「大津歴博だより」No.116より

クローバー会々員諸氏には、先に事務局貝塚殿からご案内メールが配信されているかと思いますが、来る10月1日から12月1日までの2ケ月間にわたって大津市歴史博物館で開催されるミニ企画展「江若鉄道 ~思い出の品々~」に総本家青信号特派員氏、貝塚氏と私が協力させて頂くことになっています。この度 8月31日発行の「大津歴博だより No.116」が送られてきました。その中で、いつも大変お世話になっています木津勝学芸員殿が 過去3回同館で開催された江若鉄道関連の展示の振り返りとともに、4回目となる10月からのミニ企画展について記事を掲載され、我がクローバー会についても言及して頂いていますので、ご紹介しておきます。

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江若鉄道ジオラマ、雄琴温泉で展示さる!

P1090428sy本日から「琵琶湖グランドホテル」で公開・展示された西村さん制作の江若鉄道ジオラマ浜大津・三井寺下ブロック。過去のスカイプラザ展示での感動が甦ってくる。車両もフルラインナップで展示、また江若鉄道関係の資料も閲覧できる。

以前に大津の86さんから報告のとおり、西村雅幸さん制作の江若鉄道ジオラマ浜大津・三井寺下ブロックが、「大津百町大博覧会」の旧大津市公会堂会場でメイン展示されました。多くの来場者が訪れ、去る4月14日に幕を閉じました。会場では、来場者が感想や思い出を書いて自由に貼り付けることができます。そのコメント数が、群を抜いて多かったのも、その人気ぶりが伺えました。

そして、この浜大津・三井寺下ブロックが、そっくりそのまま雄琴温泉「琵琶湖グランドホテル」で展示されることになり、当特派員も、さっそく本日朝の9時に同ホテルに参上し、様子を見てきました。

ことの発端は、クローバー会のtuuyanの高校時代の友人である、別の雄琴温泉の旅館業の方から、「琵琶湖グランドホテル」での展示を勧められたものです。同ホテルの社長さんは、江若鉄道沿線で生まれ育ち、江若鉄道には人一倍の思い出を持っておられ、しかも、鉄道模型にも造詣が深い方と、管理・展示していただく相手としては申し分ない方で、西村さんも、この申し入れには二つ返事で快諾。大津市公会堂での展示終了後、雄琴まで運搬、tuuyan・大津市歴史博物館の協力も得て設置完了し、本日の公開を迎えました。

期間を限定しない、“半永久”展示であり、今後多くの皆さんに江若鉄道を偲んでもらうことが出来るでしょう。ここでも、クローバー会のネットワーク・協力が発揮され、浜大津・三井寺下ブロックは最高の舞台に収まりました。

P1090423syホテルのロビー奥の土産店に展示された。土産店の営業中は自由に見学できる。閉店中でも、奥のガラス仕切りを通じてロビーから見学できる仕組み。管理としては、言うことがない。なお、ホテル内には、湖西線を走っていた「雷鳥」485系のプレートがさり気なく飾られるなど、鉄道好きの社長さんのこだわりが見える。

P1090420sy場所は雄琴温泉街の琵琶湖側、JR湖西線おごと温泉駅から歩いても15分程度、すぐ近くに江若鉄道の雄琴温泉駅もあった。展示場所としても、この上ない絶好のロケーションだ。tuuyan制作のトーマス9mmレイアウトもあり、子どもたちも大満足。

江若鉄道 三井寺下駅再現 その12

澤村氏に完成状態を見て頂けなくなったのが残念でなりませんが、工事も終わりに近づき、浜大津でのイベントに間に合わすことができる見通しがつきました。今まで作りためていた車両の塗装が完了し、あとは細かな調整、運搬準備、写真などの展示品準備を進めてゆきます。車両が全部揃ったので 三井寺下に並べてみました。蒸機4両、ディーゼル機関車3両、トレーラを含む気動車19両、客車10両、江若籍の貨車4両 計40両の他に 京阪石坂線1両、国鉄から借り入れの客車4両、国鉄貨車約15両 総勢60両ほどをレイアウトとともに持ち込む予定です。

