昨年、12月9日から12日まで、会社の職場旅行で、マレーシアのペナン島へ行ってまいりました。
一日、自由行動があり、何をしようか迷っていたところ、対岸のBUTTERWORTHまで渡ると、鉄道があることがわかり、早速、海にも入らず「鉄」してきました。
12月10日、ホテルを出て、午前中は、世界遺産にも登録されているジョージタウンを散策。昼過ぎに、対岸に渡るフェリーターミナルへ移動。ターミナル内で、BUTTERWORTH1400発の11列車SINARAN UTARAの切符を購入。行先は、1445着Nibong Tebaiです。プレミアシート(1等)で14マレーシアリンギット(約366円)です。帰りの切符も予約しようとしましたが、すぐ折り返すような行動が理解されず、どうしても売ってくれませんでした。
フェリーで渡ること、約15分。対岸のバタワースに到着。フェリー乗り場近くの駅に移動しますが、駅前には、SLとDLが展示されています。
ここバタワースからは、クアラルンプールまで、一日2往復(昼行・夜行)。クアラルンプールを経由して、シンガポール近くのウットランズまで1往復(昼行)。バンコクまで1往復(夜行)の列車が発着しています。ここで、無事帰りのNibong Tebai1516発10列車SINARAN UTARAの切符を購入。BUTTERWORTHは、1615着の予定です。帰りは、スーペリアクラスで11マレーシアリンギット(約286円)です。
乗車するBUTTERWORTH1400発の11列車SINARAN UTARAは、機関車26110+ASC2216+ASC2155+ASC2151+ASC2201+AFC1413+ADNS2616+ADNS2640+ADNS2617+ADNA2604+PCC212の8両編成で、ASCは、スーペリア(二等車)。AFCは、プレミア(1等車)。ADNSは、寝台車(開放型二段寝台でオロネ24のような感じです。PCCは、電源車です。車両番号は、車体に書かれておらず、車体中央の水タンクか空気溜めのようなものに書かれており、ほとんどが韓国HUNDAI製です。一日二往復ですので、夜行でクアラルンプールから来たものが、昼行で、クアラルンプールへ折り返すのだと思います。
運転士に身振り手ぶりで、「ジャパンの鉄」であることを伝え、26110機関車運転室に乗り込むことに成功。
最高速度は、120キロのようです。ただ、この機関車の長さが異様に長く、客車と同じくらいの長さです。線路に下りての撮影も、こころよくOKをもらいました。
そののちに、プレミアシートに移動。革張りのシートで一列と二列の配置で、なかなかのものです。
車中では、パン(フジパン製のアンパンかココナッツパン)とミネラルウォーターの配られました。小一時間の旅で、Nibong Tebaiで到着。途中、長大編成のコンテナ列車と何度かすれ違いました。また、、現在は、非電化ですが、電化工事と路盤改良工事たけなわでした。Nibong Tebaiは、一面の駅でこちらも仮設駅で、駅舎は、プレハブです。隣で高架駅の工事がたけなわです。ただ、一日に往復しかない旅客列車のためにこのような工事が必要なのか?甚だ疑問です。
左に見えるのが、高架化した新しい駅です。
帰りの列車は、クアラルンプールを0845に出た列車ですが、約35分遅れて、NibongI Tebaiに到着しました。帰りは、スーぺリアクラスは、二列・二列で、パンなどの配布もありませんでした。パン代だけでも3マレーシアリンギットは、しますので、絶対プレミアがお得です。その上、このスーペリアには、人の他、赤アリが巣を作っているくらい大量に乗車しており、一緒に行った後輩は、うとうとしているうちにTシャツの中にアリが入り込み、体中に刺されておりました。
ということで、少しだけ、マレー国鉄に乗車してきました。
ペナン島に行く機会がありましたら、是非、お勧めします。
バタワースまで行かれたのでしたら、あそこには駅を出てすぐの所に旋回橋が有りますのでその見物されても良かったですね。と先輩風を吹かせる所までは良いとして、列車通過の写真撮っても上下橋みたいな櫓があるわけでもなく解説を付けませんと先ず誰も理解してくれませんが。私は8月に列車だけでは無く90度旋回して船を通過させるシーンも、と待ったのですが駄目でした。
現地サイトの受け売りですが、マレー鉄道は近代化を進めているそうで、その一環でバタワース駅も改築中でしたでしょう。私はクアラルンプールまで乗りましたがイポーまで複線(電化?)工事中でした。イポーからクアラルンプールまでは既に複線電化済みで電車が走っています。
新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
私も昨年、お仕事でペナン島までは行きましたが、自由時間があまりに無く対岸には渡れずじまいで
(一人でうろちょろする自信もなく)バタワーズ駅へ行くことはできませんでした。
結構 広々とした感じの駅なのですね。もう少し街中にあるような駅だと思っていました。
1本(?)のホームと機回し線のある風情がうれしいです。
村樫様・新所沢都民様
早速のコメントありがとうございます。
旋回橋があることは、知りませんでした。
駅近くに橋がありましたが、列車通過にもかかわらず橋の中ほどで釣りをしている少年たちがおり、その大胆さに驚きました。
バタワースは、ホームは、1面2線のみです。
カーブしたホームで、函館駅のホームのような感じ(周りはぜんぜん違いますが・・・)でした。
デカンショまつり号様
相変わらずの破竹の行動力に敬服いたします。
私は1996年にペナン島に行きましたが、その時はバタワースの駅を見に行っただけでした。バタワースから夜行バスでタイ国境に近いコタバルへ出て、その横の町トゥンパッからシンガポールまでティムランエキスプレスに乗りました。その寝台車は空調付きの2段ベッドでしたが、ヒュンダイ製だったように記憶しています。