第8日目 6月1日 その2
5月25日にこちらへ来て翌日からの7日間にわたった〝ダンプスペクタクル2014″ 撮影も大成果で終わりました。ドイツの蒸気機関車については01型の名前ぐらいしか知りませんでしたが、同行させていただいた皆さんのおかげで少しは語れるようになりました。お世話になりましたO氏、Dukeさん、N田さんに御礼を言って、お別れです。これからは大津の86さんと合流して一緒にドイツに残る保存鉄道の乗り鉄、撮り鉄旅です。
▲ 18:35 ノイスタット駅まで送っていただき、マンハイムまでは一人旅です。一人で切符を買うのも初めてです。Dukeさんに教えてもらった通りに買おうと同じ場所の自動切符販売機に行こうと思ったら駅舎内はこの時間、既に閉鎖されていました。
オイオイ最初から試練かいと別の自動切符販売機を探して何とか切符(区間乗車券)をゲットしました。
切符は列車種別によって違っています。座って早く着けるとIC(インターシティ)を選びましたが、こんな時は遅れてくるものです22分乗車するのに、25分もの延着です。
安くもなく早くもなくになってしまい最初から”とほほ”です。切符は10・5€(約1,500円)でした。
▲ 18:42 ホームに上がると、52-8134-0号機が戻ってきていました。
18:45 そのまま推進運転で車庫へと戻って行きます。
▲ 19:01 4車体5台車の連接車425系は、ラッシュ時には2編成8両で運用されています。
▲ 気動車は432系そして643系と発着を繰り返しています。じっくりと見ていませんでしたがノイスタット駅ではドイツ鉄道で運用されている主だった車両たちを見る事が出来ました。
乗車したICは客車編成です。切符には号車・座席№とも記載ありませんので、どの車両に乗ってどの席に座れば良いのか分からず、目の前に停まったコンパーメント車に乗って、空いている席に座りました。マンハイムまでは無停車ですのでこれで大丈夫なのでしょうね。
▲ 19:18 発車してから何気なく車窓を見ていますと、戻ってきた蒸気機関車たちが見えました。真ん中は52-8134-0号機です。
▲ 19:41 乗ってからも遅れて結局30分遅れでマンハイム駅に到着しました。階段を降りるとそのまま地下コンコースへ、1階DB旅客センター前で大津の86さんと待ち合わせです。
大津の86さんは、勤務時代に某製造会社の海外プラント輸出部門にお勤めでした。
まだベルリンに東西の壁があった時代に、仕事で壁の向こうへ何度もまた長期駐在された経験をされています。
ドイツの鉄道にはその頃から乗られていて精通しておられますので、切符の購入手配も含めて全てお任せしました。
ヨーロッパを旅行するには安くて便利なユーレイルパスがありますが、今回はドイツ国内のみですのでジャーマンレイルパス利用です。そして二人が同一行動をとりますので、ツインパスがお得です。ただ使用する前には二人が一緒に窓口に行って、パスポートを提示しての本人確認の必要がありました。窓口職員から切符にパスポート№を記入してもらわなければなりません。明日の出発間際でもいいのですが、7:32発車と早いので何かトラブルがあると対応できません。余裕を持って前日に済ます事にしました。
手続きをするDB旅行センターは、緑の窓口のようなものですが、並ぶのではなく順番カードを受取って呼ばれるまでソファーで座って待ちます。銀行や郵便局の窓口と一緒ですね。
呼ばれるまで10分少々かかりましたが手続きはすぐに終わりました。
予約してあるホテルに向かう前に鉄研三田会の面々が泊まっておられる駅前のホテルを訪ねましたが、残念ながらお出かけでした。今回は中々ゆっくりとお会いできず仕舞いでした。
▲ 20:29 我々のホテルは駅から徒歩約15分にありました。
宿泊したLeonardo Hotel Manheim City Centerの室内です。ベットは広く、バスタブもあって快適でしたが、Wifiは有料です。これで1部屋93€(朝食付き・約13,100円)は、ドイツでは標準的な料金です。
▲ 20:52 夕食は、マンハイム駅からホテルへ向かう途中で「日本人?、私は日本が大好きです。」と声をかけてきた、自転車に乗ったどこか怪しげなお兄さんに紹介してもらった日本料理もあるアジアレストランに行ってみました。メインは寿司なのですが、ご覧のようにメニューから見ると、マグロで5€(約700日本円)、他も540~640円と結構します。写真からは回転寿司程度に思えますので、年金生活者にとっては高すぎます。うどん、天ぷらとアジア料理にしました。
明日は朝にマンハイムを出発してハルツ狭軌鉄道へ向かいます。乗換待ち時間を含みますが、約5時間のドイツ鉄道乗り鉄旅です。ワクワクの就寝となりました。
Part14へ続く