三井寺下駅のほぼ全景航空写真です。満線でオハ4両が収容できませんでした。

もう少し近づいてみると、1118号機とホハ3両が留置線に、給油線にはキニ5がいます。その向こうの石坂線の踏切を204が通過中です。こうして見ると人が全くいないゴーストタウン状態で不気味。

本線上をかわいらしいキニ1と初代キハ14の2連が走行中。どんな色だったかわからないので 旧客車のブドウ色1号にした。(ピントが悪くてゴメンナサイ)

本線上にはキニ9+キニ13+キハ15+ハフ8が、隣の線にはキハ5121+ハ5010+キハ5122が、洗車線にはキハ52が見える。

機関庫線にはDD1352,DC301とC111,機関庫の奥には6号機、10号機が留置されている。気動車庫もキハ12などで満線状態。

 

最後に 浜大津寄りの疏水鉄橋側からの眺めを。運転会を考慮して本線を90°曲げた配置にしたが、実際には60°ぐらいのカーブで 石坂線ともっと接近する。

白髭駅は津田氏のアドバイスをもらって樹木を植えて完成し 背景画を書いているところです。高島町も完成しているので、見通しがついてホッとしているところです。

秋のイベントが済んだら、気が抜けたようになるのではと思い、次の計画も考え始めているところです。江若の延長戦で浜大津を作るとなるとHOゲージでは3線区間が再現できず、江若だけ作って京阪を作らないわけにもゆかず 行き詰まっています。非電化私鉄が第一条件ですが、DD1351がそのまま使える別府鉄道、両数が少ない北丹鉄道、オールドタイマーを作らないといけない加悦鉄道、大量の無蓋車が必要な片上鉄道、DD1352,キニ13、キハ12がそのまま使える岡山臨港鉄道、それともいっそ井笠鉄道・・・などと夢は広がります。みなさんからのご意見をお待ちします。

江若鉄道三井寺下駅再現(その8)

クローバー会総会、懇親会での久方ぶりの鉄分補給のせいか、翌朝も早くから目が覚めて 午後の浜大津での打ち合わせまでの時間を有効に使おうと 朝食もそこそこに湖西線の電車に乗り込む。湖西線の景色を見るのは初めてである。山科からトンネルを出て大津市内を抜けてゆくが 高層ビルが立ち並ぶ風景に驚く。江若廃止から もう50年以上経っているのだから当然の変化なのでしょうが、50年間 時計が停まっていた身には軽いショックでした。高島市駅付近を散策後、近江今津まで足を伸ばし、往時を偲ぶ。また湖西の景色を楽しんで大津京まで引き返して下車。ここから線路跡を浜大津まで歩くことにする。皇子山総合運動公園と皇子山中学の間の道を進み 三井寺下駅跡に近づいてゆく。すると見覚えのある土蔵が目に飛び込んできた。廃車になった貨車などの留置線横にあった蔵に違いなく、興奮する。写真を撮っていると 通行人から不審の眼を向けられる。蔵は少し改修されてはいるものの くぐり戸のある塀も当時のままで よく50年も残っていてくれたと感激。このあとゆっくりと三井寺下跡、疏水の鉄橋など思い出を確かめながら浜大津に到着。浜大津ターミナルや湖岸の風景の変わり様に改めて過ぎし年月を感じる。沖中先輩、福田氏と合流し 秋の運転会の打ち合わせに臨む。「浜大津なつかしの写真展と鉄道模型走行会」は一応 10月29日から11月3日までの6日間の予定となった。いよいよ話が具体化し、後には引けない状況となり工事にもはずみがつく。三原に帰って やはりあの蔵のことが忘れられず、3連休を利用して再現してみました。

平成23年4月24日撮影

昭和43年5月17日撮影

平成23年5月2日復元

というようなわけでまた一つ三井寺下の再現がすすみましたが、三井寺下構内に隣接した民家群をこの調子で再現するのは容易ではなく(日本家屋は瓦屋根を含め、細工が面倒で大変)、今秋とは言わずゆっくりと気の向くままに再現してゆきます。秋の運転会に向けて クローバー会の皆様には何かとお世話になりますが、よろしくお願いします。

江若鉄道三井寺下駅再現(その7)

