クローバー会の福田 静二氏と西村 雅幸氏の全面協力による企画展が、大津市歴史博物館(歴博)で開催されています。
今回初めて登場した江若鉄道車輌の、原寸大モックアップ! (西村氏製作)
入場者が記念撮影できる、参加型のアトラクションです。
江若鉄道廃止間際の光景を捉えた福田氏の写真が、訪れた見学者の郷愁を誘っていました。
歴博は、江若鉄道の三井寺下駅の近傍にあります。入口には、西村氏の三井寺下駅のモジュールが展示されています。
(注)歴博の最寄り駅は、京阪石坂線の別所駅か、JR湖西線の大津京駅です。
2階ロビーに飾られた、白鬚駅のモジュール。
企画展の中心を飾る、浜大津のモジュール。
40~50歳台の親御さんが「昔は、こうやった」てな解説を、お子様にされていました。
初日から多くの見学者、テレビ・クルーや新聞社の取材などがあり、盛会のうちに第一日が終了しました。
なお3月14日(土)に福田氏の講演が予定されていますが、既に希望者で満席だと聞きました。
また3月20日(金)には「江若鉄道の痕跡さがし」、3月28日(土)には「思いでのなかの江若鉄道」なる企画も準備されています。しかし地域の関心や人気は高く希望者は事前に歴博へ、お問い合わせください。
会期は4月12日(日)迄です。お誘いあわせの上、ご来臨頂ければ幸甚です。
鉄鈍爺さま
さっそくのレポート、ありがとうございます。初日から、すごい熱気で、感動・興奮の一日でした。連日、準備やお世話に駆けつけていただいた鉄鈍爺さまには、感謝申し上げます。また、今日は、40年ぶりぐらいで、クローバー会会員と再会し、これも楽しいことのひとつでした。会員の交流の場を提供できたとしたら、こんな嬉しいことはありません。
浜大津での西村さんの努力、写真提供の総本家氏のバックアップがみのり、今回の大きな舞台、近江の地で脚光を浴びていること、老人は嬉しくてたまりません。こうした地域に根ざしたクローバー会の活動こそ、鉄道ファンにとって望まれる姿と思います。振り返れば我々が若いころ、鉄道現場のお邪魔虫であったかもしれませんが、今回の企画が恩返しの一端として受け止めて頂ければ嬉しく思います。その意味で大津市歴史博物館、大津市の関係部局が歴史の片隅であったかもしれない江若鉄道を晴れの舞台へ押し上げて下さった事、敬意を表したく思います。
同志社大学鉄道同好会クローバー会 乙訓の老人
総本家青信号特派員さま、乙訓の老人さま、コメントをありがとうございます。
京都新聞や朝日新聞の滋賀版で、写真入りの報道がされています。
14日には、懐かしい方々とお会いできそうです。