ここはどこ?私はだれ?ー夏休み臨時列車ー

暑さとヒマで身をもてあましている諸兄を、夏休み臨時列車『ホームステイ』号へご招待致します。

と言っても、乙訓の長老様からお預かりしている写真の整理をお手伝い頂くのが目的です。
長老様は、永年撮りためた写真を箱に入れてしまい込んでおられますが、ジャマになったから整理・処分してくれ、と私に依頼されたのです。
ところが箱の表記と中身はバラバラ!概ね会社毎にまとめたのですが私鉄の知識の無い悲しさで分からないものが出てきます。それを、どこか?いつ頃か?を「デジ青探偵団」の皆様に教えて頂きたいのです。私も手が空いた時にボチボチやっているのでまだ道半ばです。いくらでも出てきますが、少しずつご覧に入れるので教えてください。探偵の皆さん!よろしくお願い致します。

では、どうぞ⇩

①土佐電鉄321号の廃車体

②伊勢鉄道イセ1型

③福井鉄道デワ3

④蒲原鉄道モハ11

⑤神戸電鉄 鵯越付近

⑥長岡鉄道(→越後交通)モハ2003

⑦弘南鉄道モハ2230

⑧蒲原鉄道ハ2

⑨栗原電鉄 軽便から改軌ED20型2台と元東武日光線ED35 1の3両です。

⑩富山地鉄モハ7533

⑪遠州鉄道ED212

⑫遠州鉄道ED282

⑬蒲原鉄道ED1

⑭長岡鉄道ED211

ここはどこ?私はだれ?ー夏休み臨時列車ー」への19件のフィードバック

  1. 判る所から書いて行きます。
    ④は蒲原鉄道
    ⑤は神鉄の昔の鵯越えの風景
    ⑨は栗原、小型の電関は軽便時代の改軌車両
    ⑩は自信が無いけれど富山地鉄の番号の付け方
    ⑫も推測だけれど遠州鉄道
    ⑬は蒲原鉄道のED1
    残りをよろしくお願いいたします。

  2. ① 土佐電、伊野の引き込み線。321号の廃車体。台車は維新号に使用したため車体のみが残っている。
    ⑥ 長岡鉄道モハ2003 昭和29年東洋電機製。車体のみの新製で、台車は京王の古いテーラー台車。長岡鉄道は昭和35年に越後交通長岡線になる。
    ⑩ 富山地鉄 モハ7533 前面窓に緩い後退角がついていて少し傾斜しているのが分かりますか? 富山地鉄式半流!
    ⑪ 遠州鉄道 ED212 東芝の戦時型標準機の一台、西武から来ました。
    ⑫ 遠州鉄道 ED282 イングリッシュエレクトリック製 旧豊川鉄道デキ51 国鉄買収時にED282となり、遠鉄移籍後も名は変わらず。後ろに写っているのは ED211 昭和26年 日鉄自動車製。
    ⑭ 長岡鉄道 ED211 元はデワ102 新造時は京王電気軌道の20、旅客電車から無蓋貨物電車へ、更に有蓋貨物電車へと度重なる改造でオリジナルの面影は全く無い。EDを名乗るが、このような来歴ゆえにどう見てもカモツデンシャ!

  3. ②は伊勢鉄道のイセⅠ形(1~3)のうちの1両です。イセⅠ形は昭和62年3月27日の伊勢鉄道開業用に富士重工業で作られた軽快気動車です。平成16年12月31日に3両とも廃車となり、ミャンマーに輸出されました。撮影場所はわかりません。⑪の遠鉄ED212と⑫遠鉄ED282を昭和46年11月22日に遠州馬込で撮っていました。

  4. デジ青◯年探偵団の皆さん、
    お疲れ様です。
    まだ003番と007番と008番が判明していません。暑い中申し訳ありませんが、もう一回りお願い致します、と乙訓の長老様が申しております。

  5. SN様からのコメントを代理投稿します。

    《SNです。いつもお世話になっています。
    ここはどこ?私はだれ?ー夏休み臨時列車ーを拝見しました。
    小生が調べた範囲で回答します。
    写真③福井鉄道福武線のデワ1形デワ3です。撮影場所は雪の中でよくわかりませんが車庫のあった西武生あたりが可能性が高そうでは。
    参考http://satoyama.in/auto/sharyo/auto518.html

    写真⑧蒲原鉄道のハ2です。国鉄に買収された元阿南鉄道のガソリンカー(雨宮製)だそうです。撮影場所は車庫のあった村松と推定。
    参考http://sassy.la.coocan.jp/40s/kanbara/kanbara3.htm