車両の増備にうつつをぬかしていましたが、ようやく土木工事を再開し、三井寺下の敷地に線路の敷設を終えました。2個のカーブポイントを含む合計17個のポイントからなるにぎやかな配線です。まずは全貌が見える形になりましたが、我が工房の床を全面占領する大きさで 足の踏み場がない状態です。1次工事は済みましたが、これから17個のポイントマシンの自製、制御システムの設計、制御盤の製作、そして駅舎や車庫など数多くの建物の製作と これから先が思いやられます。無謀にも工事を始めたからには 開業の日を夢みて がんばることにします。敷地周辺の住宅地の雰囲気をどのように再現しようかと悩んでいます。1/80で仕舞屋風の民家を再現して作れば 立体的で最もリアルなのですが さすがにこれは自信と根気がなく 絵を書く案が有力ですが、これは平面的でかえって違和感を生じるかなどと考えているところです。
三井寺下構内1
三井寺下構内1
三井寺下構内2

三井寺下構内2

江若鉄道三井寺下駅再現(その6)

平成18年に大津市歴史博物館で開催された企画展「ありし日の江若鉄道」の資料を藤本先輩からお借りして 三井寺下付近の航空写真を虫メガネで見ながら建物の配置などを割り出しはじめましたが、先に作った設計図に間違いが多いことが判明。適当に妥協することにして 工事を進めることにします。建設工事は足踏み状態ですが、またしても浮気の産物として ホハ100型客車3両がほぼ出来上がりました。これで 時代考証的に SL1118やC111に牽かせる相手が出来ました。今回も湯口先輩の「丹波の煙 伊勢の径」の写真があったればこそ 製作意欲も湧き 再現できたと思います。ところで このホハ100の色は 後年のナハやオハと同じく緑色で良いのでしょうか?仮に違っていたとしても まだ緑色のマッハの塗料がたくさん残っているので 緑色に塗装するつもりですが・・・。さて 車輌製作は一時休止にして これからはレイアウトの方に励むことにしましょう。

1118牽くホハ3両(旧関西鉄道)

1118牽くホハ3両(旧関西鉄道)

江若鉄道三井寺下再現(その5)

当方も毎度お騒がせ致しております。レイアウトの工事が進まない代りに 蒸機が1両増えました。戦時中の昭和18年に入線した100号機で もと宇部鉄道100→省205→江若100という1B1サドルタンク機です。日本では数少ないバルカンアイアン製。昭和23年には神戸製鋼へ転出したため 江若鉄道では5年余しか在籍しておらず、我々には馴染みのないカマです。オークションに中村精密製のB1バルカンアイアンの完成品が出たので これを落札して入手。サドルタンクを煙突部分まで延長し、キャブは作り直してコールバンカーを短くし、先輪を取り付けたりして100号らしくなりました。この100号については臼井茂信著「機関車の系譜図」と牧野俊介著「岡山より汽車を求めて」に宇部時代の写真があり それを参考にしました。これで私の江若鉄道にはC111,1118、6,100の4両の蒸機が揃いました。今後蒸機を増備するなら ダベンポート製の1号機関車、コッペル製3号機、ボールドウイン製5号機といったところになるでしょう。車輌の増備より 早くレイアウト工事を進めろと株主から責められそうですので、あまり浮気はしないことにしましょう。

我が家の江若鉄道に仲間が増えました

8月3日にDD1352とオハ4連、8月15日にワフ450の写真をご笑覧頂きましたが、その後YAHOOオークションで天賞堂のDD13を手に入れて、江若DD1351に改造しました。改造前のDD13DD1352、オハ4連、ワフ450の塗装も終えたのですが、特にワフには江若の社紋がないと ただのワフにしか見えず、思い切ってオリジナルの江若インレタを特注し お化粧してやりました。今後の江若車両の増加を見越して いろんな大きさの社紋を作り、全車に貼って ぐっと江若らしくなりました。更にYAHOOオークションで珊瑚のキハ05キットを入手しましたので、これをキハ14に仕立てようとたくらんでいるところです。作りかけのオハ27 3両の完成がいつになるか・・・ 今年のスキーシーズンには間に合いそうにありません。車両ばかりでなく レイアウトセクションも作りたいと考えていて オハの留置されていた高島町駅を再現したいのですが、駅舎や駅構内の写真が少なく、行き詰まっています。諸先輩方で高島町駅の写真をお持ちであれば、是非お知らせ下さい。