午前中は昨日ヤギ軍団と会った交換所から南東方角の橋を目指しました。途中にあった集落では線路際の小学校から全校の生徒たちが出てき拳をあげての熱烈歓迎です。純真無垢なたくさんの笑顔がありました。先生も授業を中断しての参加でした。

第7日目　8月8日

5：50　今日は5時半起きで朝食後直ぐの出発です。朝食バイキングの中で唯一食べられたお粥がまだ出来ておらず、トーストを少しかじっただけでした。

▲　7：40　スンボロ製糖工場（PG.Semboro)に到着。車庫で朝の木漏れ日を期待しましたがわずかでした。
9：06　交換所を通過して運河に架かる橋へと向かいます。

▲　9：27　目的地の運河に架かる橋での撮影です。ご覧のとおり、今日はインドネシアに来て１番の青空広がる快晴です。

▲　10：13　進んでいくと集落に出ました。家の前に集落を貫く道路併用軌道を蒸気機関車が走って行きます。

▲　10：15　チャーター列車を止めて撮っていますと、冒頭で紹介したように小学生の子供たちが我々目がけてダッシュで向かってきました。蒸気機関車が走るのは珍しく大好きなのか？
前回来た時にも遭遇しましたが、子供たちは小学生からおそろいの制服です。

▲　線路際にあった小学校です。校庭へと案内されての記念写真です。教室と図書室を見せていただきました。孫たちが学んでいる日本の学校のような教室内に空調はありませんが、整理整頓は良くできています。図書室は本がまだまだ少ないようですが綺麗にしてありました。

▲　11時過ぎまで付近で撮影後、バスで昼食レストランへと向かいました。

▲　昨夜夕食を食べるのに立ち寄ったレストランはビールがなかったので今日昼に行くことになっていました。途中で落花生さんより近くに国鉄線がある。丁度列車が来る頃です。行ってみませんかとのご意見をいただき向かいました。
12：22　よく保線整備された鉄路を9両編成の優等列車が高速でやってきました。落花生さんはこの地にはよく来ておられますので、国鉄線の列車時刻までよくご存知です。インドネシア語も流暢に話されますので、たくましい限りです。助かりました。

▲　東ジャワ料理の食堂です。ご飯が竹製の籠に入れてあるのは初めて見ました。麺料理の麺はインスタントです。ボリュームがない定番の料理です。

▲　昼からは工場の北東方向の橋へも行ってみたいと向かいましたが、廃線になって久しい路線で、雑草がぼうぼうでレールがあるのを確認しながらでした。途中でデルタ線での方向転換が出来ないようでSLが後ろから押しながらの推進運転です。

▲　15：24　撮影地③　Google座標；　-8.192440, 113.445251
とにかく行けるところまで行くとの方針で来ましたが、ここまでが限界のようです。ここから工場へ戻りながらの撮影です。

▲　撮影地②　バナナ林のジャングル地帯の走行です。中部ジャワ島の製糖工場も行きましたがこれほどのジャングル地帯を通ったのは初めてでした。

▲　少し集落が見えると、子供たちが走ってきて集まります。走ることが珍しい蒸気機関車とどこから来たのかカメラをぶら下げた外国人を見るのが娯楽のようです。

▲　16：48　撮影地；Google座標；　-8.200812, 113.446231
このトラス橋は工場にはいる時に通った川べりの道路から見えていました。サトウキビ輸送が鉄道からトラックへと替わり、もう使われることがなくなった路線ですが、何とか走ることが出来ました。

▲　17：36　撮影地④　Google座標；　-8.201535, 113.442027
昨夜と同じ撮影場所に来ての夜撮です。日が暮れて夜撮が出来るのは18時過ぎから、約30分撮り続けましたがギブアップ。空調の効いたバスに戻ってくつろぎました。　Part 12へ続く