▲ 22:15 主役 ようやく夕闇がやってきました。扇形機関区に並んでスポットライトを浴びる01型蒸気機関車3兄弟は、ダンプスペクタクル2014の主役です。
【DATA】 ズーム98㎜ F5.6 1/10秒 ISO3200 露出モード;マニアル 手持ち撮影
第6日目 5月30日
今日は01型蒸気機関車のワンマンショーです。118、150、202号機が走り回りますので追っかけですが、昨日分かったように予想以上の高速走行です。場所を絞り込んでの撮影にならざるを得ません。朝1番の撮影地は、昨日同様に朝焼けを期待してのハスロッホ~ベール・イグゲルハイムの直線区間です。今日は通過時間が9時台と遅いのでホテル1階のパン屋レストランでコーヒーを飲んでの出発ですが、撮影現場には約2時間前到着と連日の1番乗りを果たしました。
▲ 7:22 撮影地① 昨日と違っては天候で、全体に重たい色の雲が空を覆っています。ただ東の丘のわずかな部分にだけ雲が口を開けていました。その開いた雲間からの朝焼けを浴びて425系近郊電車が走ってきました。
今日は、まだ紹介していない列車編成2点をご覧ください。
▲ 7:28 新車を運搬する車運車シムの長大編成を牽引して185型電気機関車024-7号機がやってきました。185型は1997年から量産されたボンバルディア製の TRAXX シリーズ貨物用中形機関車です。出力4200kw、最高速度140or160km/h。
▲ 8:57 2階建て客車、プッシュプルトレインの牽引機は111型旅客用電気機関車169号機。軸配置Bo’Bo ‘、連続出力3620kw、最高速度160km/h、1974~1984年まで227両が製造されました。ボンバルディア社製の2階建て客車(Doppelstockwagen)の運用は結構多く、普通列車でも快適な旅を約束してくれます。展望の良い車窓を味会うために今回の旅ではよく利用しました。
▲ 9:25 待つ事2時間余り、ようやく01-118号機が牽引する列車がやってきました。第2次世界大戦後は東ドイツにいたためにデフ等、原型を留めています。
▲ 9:50 続いては01-150号機の予定だったのですが、41-360号機に代わっていました。それでも爆煙を吐いてのサービスです。
▲ 13:37 撮影地③ 後方のヒルシュホルン(Hirschhorn)通過後はトンネルを抜けてネッカー川対岸の町、エルスハイム(Ersheim)を横に見ながら驀進する01-202号機牽引列車。
昨日同様の高速でした。天気が良くないので、俯瞰撮影はパッとしません。日中でも16℃と肌寒く爆煙も期待できたのですが・・。
▲ 14:33 給油とコーヒータイムを合わせて、ガソリンスタンド内のコンビニで休憩です。
コーヒーは一杯1.5€(約210円)、ちょっと高いかなぁ・・です。
▲ 15:24 撮影地④ イベント列車の折り返し駅、ハイルブロン(Heilbronn)駅に到着しました。
国鉄駅に隣接したトラム駅はお洒落なガラス天井屋根です。こんなエントランスが用意されているなら自然とトラムに乗って見たくなりますね。
ここはドイツでもトラム運営に積極的で大成功を収めているモデル都市の1つです。また乗車した時に詳しくご紹介しようと思いますが、総延長は何と約400キロ、ICEが最高速度200km/h強で走る鉄道本線にも乗り入れています。
この世界中からの視察団が絶えない交通機関は、カールスルーエ交通連盟 (KVV :KarlsruherVerkehrsv erbund GmbH)です。詳しくは、インターネット記事をご覧ください。
”トラムと車が共存する未来”は、こちらです。
15:30 ホーム停車中か機関区での01型蒸気機関車を撮影したいのですが、ホームには客車だけで、機関区を探すも広くて見つかりません。
他の日本人の方も狙いは一緒のようで、お会いしましたが我々同様にダメなようでした。
▼ 16:45 撮影地⑤
再び古城街道を走りヒルシュホルン(Hirschhorn)に戻りました。駅の横断道路橋からの撮影です。
▲ 18:21 シックな駅舎にリニューアルされたホーム、バックの山には古城と現場での雰囲気はとても良いのですが、カメラアングルにはまとめられません。上手くまとめられる腕がないと言った方が正解ですが・・。
▲ 18:30 01-202号機が来た時は電車と被ってしまいました。
▲ 19:57 撮影地①に戻っての撮影です。するとあろうことか複線を利用してのICEとの並走が待っていました。
