夏休み日本縦断の旅 10日目① 最南端の駅を目指して

9日目にして、ついに鹿児島中央までたどり着き、ゴールの枕崎まで目前に迫りました。しかし、順調にここまで進んできた旅も、最後に思わぬハプニングに見舞われることとなりました。それでは、10日目の様子をどうぞ

乗車する1本前の喜入行き普通列車。

9月5日(木)

鹿児島中央 10:02 ― 1333D 枕崎行き → 枕崎 12:56

枕崎 13:27 ― 5326D 指宿行き → 指宿 14:52

指宿 15:53 ― 1344D 鹿児島中央行き → 谷山 16:56

当初はこの計画で枕崎まで行く予定でした。ところが、ここへ来て台風10号の影響を受けることになりました。山川~枕崎間は運転を見合わせているのです。しかも運転再開は翌日とのことでした。どうしようかと考えたのですが、「とりあえず行ける所まで行こう」と思い、市バスに乗って鹿児島中央駅まで向かいました。ここからは以下の行程で移動します。

鹿児島中央 8:38 ― 1329D 山川行き → 指宿 10:03

指宿 10:29 ― 1331D 山川行き → 山川 10:35

ホームへ行き、山川行きに乗ります。到着した列車は通勤通学客で混み合っていましたが、折り返しの山川行きは観光客が中心で空いていました。しばらくは、鹿児島市内の市街地を走り、車窓には住宅街やマンションが広がります。谷山付近は高架化されていました。やがて人家が少なくなり、列車は山の方へ。さらに進むと車窓左手に錦江湾が広がります。

縁起の良い名前の駅の一つ、喜入。

車窓左手に広がる錦江湾。

山川行きは観光客の利用が中心で、ほとんどが指宿で下車。

 

指宿は海と温泉をあしらった特別仕様の駅名標。

1時間半ほどで、砂蒸し温泉で有名な指宿に到着。温泉にも行きたかったのですが、まずは山川を目指したいと思い、列車を降りて駅舎だけ撮影しました。この駅では、西大山駅の入場券も購入できました。後続の山川行きに乗ってさらに1駅進みます。乗客が全員指宿で降りたため、2両編成の列車は貸切状態でした。

到着した山川は、目の前に海が広がる絶景駅でした。駅舎の前には日本最南端の有人駅と書かれた看板もありますが、現在は無人化されており、駅の周辺も含めがらんとしていました。折り返しの列車で鹿児島市内へと戻りました。(続く)

かつては日本最南端の有人駅だったが、現在は無人化。駅舎内、駅構内もひっそりしていた。

山川では、駅前でオーシャンビューを楽しめる。

枕崎に向けて、今にも列車は動きそうだが、残念ながらここでストップ。

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