七夕電車

広島電鉄では 毎年恒例の「七夕電車」が今年も6月27日から7月7日まで運転されるとのことで、7月4日夜遅く 見に行きました。今年2月の新車1000形が使用され 1001(PICCOLO)が「ひこぼし号」、1002(PICCOLA)が「おりひめ号」となっていました。
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豪雨の中 江波からの1001「ひこぼし号」が横川駅に到着です。
当日は大雨警報が発令されJRはかなりダイヤが乱れていました。

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横川駅に停車中の同車です。折り返し広電本社前行きとなります。
せっかくなので乗車してみました。

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車内はきれいに飾り付けがされています。きれいです。

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地元の幼稚園児の手作りの短冊や装飾できれいに飾られています。
夜遅いため乗客も少なく ゆっくりと新型車の乗り心地を広電本社前まで楽しみました。途中で1002「おりひめ号」とすれ違いました。

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小康状態の雨の中 広電本社前で折り返しを待つ1001号です。ひこぼしと星空のラッピングがされています。その後豪雨の中 横川駅へと走り去っていきました。
1002号を待ちましたが 夜も遅いため車庫に入ってしまったようで来ませんでした。
翌朝 少し時間が有りましたので 明るい中で待つこととしました。

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朝早く 原爆ドーム前へ行くと1002「おりひめ号」がやってきました。定番撮影地での1002号です。広電本社前発 横川駅行きです。かわいい「おりひめ」のイラストが付いています。
アニバーサリーレッドと言われるこの車両の色は なかなか写真写りがむつかしいですね。

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十日市町に停車中の1001「ひこぼし号」です。
きれいなラッピングの電車です。晴れるとまたきれいな色になると思いますが 梅雨の曇り空の朝でした。
京都、大阪、神戸、福岡からの電車を始めさまざまな電車が行き交う広島は 見ても、乗っても楽しい所です。
犬伏

オーストリアのたび(その1)

6月12日~20日までオーストリアに行ってまいりました。HPを見ていて、オーストリア政府観光局のサイトに「ノスタルジーSLのたび」というページがありオーストリア各地に残るSLの情報が出ていたのがきっかけです。それに加え別のサイトにはオーストリアの保存鉄道、登山鉄道、狭軌鉄道などを紹介したものもあり、興味がわいてきました。オーストリアは小さい国でちょうど北海道と同じくらいの大きさですが、限られた日程ではそんなに多くを廻ることができず、ウィーンからインスブルックへの幹線に近いところに絞って訪問しました。

シュタイヤタール鉄道

ここはAustrian Society for Railway History(ÖGEG)と言う団体が運営している保存鉄道で、1974年にリンツで発足しました。標準軌のアムフェルバング機関車公園、狭軌のシュタイヤタール鉄道、ドナウ川を航行する外輪船の3つの部門からなっており、今回訪問したのはシュタイヤタール鉄道です。ここはオーストリアで一番古い760mmゲージで、1889年に開業、1982年に廃止されましたが1986年にÖGEGが引き継いで保存鉄道として復活しました。現在6月は日曜のみ、7月から9月は土日にシュタイヤーからグリュンブルグの約17kmの間を1時間かけて、最大3往復運行されています。 続きを読む

速報!E653系「いなほ」と金町界隈の貨物列車

25-6-29 EH500-22 土浦貨物
北松戸を通過するEH500-32牽引の土浦貨物/ (25-6-29)

 E653系「いなほ」
6月29日土曜日、所用で松戸まで行った帰り、土浦貨物が来る時間帯であったので北松戸で撮影後、暫くすると上り快速線を見慣れぬ色のE653系が通過した。先頭方向は下りの緩行電車に被られてしまったが、何とか後追いで撮影できた。
25-6-29 いなほ回送

E653系は、3月16日のダイヤ改正で「フレッシュひたち」から引退後、一部の車両は修学旅行臨や臨時列車に使用されているが、7両編成は8編成全部が順次「いなほ」用に改造される。
この車両は元「K301」編成で、2月28日に郡山総合車両センターに入場して改造工事完了後、6月25日に一旦元の勝田車両センターに回送され、29日に上野駅経由で新潟車両センターに回送された。
E653系は元々寒冷地仕様で製作されているため、改造工事の主体は車内のリニューアルと下り向き先頭車のグリーン車化である。
第2陣として6月4日「K302」編成が郡山総合車両センターに入場した。

4本ある4両編成はいわき~仙台間の特急に転用される予定であったが、東日本大震災で常磐線不通区間の復旧の目途が立たないため今後の動向が注目される。

修学旅行臨/上:(25-6-4) 金町 下:(25-6-1) 馬橋
25-6-4 653金町
25-6-1 e653馬橋

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2013年 春の中国鉄路の旅 Part24 北満一人旅 その7 大連の路面電車2

