6月の石坂線600型新塗装に続き、京津線800型1編成も8月8日より運用に入りました。8日から運用開始したと聞きつけて、先週の日曜日石山駅の引込線を見た帰りに、浜大津付近で待ち受けました。運用ダイヤを調べてもわからなかったため、待つこと3本目、新塗装色がやってきました。思っていたほどの違和感なく案外似合っているのかなという気がします。みなさんよくご存じで、1本前の通常塗装車の時には誰もいなかったのに、新塗装色が併用軌道に入るころにはどこからともなく10人程度の同業者が現れました。
ところで運用開始の8月8日は琵琶湖花火大会のため、臨時電車の増発ですべての車両が運用に入ります。ところが21時過ぎにこの新塗装車が浜大津-上栄町間の併用軌道で乗用車との接触事故を起こし、しばらく運転見合わせとなりました。幸い大きな損傷はなく30分ほどで運行再開したようですが、幸先悪いスタートとなりました。確か花火大会の日は161号線が大渋滞となるため、軌道敷内に車が入らないように係員が出てコーンなどで規制しているはずなのですが、無理な車の運転によるものでしょうか。
大津の86さま
最新情報を有難うございました。路面を走る新塗色にはやはり違和感を感じますが、先にご紹介のあった700への80型塗色の例もあり、見慣れてくれば違和感もなくなるのかもしれませんね。
ところで小生には半時間とはいえ事故に伴う運転障害が気になりますね。係員が多数出て整理をしていますが、無茶なドライバーが入ってきたものと思われます。ところで乗り入れの翌年の花火当日、多客により京津線のダイヤが遅れたため、最終乗り入れ電車が遅れて御陵駅に着いたところ、地下鉄側の運転士が既に引き上げてしまってすぐに直通できない事態が発生しました。今回は間に合っておればいいのですが。
また当時は直通しない御陵止めの臨時電車を数本増発していました。降車後すぐにバックしてトンネル東口を出た地上の非常渡線を利用して浜大津へ戻っていました。現在でもこんな運転方式の臨時電車があるのでしょうか。
1900生様
コメントありがとうございます。京津線は4両なので石坂線の2両に比べてまだ本線のイメージに近いため新塗装色に対して違和感が少ないような気がします。
花火大会当日の京津線の臨時電車は今も御陵行が何本かあります。地上部分で折り返ししていたとは知りませんでした。御陵から京都市役所前まで回送で運転して折り返すのかと思っていましたが、確かにそれでは意味がありませんね。
本日、
大津での訪問介護の帰りに乗りました。ビックリしましたが違和感はありません。でも前の色が琵琶湖らしくていいと思います。なぜ本線の色と同じにしなければならないのでしょうかね
小生が知るひと昔前の大津線(京津線と石坂線を合わせた総称)というか大津支社大津運輸部は伝統的に独立の気風が強く、車両番号の付与基準や一部の塗色についても独自色が強かったものです。
800系の車番決定の際にも一悶着あったように聞いています。我々の仲間だったぷるぷるさんは本線同様、例えば800+810+820+850というような付番を考えていたようですが、現地大津の反対にあい、500・600・700の流れをくむ現在のような車番に決まったそうです。
800系の定期検査は陸路寝屋川車庫へ運んで実施しています。ということから今回の塗色変更は、寝屋川での塗装工程合理化が理由ではないかと推測されます。JRの抹茶電車やたくあん電車出現と同じ流れです。先人が色々と工夫したものが経費節減を理由として消えていくのは実にさみしいものがありますね。