癒しの島 台湾鉄道の2018年初秋の旅 Part7 帰国

第5日目 9月14日(金)

今回の訪台は9月4日に来襲した台風21号で関西空港は大きな被害を受け、JALやANA等の主要便が使用する第一ターミナルは浸水・停電して使用できなくなりました。ただ往路は前回と同じく無傷だった第二ターミナルを使用するLCCのピーチ航空を予約していました。第二ターミナルは、連絡道路橋の走行が再開された9月7日から一部が運航ができるようになり、台湾便は前日に運航再開となり出発の9月10日には無事フライトになりました。ラッキーでした。

台湾での撮影も職員輸送列車新幹線とのコラボに成功、また南迴線ではラッキーにも初めて貨物列車の撮影が3回も出来ました。高雄地下化直前の4泊5日の短い訪台でしたが成果は十分、大成功でした。今年は11月にも行く予定でしたがマイレージのチケットはキャンセル待ちが続き結局、断念しました。来年は2月にEMU100系が、3月にはDR2700系が走りますので連続で訪台予定です。

▲ 8:00 今日は高雄空港からクモハ73106んと一緒に成田経由で帰国します。宿泊したJホテル(高雄家和商旅))で軽く朝食をとった後、高雄MTRへと向かいました。▲ 8:10 高雄站改札口に設置されています無料入場券発売機です。高雄站には表站と裏站を結ぶ自由通路が設置されていませんので往来しようとする利用者はここで無料入場券を受け取ってホーム陸橋を行くことができます。私が知っている限り台湾で無料入場券発売機が設置されているのはこの高雄站だけと思います。
現在進められています高雄站地下化が完成しますと新たに自由通路が設置されますのでこの販売機も不要になります。
これから乗車します高雄MTRの乗車口は裏站にはありませんので一旦表站に出てMTRの地下駅に下りなければなりません。

▲ 8:14 陸橋を渡って表站の1階コンコースに出ました。地下站が完成すればここの機能も移転するのでしょうね。

▲ 駅前広場からはエスカレータで地下1階に下ります。ここには台鐡のコンコースとなる広い吹き抜けの空間がありました。まだ未完成で全体を見る事はできませんが改札口への通路には発車時刻表が設置されていて既に案内表示がされていました。

▲ 地下1階コンコースからMTRへの連絡はエスカレータが設置され出来上がっていました。MTRコンコースは、以前とは様相が一変しています。

① 高雄車站 8:23(MTR)⇒8:43 高雄国际机场站

▲ 8:27 MTRに乗って空港に向かいます。
通勤通学のラッシュ時です。車内におられる若い人は日本と同じようにスマホを見ながら乗車時間を過ごしておられます。
ちなみに地下を走っていますがWifi環境は完備されていて車内でも駅構内でもネットを利用できます。

▲ 9:00 チェックインと出国審査もわずか20分弱でスムーズに終わりラウンジに入って搭乗前をくつろぎます。同行者も1名は一緒に入れますのでクモハ73106さんをお誘いしました。

▲ 9:01 台北桃園空港と変わらぬ広さのラウンジです。軽食も十分用意されていましたのでビールを飲みながらしっかりと味会いました。

▲ お目当ての小籠包はなかったのですが代わりに蒸餃子や焼売が用意されていました。

② 高雄 9:30(JL812)⇒14:10 成田 16:55(JL3005)⇒18:10  伊丹

▲ 受け取った搭乗券です。今回高雄からの復路は台風被害にあう前からJALに決めていました。また、まだ台湾線のビジネスクラスに搭乗したことはなかった(食事はエコノミー同様で座席はビジネスクラスは一度あり)ので一度はどんな機内食が提供されるのかを経験してみたいとマイレージで予約しました。エコノミー往復の20,000マイルより高い24,000マイルが必要でしたが、たまには良いかなと思いました。

高雄空港から関空行きは運航されていませんので成田経由です。関西空港の第一ターミナルとA滑走路の再開(JALは国内線のみ)が始まったのは9月14日からでしたので、もし台北から関空への便を選択していたら大津の86さんと同様に成田への臨時便となって大変だったでしょうね。ラッキーでした。

▲ 11:08 ビジネスクラスの楽しみは吟味された日本酒です。今日は山口県萩市の澄川酒造場の「東洋美人」純米大吟醸と福岡県久留米市の 山口酒造場の「庭のうぐいす」純米吟醸です。2本とも美味しくいただきお土産にもう1本づついただきました。

▲ 11:17 期待の機内食は残念ながらハンバーグでした。やはり近距離の国際線です。欧米行きのビジネスクラスとは違って豪華さはありません。

▲ 13:40 ウトウトしていたらもうすぐ成田空港に到着です。早くに着いたので成田での接続待ちは約3時間です。ラウンジに入ってビールを飲みながらゆったりくつろげば直ぐに時間が経つとトランジット手続に向かいました。

▲ 14:10 成田では伊丹行きにトランジットです。入国審査が終わってから国内線カウンターへ行きますと予約した 16:35発のJL3005ではなく、「台風21号被害対応で設定しました14:55発の臨時便JL4591に空席がありますがいかがですか。」と、案内を受けました。1時間半も早く帰れるとは大歓迎です。即決でお願いしました。
JL4591の機内は100%とは言えない搭乗率でしたが私と同じように海外からトランジットされた方ばかりでした。

③ 成田 14:55(JL4591)⇒16:45 伊丹

▲ 16:50 改修が進む到着のバゲインクレームで預け手荷物を受け取って一安心です。

④ 大阪空港 17:13(大阪モノ0レール)⇒17:36 南茨木
⑤ 南茨木 17:43(阪急)⇒17:50 高槻市 17:52(快速急行)⇒18:00 長岡天神

18:24 長岡天神駅からは徒歩で帰宅です。いつもながら迎えに来てくれた亡き妻を偲びながら仏前に直行、旅の無事を報告で終わった旅でした。

「癒しの島 台湾鉄道の2018年初秋の旅」をこれで終わらせていただきます。ご覧いただきましてありがとうございました。
次の旅はボンネットバスマニアの亡き丸谷さんと一緒に何度も行きました中國の興隆森林鉄道を来年1月に訪問します。今回は中国ナローゲージファンの一路順風さんに同行して参ります。久しぶりの中国です、また紀行記を掲載投稿させていただきますのでご覧ください。よろしくお願い申し上げます。

 

 

『2019年 凍てつく大地への旅』 へ続く

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