第24日目 5月24日
① ホテル5:30(徒歩)→8:50春海街(路面電車)9:00→9:45大連火車站

② 勝利橋12:03→12:08世紀街13:30→13:57市場街
② 市場街15:00→15:08大連火車站15:18→15:36世紀街20:30→20:55大連火車站
③ 大連21:52(T261次)→7:30哈尔滨

今日は夜行列車で哈尔滨へと向かいますが日中は大連の路面電車の撮影です。撮影地は昨日の反対方向にしました。朝夕は車の通勤ラッシュで路面電車撮影は難しくなりますので、早目の出発です。
00_201路線図02_イベント2
5:30、大連站前からは徒歩で向かうことにしました。

朝から威勢の良い太鼓の音が聞こえてきます。電車通りに面した電気屋さんの前で同じ紅い服を着た10数名のおばちゃま達が元気よく太鼓を叩いておられます。電気屋さんのイベントの予行演習なのでしょうか、面白そうなのでしばらく見学しました。
02_イベント100_駅名104_火車駅~勝利橋1▲ 5:57、駅前の電車通りのお店は早餐です。横を大連站前に向かう2267号車が走り抜けていきます。

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近鉄6201系

関 三平氏は大の近鉄ファンと思われる。
今まで登場した近鉄の電車は、モ2303、モ1→モ200、モ6800ラビットカー、モ5201、モ6601、モ5805、10100系ビスタカー、そして今回の6201系、次のモ5621形、奈良電のクハボ600とデハボ1200を加えると11形式に及ぶ。
特に興味深いのは、南大阪線が4形式あり、近鉄の中でも南大阪線がお好みなのであろう。近々モ5821形「かもしか号」が登場するかも知れない。

元伊勢電の車両は今回が初めてで、関 三平氏の解説の通り、昭和3~4年にかけて、M車2両(改番後のモ二6201、6202)、T車6両(改番後のク6251~6253→サ6251~6253、ク6261~6263→サ6261~6263)新製され、イラストの通り窓上にはアーチ形の飾り欄間が設置され、ステンドグラスがはめられていた。
車内はロングシートながら扉横の柱の上部に彫刻がされている等凝った作りであったが、欄間は戦後鉄板張りになり、車体更新時になくなってしまった。
モ二6201形
昭和3年12月日本車輌製で、制御器の相違から当初形式はデハ二201形とデハ二211形に分けられていた。7年に記号を変更してモハ二になり、16年3月関西急行成立時の改番で実質的に同じであることからモニ6201形に統一され、モハ二201がモ二6201、モ二211がモハ二6202に改番された。
昭和34年名古屋線改軌時に改軌されたようであるが、36年に伊賀線に転属となり、主力車として活躍した。49年6200番代を南大阪線の新型車に譲ったため、モニ5201形に改番されたが52年3月廃車になった。

モニ6201/上:(48-4-8)下:(46-1-24) 上野市
伊勢電の電動車は乗務員室扉がないのが特徴であった。上の場合は荷物室扉から出入りすればよいが、下の場合は客室扉から出入りしなければならず不便であったと思われる。
6201 48-
My beautiful picture
モニ6202/(48-4-8) 上野市
My beautiful picture

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2013年 春の中国鉄路の旅 Part23 北満一人旅 その6 普蘭店駅、大連の路面電車

第23日目 5月23日
① 普蘭店10:15(2728次)→11:23大連
② 大連火車站(路面電車)13:54→14:15興工街

今日は復州湾塩場ナローを撮る予定でした。しかし是非に撮りたかった路線が運休となっていましたので、2日早くに大連に向かい路面電車撮影に切り替えました。

地図路線名・駅名_1
01_切符1
列車は普蘭店に来た時に乗車した2728次が時間的にも良かったので選択しました。
大連までの所要時間は約1時間です。
02_普蘭店時刻変更

昨日切符を買いましたが、切符売り場内には5月15日時刻改正についての公示が張り出してありました。
中国鉄路ではこんな風に公示されますが、見てみますと公示は5月9日と約1週間前です。日本では考えられませんね。

哈大旅客高速鉄道についても冬期最高速度200km/hから夏季300km/hへとスピードアップしたようで、5月25日からは増発もされていました。
01_哈大高速鉄道ダイヤ1▲ 哈大旅客高速鉄道(大連~哈尔滨西)の時刻表です。日本の新幹線駅では当たり前に掲示してありますが、中国鉄路で一覧になった時刻表を見るのは初めてでした。
※ 詳しくご覧になりたい方は、上の時刻表を一旦デスクトップにドラッグ&ドロップしてから開けて見てください。詳細が分かります。

また、大連北站へのアクセスが悪いので大連発着があればと思っていましたら、1/3は大連発着になっていました。これは便利になりました。そして新たに北京~大連の動車が設定されています。時刻表には載っておませんが、これ以外にも北京・天津~瀋陽・長春・哈尔滨西の動車があります。

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