42はデキ3に導かれ、上州路を下仁田まで往復しました。当日は、SL「レトロ碓氷」も運転されていましたので、群馬県内で2本の旧型客車が走りました。
最初にこの情報を聞いたとき、今から十数年前の西武E851が引退に際して、12系を借り入れ運転したことを思い出しました。
デキが旧型客車を牽引するということで、是非撮影に向かうべく、準備を整え、朝5時に起きて、いざ高崎へ。上信電鉄に乗り換え、運が良いのか悪いのか冷房が故障して、窓が全開できる車両に乗り込み、9時18分発の電車で下仁田へ。窓から外を見ると、南高崎~根小屋の鉄橋付近には、既に何人かがデキを待っていました。10時22分下仁田着。途中のセブンイレブンで糧食を補給し、歩いて20分程度の千平~下仁田間の撮影場所に到着。まだ、列車通過2時間半前ということもあり、数名が待っている程度でしたが、13時10分過ぎの通過時刻には、4~50名くらいに膨れ上がっていました。
てっきり、デキが重連で客車2両くらい引くのかと思っていましたが、デキ1は故障しており。旧型客車は、一両が高崎駅構内で展示に使用するとのことで、デキ+旧型客車1両という模型のような編成となりました。
折返しは、1時間弱ですので、反対側に異動し、待機。すこしづつ山影や高圧鉄塔の影が伸びてきましたが、何とかクリアし撮影できました。
また、歩いて下仁田まで出て、下仁田発14時48分の電車に乗り込みましたが、途中で撮影帰りのファンが大量に乗り込み、超満員に。電車は約4分ほど遅れて高崎に到着しました。
高崎では、16時まで開催されていた「ぐんまの中小私鉄フェア2011」に何とか間に合い、デキ3とスハフ42。車庫の中のデキ1。ED31 6を撮影することができ、帰途につきました。
うっとり眺めました。老人の日にかけがえのないデキの姿、牽引しているものが電車ではなくスハフであるのがうれしい。関西でこうしたことが出来るのは神戸電鉄であると思っていたが、EDは廃車になったようだ。客車をJR西は残しているのだろうか。デキのホイッスルの音は如何でした?本来は「ヴィヨォ~」、妙なる音色のはず。さすが音楽の国・ドイツ! 老人は大井川鐡道に同型が1器あることを知り、DRFC40周年記念旅行の時、白井明さんにお願いしてダム下の駅で何度も鳴らしてもらった。この旅行を仕切ってくれた澤村君に「なにかこだわりがあるのですか?」と尋ねられた。「叡電1型、上信デキ、琴電1000、3000型、それともう一つ、中央線の貨物用電機(ED26か27?)の4線しか知らない。ここの物はスイスから取り寄せた、と白井さんは言っていたよ。」
乙訓の老人様
過分なお言葉、ありがとうございます。
いろんなイベントで、電気機関車が電車を引いているもの(その上、電車のパンタがあがっていたり・・・)がありますが、工場入場の回送じゃあるまいし、やはり、正統のものは、客車か貨車に限ると思います。
残念ながら、みな行儀よく、デキを迎えましたので、ホイッスルの音色は聞けませんでした。聞いてみたかったです。
ええ天気でよかったですな。私もぶんしゅうさんと中国奥地に行った時に同行した浦和在住のSさんからC61含めて車で撮りに行かんかと誘われました。残念ながら仕事があり行けませんでした。