存続か廃止かと以前よりヤキモキしていた数少ない軽便鉄道の近鉄内部・八王子線の鉄道存続が四日市市と近鉄の間で合意されたと本日9月19日23時の朝日新聞デジタル版で報道されていました。報道によると車両と施設は近鉄から四日市市へ無償譲渡され、運行は近鉄の子会社が行うという「公有民営方式」を導入されたとあります。年間約1億3千万円の赤字については料金、人件費などの見直しを行い、四日市市と近鉄の両者で負担するということで合意したそうです。さらに詳細について協議を行っていくとの事です。昨年末に訪れた時も思っていたより利用者が多いので廃止になると利用者は不便になるのではないかと思っていましたが、存続が決まって何よりです。しかし、赤字には違いないので合理化をして新しい公共交通機関として生まれ変わることを望む次第です。下の写真は1973年11月に撮影したもので、この時より現在の方が乗客が増えているのではないかと思いましたが、勘違いでしょうか?沿線も畑や田んぼが住宅地に変わっているので利用者を増やす余地があると思うのですが。
よかった、よかった!うれしいですね。湯ノ山線が改軌された直後、温泉へ行った帰りに内部まで乗りました。その後、軌条、車両は良くなったけれど、ダイヤ改善の必要ありですね。四日市の町は変わりました。先日ホテルまで歩いてびっくりです。
乙訓の長老様
コメントありがとうございます。ほんまによかったと思います。しかし、まだ赤字なのでこれからが勝負だと思います。新しいナローによる地域交通に脱皮してくれたらと思います。いつになるかわかりませんが、近いうちに内部線追分駅の「駅前ナロー弁当762円(税込み)」をご賞味しに行こうと思っています。
どですかでん殿
教えてもらった駅前ナロー弁当ですが、追分駅周辺で駅の広告を探したのですが老眼鏡が100金のためか、往復ともに分かりませんでした。弁当ではなく定食だと同行者に言っており、朝9時代でしたのでみなさんの気を引かなかったのかもしれません。
ダイヤは中間30分毎、ラッシュ20分毎にして、運賃は全線均一、昼間割引は30パーセント以上で入場時の時刻でチェック、乳幼児無料、学割対象者は春、夏、冬休みは半額券、小学生にも適用、老人は負担額を考慮(基準の置き方がわからない)と、とにかく乗ってもらえるように最大のサービスを考えてほしいものです。
こうした提案の根拠は、アメリカ・ロスの交通局ボス(局長)との懇談会で「今回、貴市の運賃設定は日本と比べると余りにも安い。その根拠を教えて欲しい」と質問したところ、当市では道路建設と同じように考え路線建設をした。したがって運賃の原価は運転手の給料、電気代、車両の維持経費(清掃代を含む)などである。車両建造費は勘定に入れていない」との回答を得た。これは1990年5月GWの時の話である。アメリカハイウェイは無料であることを引き合いに出され説明を受けた次第である。日米では公共交通進化の経緯が異なるため、国民思想が全く相反する面がある為何とも言えないが、四日市市が噛むならこれぐらいのサービスしたらどうですか?ということです。四日市が排ガスで問題になった都市です。これを機会にクリーン都市への取り組み実践事例としてPRのネタになりはしないか、ということです。