    写真⑦わかりません。もう少し社紋部分の拡大見えればと勝手に思った次第です。》

    • SN様
      ご協力ありがとうございます。
      ⑦は拡大してルーペで見る限り④の蒲原鉄道の可能性が高いです。モハの文字が読めるのですが車番が読めません。マークとモハの間隔が似ていること、蒲原の車両写真と近いところに入れてあったことが状況証拠です。

  6. 私も調べて
    ⑧は蒲原鉄道のハ2型トレーラーで元々は阿南鉄道のガソリンカーキハ101型、雨宮の特徴ある外観で見当がつきました。
    ③はデワ3という車号から福井鉄道のデワ3を推理して、デワ1、2と経歴が異なり、鯖浦電鉄にいたデワの引き継ぎ車と判りましたが、廃車が早く、写真が殆ど残っていなかったので、推理に留めています。(廃車体の写真はネットに発見、非常に似ています)それと社章と、形式表記の仕方から、福井鉄道は、間違いないだろうまでは推理。
    ⑦は電車好きの記憶の引き出しから、たぶん元南武の100型じゃないかなと思います。参考に熊電の120型を出しておきますが、オリジナルは1段窓です。
    南武の100は流山、熊本、東濃駄知線などに散らばり、小型車ながら1970年代後半まで活躍したのですが、秩父に行った車体が過剰になり、箱だけ弘南で再起してモハになり、さらに日立電鉄に行って車体延長3ドア化した1両がいます。
    写真の後ろに繋がっている相方が、弘南にいた元伊那電鉄の車体に似ているように思えます。
    いずれにしても湯口さんのガソリンカー、佐竹さんの買収国電の知識を持って来たら「チミらはなにを悩んでいるんだ」と噴飯ものだと思うのですが、凡庸な後輩らは真夏に唸っています。(笑)

    • ⑦はご推察のとおり、旧南武ですね。
      南武モハ108→秩父クハ21となり、この車体にD-16台車を組み合わせて再電装したものがこの 弘南モハ2230 です。日立に移ってからも2230の番号は踏襲していますが
      仰る通り3扉化、更に車体更新されましたね。
      ⑦の写真は2015年12月24日付デジ青に掲載の乙訓の老人の弘南鉄道の記事中にも見られます。

  7. 探偵団の皆様のおかげで、ほぼ調査は完了致しました。
    ただ、4番のみが「蒲原鉄道」としか分かっていません。どなたか分かれば教えてください。
    また整理が進めば「第二弾」をお願い致します。
    ありがとうございました。

    • ④ 蒲原鉄道モハ11
      蒲原鉄道の五泉 – 加茂間の全線が開通時した1930年、日本車輌で新製された半鋼製車のデ11形(11、12、13の3両)です。1952年の改番でデ11型はモハ11型になりました。
      庄内交通モハ1と同型という事でこの写真は乙訓の老人が庄内電気鉄道を紹介したデジ青2015年11月19日の記事「温泉電車は2両で開業」に掲載されています。
      https://drfc-ob.com/wp/archives/65454
      なお、蒲原モハ11は村松城跡公園で保存されているようです。

      • ありがとうございます。
        私は“過去を振り返らない男”ですから過去記事をチェックしていませんでした。
        たすかりました。

        • 写真説明に捕捉:
          栗原はED20型2台とED35 1の3両です。
          ED20型がナローゲージの改軌車両で、大きめのED35 1は元東武日光線にいた電関です。

  8. ⑧蒲原鉄道ハ2の写真を持っていました。横には元々の付随車ダブルルーフのハ1が写っています。1973年頃と思います、当時地方私鉄にはあまり興味が無かったのですがF氏、I氏に同行し信越本線他を写しに行った時に寄ったものです。いまとなっては貴重な写真になりました。

    • wakuhiroさん
      貴重な写真をありがとうございます。
      この投稿がなければ日の目を見なかった記録ですね!

  9. ⑨の栗原電鉄ですが、場所は車庫のあった若柳です。非電化のくりこま田園鉄道になったあとの平成18年7月27日に若柳を訪ねています。写真右奥のピンク色の車庫が、⑨に写っている車庫です。三原生まれの凸電ED20に会うのも目的のひとつでした。架線が取り払われた構内に多くの電車が錆さび状態で放置されていました。あれから15年が経過し、今ではどうなっていることでしょう。

  10. ②ですが、伊勢鉄道の東一身田-河芸間ではないでしょうか。数ある伊勢線内の高架橋の中で、高圧鉄塔との位置関係では東一身田駅のすぐ河芸よりか、志登茂川を渡ってすぐの田園地帯かと思います。

  11. nori様
    ご指摘、ありがとうございます。
    橋脚や鉄塔からして、たぶんここでしょう。
    地名に関しましては同じ時に撮影したと思われる次の写真をご覧の上ご賢察下さい。
    鉄塔を出すために濃度を上げています。

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