備後路の117系

都落ちした117系が山陽路で115系に交じって活躍しています。私はあまり電車を撮らないのですが、何かのついでに撮っていた数コマをご紹介します。

平成25年3月25日 福山駅にて

平成25年3月25日 福山駅にて

福山駅の上りホームに停車中の福山発岡山行き快速サンライナー3726Mです。うしろの福山城は桜の名所で お花見用の提灯が見えます。

平成27年10月7日 東福山・大門間 

平成27年10月7日 東福山・大門間 岡山発三原行き403M

このコマは東福山駅から分岐するJFEスチール福山専用線の貨物列車を撮ろうと待ち構えていたときに通過していった117系です。ちなみにJFE専用線は電車と道路の間の草ぼうぼうのところにレールが走っています。この403Mは前4両がいわゆるサンライナー色、うしろ4両が黄色一色でした。うしろから撮ると丁度上り貨物列車とツーショットになりました。

同じ403Mをうしろから。

同じ403Mをうしろから。 EF210-3と。

最後は三原駅に停車中のひとコマです。

平成27年11月21日 三原駅にて 三原発岡山行き420M

平成27年11月21日 三原駅にて 三原発岡山行き420M  E04編成

山陽路には下関にも117系がいるそうですが 出会ったことがありません。岡山の117系は西は三原までの運用です。東はどこまでなのか 赤穂線長船発三原行きもあるようなので 赤穂線岡山口にも入っているのでしょう。快速サンライナーとして走るのは岡山・福山間のそれも殆どが夕方以降で、そのアルバイト運用で普通電車として三原まで顔を出しています。このあたりのことは1900生さまに詳しい解説をお願いするとして、227系の投入で115系も淘汰が始まるようですが、117系も撮れるときに撮っておくべきなのでしょうか。それにしても京都あたりで見かける抹茶色の117も、タクアンのような真っ黄色の117も頂けませんね。まだサンライナー色の方がマシですね。

備後路の117系」への4件のフィードバック

  1. 西村様の呼びかけに引っ張りこまれて117系の運用を少し説明させて頂きます。
    岡山の117系の運用区間は岡山~三原間主体で、岡山以東では夜間に赤穂と長船までの一往復があるのみです。他の線区・区間への運用はありません。
    また朝6:45岡山発三原行きは2編成併結の最長8連になり、三原折り返し後福山で分割され、快速サンライナーとローカルで岡山へ戻ります。
    下関の117系は下関~新山口間の運用のみですが、最新の情報によると、広島地区への新鋭車227系の投入で浮いた115系が下関へ転属しつつあり、既に117系の一部運用を置き換え初めているようです。
    小生は2年前に撮りに行きましたが、半数の編成が原色だったため、本来走ったことのない区間・風景の中、原色車を撮ることができました。
    ところでそろそろ原色車に限らず、国鉄型車両も風前の灯になりつつあります。懐かしさを感じられる方は廃止間近の混乱を避けて、今のうちに乗るなり撮るなりされた方がいいと思います。

  2. “色の道”てにつきまして
    最近のJR電車は色キチガイですね。
    聞くところによると塗料代を節約するためとかで単色にすると聞きました。
    京都では宇治茶の抹茶色、広島ではミカンの黄色とか。そんならいっそのこと昔の茶色にすればいいのでは無いでしょうか?ステンレス無塗装や妙な色の電車にはあきれるばかりです。

    • 米手作市様 全く同感です。俗に「タラコ色」と呼ばれるDCの旧首都圏色の時も評判は芳しくありませんでしたが、今回のはそれ以上に安直な色だと思いますね。
      まず考え方がおかしいと思います。そもそも元の湘南色を新快速用223に似せて、経費のかかるカフェオーレ色といわれる複雑な塗装に変えておいて、その後塗装費を削減するためにとは、いったい何を考えているのかわかりません。アルミ地に僅かの塗装を加えた223と同じ模様を113や115で再現しようとすればそりゃ費用はかかりますね。やることが極端です。もう少し鉄道の商品を飾る塗色にそれなりの想いがあっても良いのではと思います。
      小生の感覚では、各地域で採用された色もちょっと濃すぎ、いささかドギツイ感があってとても品がいいとは言い難く、これが不評の一因なのではと思っています。ちなみに山陽筋の濃黄色は地元の子供たちから「タクアン電車」と呼ばれているようで、言いえて妙だと大いに感心しました。
      尤も淀川の南にも最近沢山のイベント塗装を施した色キチガイの電車が走っていますから、妙な色づかいとデザインの傾向は世の流れということでしょうか。
      そういう視点で観ると旧国鉄時代の車輛デザインと塗色はなんと垢抜けしていたことか、と思う事しきりです。特急こだまに始まるいわゆるボンネットスタイルやキハ82、キハ58などのデザインとその塗色は今見ても洗練されたものといえ、現在でも見飽きることがありません。最近の合金地金丸出しの、まるで宇宙からきたかのような電車には全く馴染めません。これも歳なのかも。

  3. 1900生様、
    西村様、
    もう少しこの場をお借りして鬱憤を晴らします。
    最近は塗装を変えすぎます。そのため形式の違いが見分けられませんので覚えるのをあきらめました。また、型式番号もなにやら小さくして(デザイン化だとか)ちょっと離れると見ることが出来ません。何のために記号を書いているのかといぶかります。
    これは少し違うのかもしれませんが、五能線などでイベント列車の中で三味線を弾いたり太鼓を叩いたりして、挙げ句の果てには車掌がハーモニカを吹いて芸をする列車もあると言います。
    サービスのつもりかもしれませんが静かに旅を楽しみたい向きには残酷な拷問と化します。
    ご都合によるサービスの押しつけ(琵琶湖線や大和路線の愛称化なども)は私は嫌いです。

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