しかし残念ながら我々の待っている前で、01-202号機は止まってしまい並走にはなりません。事前に分かっていれば・・、撮影ポイントが違っていたのですが・・。しかし複線とはいえ、優等列車や貨物列車もひっきりなしで走っている、れっきとした本線です。日本でいえば東海道本線の上下線を両方とも一方通行にしての運行です。台湾鉄道でも日常的に行われていて驚きでしたが、ドイツでもアリなんですね。びっくりしました。
▼ 20:20 撮影地⑥
機関区のあるノイスタット駅に着きました。機関区へのルート途中には駐車場がないのを先日確認していますので、駅前駐車場に車を置いて徒歩で向かいます。
入口で入場料を支払って入りました。
▲ 20:55 まだちょっと不揃いですが、並んだダンプスペクタクル2014の出演者たちです。
▲ 01-118号機と今日は体調不良になった01-150号機。202号機はまだ外です。
▲ 左から41-018号機、41-360号機、52-4867号機、52-8134-0号機の面々です。
▲ 20:58 右にV100-2299号機も並んでのショットです。
▲ 01-202号機は機関庫外の点検スペースでファンに囲まれています。
▲ 国内外から訪れたファンは、機関庫に全車が揃うのを待ちます。日本からの鉄ちゃん数10人(40~50名ぐらいかな・・?)も全員揃って待たれています。予定では22時までのショーでしたが、01-202号機の準備が遅れて押してしまいました。
▲ 22:12、ようやく揃いました。全員汽笛の合唱で機関区でのショーが終わったのは20:20を過ぎていました。
▲ 今日の撮影軌跡です。走行距離は約400キロです。今日もよく走りましたね。
今日もホテルの部屋に戻ったのは23時をとうに過ぎていました。いよいよ体力勝負の撮影旅になってきました。ベットに入ったら瞬間芸の就寝でした。 Part11へ続く
デカンショまつり号です。
ドイツのSLの並び、驚きです。
正に、圧巻です。
機会があれば、是非行きたいところですが、会社勤めですのでなかなか難しいです。
定年になったら、行きたいです。
ところで、ドイツまでは、足を延ばせませんが、台湾の集集線で今年も南投火車好多節が開催され、7/13・19・26・8/2・16・17にSLが走ります。
7/13と8/17は、二往復。その他は、一往復のようです。
私と所沢新都民さんは、7/18~7/21に訪台し、7/19に撮影予定です。
よかったら、いかがですか?
あまりに急ですが・・・
デカンショまつり号様、お誘いいただきましてありがとうございます。急なのは私も一緒で近場の予定を決めるのはいつも早くても1週間前です。多分、大丈夫です。参らせていただくつもりで、航空券の手配をやってみます。ホテルの手配ですが、どうされておられますか?
ぶんしゅう様
デカンショまつり号です。
私のほうは、
7/18 JL805 NRT1115→TPE1405
7/21 JL804 TPE1250→NRT1710でおさえています。
7/18のJL97 HND0850→TSA1130
7/21のJL98 TSA1420→HND1820をキャンセル待ちしています。
新所沢都民さんは
7/18 CI223 HND0710→TSA1000
7/21 CI220 TSA0900→HND1255の予定です。
ホテルは、いつも現地に着いてからの手配です。
7/18は、台北で合流。台中に移動ののち台中泊
7/19は、早朝西部幹線撮影ののち、二水に移動。集集線で南投火車好多節のSL一往復撮影後、高雄に移動し、高雄泊。
7/20は、高雄を0630くらいに出て大麻里に移動。大麻里付近にて終日撮影。
枋寮行普快3672の旧型客車撮影後、新左営に出て、新幹線で台北へ。台北着22時過ぎか、台東に出て、台東2230 呂光655次 台北0520に乗れればと考えています。これには商務車が連結されているので、取れたら乗りたいと思っています。
台湾の鉄道は、7/16にダイヤ改正されていますので、注意が必要です。
DR2700は、7/15に特別列車が運転されるようですが、それ以外は、運転されていないようです。
デカンショまつり号様
マイレージで切符を用意していますが、前乗りで17日か同じ18日にするかは思案中です。老人なので、海外の場合は身体を慣らしておかないとご迷惑がかかります。14、15日もアリなんですが、DR2700のダイヤがお分かりでしたら教えてください。
台中でお会いできればと思っておりますが、どこでお会いできるかですね。ホテルを決めていただければと思いますが・・。