第3日目 2月17日
今朝は4時半起きでラッセル撮影に向かいます。希望していた積雪ですが残念ながら昨日よりも降ってはいなくこれでは豪快な雪飛ばしは期待できそうもありません。それでも夜明け前の真っ暗な中、金木に向けて零下の世界をかっ飛ばしました。
※ ラッセルの撮影時刻につきましては都合により掲載を控えさせていただきます。
▲ 青い夜明け前のブルースカイの中、ラッセル回送列車が金木に到着。
深郷田~大沢内 ラッセル本番1シーンの始まりです。昨夜は積雪もなかったので期待はできません。前回同様にショボイ雪飛ばしになるだろうとの参加者皆さんの意見でもありました。
▲ ところがラッセルはそれほどの積雪でもないのにウイングを開き、フランジャーを思いっきり下げ、雪をかっ飛ばしながらやってくれました。期待をしていなかっただけに感激のシーンでした。
▲ 金木~嘉瀬 排雪の雪捨て場(雪堆積場)の小高い山に上がっての撮影です。金木を発車したラッセルは岩木川支流の橋を越えてきました。築堤を行きますので雪はないかと思っていましたが、結構かっ飛ばしてくれます。
▲ ここでもウイングを開き、フランジャーを思いっきり下げ、雪を空へかっ飛ばしながら走ってくれました。巻きあげた雪は車体に巻き付いていきます。こんな光景は初めて見ました。皆さん、感動の歓喜を上げておられました。
▲ ようやく朝日が出てきた雪原を雪塵を上げながら走っていきました。
▲ 嘉瀬~毘沙門 ラッセルは嘉瀬で貨物線に入って待機、定期列車と交換してから向かってきました。
撮影場所は某会社の駐車場雪堆積場、排雪が積まれて高台になっています。ここは私有地で勝手には入れませんが参加していただきました津軽鉄道サポートクラブの方より前もって入場許可を取っていただき入れる事が出来ました。神谷さんツアーならではの特権です。
▲ ここもウイングを開き、フランジャーを思いっきり下げ、雪を空へかっ飛ばしながら走ってくれました。風が出てきて雪塵はラッセルを包み、より感動的な演出になりました。
▲ 毘沙門~津軽飯詰 昨日も撮影した林を出たところの踏切から正面撮りです。ウイングが開いているのがお分かりと思います。よく冷えた朝でしたのでベタ雪ではなく粉雪がラッセルを包むように舞ってくれています。
▲ 津軽飯詰~五農高校前 ここもカーブした踏切前で正面撮りです。
▲ 撮影後、ご覧のように皆さん思い思いのアングルからの撮影を楽しんでおられました。
これでチャーターラッセル車の撮影は終了です。雪飛ばしツアーはこの後弘南鉄道へと向かわれますが夕刻遅くになります。W田さんと私の帰路便は18:10青森発で参加していては搭乗できません。皆さんとはここでお別れして昨日同様に五能線撮影に向かうことにしました。日本海を入れて撮りたいとの私の希望を聞いていただき鰺ヶ沢手前の「わさおの家」近くを撮影地としました。約23㌔、約40分の道のりです。
▲ 10:37 鳴沢~鰺ヶ沢 撮影地 Google座標;40.787370, 140.239509
余裕の到着です。怒涛の日本海をバックにキハ48 1550五能線色先頭の3両編成で 2529Dはやって来ました。
撮影後は再び津軽鉄道へと戻ります。
▲ 11:05 津軽飯詰~毘沙門 DD352号機牽引のストーブ列車です。昨日とほぼ同じ位置で撮りました。
▲ 11:12 津軽に来ればやはり「しじみラーメン」を食べたいと私の希望を聞いていただき五所川原駅前の市場中食堂で食しました。(830円)
食後は再び五能線へと向かいました。
▲ 13:52 鳴沢~鰺ヶ沢 深浦行きの2828Dです。反対側正面から撮りたかったのですが時間を間違え間に合わず車窓からの後追い緊急撮影でした。
▲ 13:58 もう少し遅く来ると思い込んでアングルを決めることなく撮りました。余裕を持って撮らないといけないと大反省でした。
▲ 15:06 毘沙門~嘉瀬 再度津軽鉄道へ戻り、ストーブ155列車を撮って最後としました。
① 青森 18:10(JL2158)⇒19:55 伊丹
② 大阪空港(大阪モノレール)⇒南茨木(阪急)⇒長岡天神
▲ 青森からのJL2158のほぼ満席の機内です。ラウンジでビール(有料300円)を飲み続け、機内でも今回の撮影成功を祝って空港で買った地酒を飲み続けました。
無事に帰宅となりましたが今回も忘れ物がありました。ホテルのバウチャーや行程表等を入れたA4版のファイルを第一日目、どこかに忘れていました。列車内かと思い五所川原駅で探索していただくように依頼しましたが見つかりません。何処で置き忘れたのかさっぱり思い出せず、まあ大事なものは入っていないので諦めていましたら帰宅後数日たってから青森警察よりJR青森駅から拾得物の連絡がありましたとの連絡が入りました。宅急便で送ってはもらいましたが毎回旅に出るたびに失敗を重ねています。移動する度に持ち物のチェックはしていますがミスは発生します。次の旅は台湾です。ミスを起こさないように祈るばかしです。