毎度 新聞ネタで失礼します。三江線廃止表明から3週間ほどが経って沿線6市町での住民説明会が済んだようです。
住民側がいくら存続を希望したところで 廃止と決めたJRが心変わりする筈もなく 説明会や廃止容認表明という通過儀礼も必要かもしれませんが 代替えバスについての前向きな議論を早く始めれば良いのにと思います。
さて 今年は北海道はじめ各地で例年にない大雨による鉄道の被害が伝えられています。中国地方も同様です。
三江線や芸備線のような閑散線区で目が行き届かないのは仕方ないかと思ったりしますが、ショックだったのは天下の大動脈であるセノハチでも電車が脱線するという事故が起きたことです。幸い発生地点が踏切や道路に近かったため、重機も入りやすく比較的早く復旧しましたが 道路から遠い築堤だったりしたら長期不通になり 特に貨物輸送は大打撃を受けたに違いありません。国鉄時代ならセノハチが長期不通になったら呉線を迂回ルートとして目一杯使ったことでしょうが、今では線路容量面でも人的能力面からも全く対応できないでしょう。定期点検が2年に1回とか 民有地なら対象外いうのも驚きです。何事もないときは迅速快適に見えていても、ひとたび災害などが起きると「想定外」で済ましてしまう 実に脆弱な国土になったものだと思ってしまいます。
愚痴はこれくらいにして、こんな記事もありました。
もっと早くから募集はしていたのでしょうが 締切りまであと3日しかありません。廃止が決まった三江線や 廃止が噂される福塩線、芸備線が対象の 何とも力の入らないフォトコンテストですね。