沿線自治体での説明会が終わり、各自治体が鉄道存続断念の意思表示をして ようやくバスへの転換と鉄道廃止が決まりました。ただ新しいバス交通網の計画立案にはこれから約1年半かかるとか。世の中の変化のスピードに全くついてゆけていないと言うか、悠長なことです。
今までにも全国でイヤと言うほど国鉄、私鉄の路線廃止は行われてきましたが 各線区ともこんなに悠長な手順を踏んできていたのでしょうか。直接影響を受けない部外者、よそ者の眼でしか見ていなかったので 「また廃止か」ぐらいにしか認識せず、地元での動きを知らなかっただけなのかもしれません。あるいは スローペースの一因は 儲けにならない、利権を生まないこの手の話は地元のセンセイ方も避けて通りたいのかもしれませんね。
さて話題を変えて 先般ご紹介しました岡山支社の秋の臨時列車「ラ・マル しまなみ」の記事も載りました。
サイクリングを目玉にした列車で、スペースも限られるので自転車持ち込みが要予約なのは理解できますが、近江鉄道では日常的に自転車が持ち込まれていました。平成23年10月10日のスナップです。
多分近江鉄道以外でも行われているのでしょう。また自転車持ち込みに対する制約事項なども決められているのだろうと思いますが、料金を含め存じません。
混雑する都会では自転車持ち込みが難しいとしても、地方線区では自転車持ち込みがもっと普及しても良いように思います。車椅子やベビカー(バギー)の積み込みは一般的になり 違和感はありません。そのうち老人用の電動4輪車も乗せられるようになるのでしょうか。