43年前の神戸電鉄


菊水山駅を通過するデ109+デ105 (昭和43年4月20日)

神戸電鉄を初めて訪れたのは現役時代の昭和43年4月20日で、2週間前の4月7日に開業した神戸高速鉄道の見学も兼ねていた。午前中に菊水山と鈴蘭台で撮影し、午後は山陽電鉄に移動して電鉄須磨~須磨浦公園間で撮影した。
当日撮影した車両の画像で当時を偲んでいただければ幸いである。

デ109+デ105(デ101形)
デ1形とデニ11形(共に昭和3年日本車輌製)は既になく、翌年増備されたデ101形(101~110)が最古参であった。1形との相違点は車長が僅かに長くなり、台車がD16に変更された程度である。

 

デ202+ク151(デ201形)
昭和23年から24年にかけて川崎車両で201~208の8両が作られた。デ202の後ろに連結されているのは元神中鉄道キハ51(昭和11年日車製)のク151である。

 

デ211+デ212(デ211形)
昭和26年三木線延長時に川崎車両で211~213の3両が作られた。

 

ク131(ク131形)
戦時中の昭和18年に元神中鉄道キハ33、34(昭和11年日車製)を購入して制御車に改造した。

 

デ302+デ301(デ300形)
昭和35年川崎車両で作られた神戸電鉄初の高性能車で、301+302、303+304の2編成作られた。座席は扉間クロスシートであったが、昭和46年に3扉ロングシート化が行われた。

 

デ312+デ311(デ300形)
前述のデ301~304の増備車として昭和37年川崎車両で311+312、313+314、315+316の3編成作られた。前面貫通、座席がロングシートになったため、車号を311以降に付番した。

 

デ861、デ864(デ860形)
昭和41年から43年にかけてデ1形、デ101形の主要部品を流用して作られた車両で、新製車と同一スタイルのため素人目には新車に見える。861~865の5両が作られ、861~864が両運、865は神戸向きの片運であるが、有馬側に簡易運転台が設置されている。

デ1002+デ1001、デ1006+デ1005(デ1000形)
昭和40年から43年に作られた高性能車で扉が両開きとなった。1001+1002のように2両ユニットになり、5編成10両作られた。

 

デ1051(デ1050形)
デ1000形ユニットのラッシュ時増結車として1051~1058、1060、1062、1064の11両作られた。奇数車が有馬向き、偶数車が神戸向きの片運車であるが、反対側には簡易運転台が設置されており、ヘッドライト、尾灯も付いている。

 

ED2001
昭和24年三菱重工三原工場で作られた電気機関車で近々引退が噂されている。これ以下の画像は10年後の昭和53年4月23日道場南口駅での撮影である。

 
トム521
製造年、製造所は不明である。車端に控室が設置されており、ワイパーが取り付けられている。

 
トム621
昭和22年若松車両製。

 

バス
電車から「西日本車体工業」のカマボコ形以前の旧ボディーのバスが停まっているのが見えたので途中下車して撮影した。バス部門は平成10年9月30日に「神鉄バス」に分社化されている。
兵2あ2709
38年式MR470、車体は西日本車体工業である。「神戸ナンバー」の前は「兵ナンバー」であったことがわかる。「兵ナンバー」はその後「神戸ナンバー」と「姫路ナンバー」に分かれた。

 
神戸22か1318
52年式B805Lで車体はクレハである。

1 thought on “43年前の神戸電鉄

  1. 哲男さん、追加投稿ありがとう。京都へ帰ったのが1966年。その3年後から10年ばかり仕事で福知山線沿線とも関係が出来た。三田に仕事で出張した時、外部塗色が旧型車に及んでいるのを知りびっくりした。それから三田に立ち寄るたびに観察していたが、新車の増加が速いのを裏六甲で知った。先に湊川から有馬温泉に向かうようになったと述べたが、ある時、鈴蘭台~菊水山間線路移設を知り、菊水山で下車した。駅周辺には何もない。次の電車まで1時間、駅周辺を散歩したが、一体何のための駅だったのかご存知の方、教えてほしい、
    次いで訂正を一つ、写真211号の撮影位置は地形図B地点である。最終のカラー写真1102号、行き先表示がないが、運転台右窓上に「長田」とある。阪神大震災のため長田折り返しの時で、記憶ではGW・5月4日に長田・丸山間を歩いた時であった。本社から応援要請を受け、住宅の復興工事の見積もりのため赴いた帰路のことであった。コースは福知山線経由で現地に赴いた。

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