Summer Memories 2020 《8月同日》 あの頃あの鉄道⑪

2004年8月11日 琴電の旧型電車を初めて撮影に行く

高松琴平電鉄を走っている旧型電車も次第に数を減らしてきました。いま残っているのは、23、500、120、300の4両で、2021年5月に旧型電車の運転を終了する旨の告知が会社からありました。旧型電車を使った定期的なイベントも、この春からは中止されていましたが、今月30日には再開され。展示会、撮影会が行われるようです。私が初めて琴電を訪れたこの年には、冷房のない旧型電車は、窓を開け放して、ごく当たり前に定期列車の中で活躍をしていました。讃岐の国には、七つの富士があると言われるほど、円錐形の山が多い。白山もその一つ、長尾線の車窓からよく見える。公文明~長尾を行く300+760

丸窓で有名な300号は、大正15年製の琴電オリジナル車で、「近代化産業遺産」にも指定され、来年の5月まで、最後まで残る旧型車と言われる。長尾線の終点、長尾で折り返す。760号は、元玉野市営鉄道の103号で、平成18年に廃車になり、玉野市に里帰りして、屋根付きできれいな状態で保存されていると、西村雅幸さんから本掲示板にレポートされている。

300号の運転室、半室になっている。 ▲▲760号の車内、窓を開けてもナマ暖かい風しか入ってこないが、その分、吊り掛け音を堪能した。

午後からは、初めて訪れた琴平、善通寺で、街歩きも楽しんだ。とくに駅舎の建築には、見るべきものが多かった。

 Summer Memories 2020 《8月同日》 あの頃あの鉄道⑪」への1件のフィードバック

  1. 琴電に残る旧型車のうち、23、500の完全引退運転が、去る20日、21日に行われました。現下の状況に鑑み、乗車募集も限定し、ダイヤも非公表でしたが、長く親しまれた琴電旧型電車も、いよいよ最期が近づいて来ました。残る2両も来春までの運転のようです。

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