北の大地への旅 2024年秋  Part1 旅立ち

今年の京都の夏は今迄でも最も暑い毎日が続きました。76歳を迎える高齢者にとっては日増しにこたえてきますのでクーラーの効いた自宅から出るのはスーパーへのビール買い出し程度で珍しく青春18きっぷも購入せずで終わりました。
秋になれば旅に出たいと思っていましたらいつも台湾へご一緒させていただくクモハ73106東ウラさんが先輩の準特急さんを同行されて北海道に行くとの情報が入りましたので是非に同行させていただきたいとお願いしました。同伴者はもう一人、昨年に準会員になられたNETさんを含めての4人での同行旅です。NETさんとは2017年夏のサハリン訪問以来の旅になります。

第1日目 9月26日

① 長岡天神 8:24⇒8:56 十三 9:01⇒9:19 蛍池 9:26⇒9:29 大阪空港
② 伊丹空港 11:35(JAL2005)⇒13:30 新千歳空港
③ 新千歳空港14:30(とかちミルキーライナー)⇒17:10 帯広駅前

【 北海道へは無料のJALマイレージポイント利用 】
東京からお越しの3人方とは帯広での合流です。伊丹から直接に参りたいのですが直行便はありません。羽田で乗換もありますが当日は早朝便で皆さんは来られますのでこれもなく、乗って行きたい鉄道で行くなら約13時間余りの所要時間が必要です。時間は暇ですので問題ありませんが、運賃は 41,570円と飛行機の正規運賃よりは安いものの格安航空券と比較しますと高いものになってしまいます。
貯めていましたJALマイレージポイントがありますので伊丹⇒新千歳までの必要マイルを検索しますと、セールス中で普段はエコノミークラスよりも高いJクラスで9,500ポイントの空席が見つかりました。空港使用税は710円のみで、ほぼ無料で利用できます。即決で決めました。  

8時前には自宅を出て、阪急、大阪モノレールと乗り継いで 9:25 定刻に伊丹空港に到着。フライトまで十分な時間がありますので、さくらラウンジに入って朝から生ビールを飲み続けて待ちます。
11:20 搭乗開始、ほご満席でのフライトでしたが、2列目のJシート席とあってゆったりと着席できました。覚えているのはフライト後の5分ほどで後はビールが効いたのか爆睡、気が付いたのは道内上空に入った着陸10分前でした。
13:30、指定されたオープンスポットにはまだフライト前の航空機がいたために10分ほど待機状態後、ボーディング・ブリッジに向かえました。

【 新千歳空港⇒帯広はリムジンバスを利用 】
前回来た時は迷わずJRのおトクなきっぷを買っての鉄道利用でしたが、今回はレンタカーで回りますのでリムジンバスも検討してみました。

①  新千歳空港 14:20⇒14:23 南千歳 14:29(特急おおぞら7号)⇒16:41 帯広
運賃 3,650円+特急料金 2,730円=6,380円

② 新千歳空港 14:30(とかちミルキーライナー)⇒17:10 帯広駅バスターミナル
    運員 3,800円

上記のように所要時間はほぼ同じながら、乗車賃は倍近い差があります。バス車内は3列シートでゆったりしていますので、これなら快適かもと今回は長距離バスに乗ってみることにしました。バスは簡単にWeb予約が出来ました。

▲ 13:48 予約はしていますが紙のきっぷがないので運用される北都交通の空港内窓口を探しました。場所は出発する21番ゲート近くのターミナル内にありました。Web予約済なのできっぷの発券はなく席は運転手が指定をするので聞いて欲しいとのこと。
発車10分前に運用する北都交通のバスが到着、私を含めて9名が乗り込みました。席は予約順だったようで1番前のかぶりつき席で大満足です。
▲ すぐに道中央高速道路に入り千歳恵庭JCTから道東へと向かいます。道東自動車道は一部区間を除いては片側1車線であまり通行量はないようです。
帯広までの所要距離は162㌔とそれほどではありませんが所要時間は 2時間40分と結構かかります。自家用車なら2時間ほどでしょうね。

▲ 15:35 占冠PAで10分間のトイレ休憩。牧場直送のソフトクリーム(350円)が美味しそうでしたので食しました。

▲ 16:37 音更帯広ICで道東道を下りて帯広市内へと向かいました。

▲ 17:05 今夜予約をしています帯広駅前の帯広天然温泉ふく井ホテルに到着、チェックイン後すぐに隣りにあります『元祖豚丼のばんちょう』で夕食です。
ホテルのフロントでは毎夕待ち客が列をなすとの説明でしたが雨が降り出していて3番目ですぐでした。

▲ 十勝・帯広の食文化と言えば開拓の歴史から続くリーズナブルな豚肉文化の『豚丼』です。うな丼にヒントを得て豚ロースを醤油ベースの甘辛いタレに付けて炭火でじっくり焼きあげておられます。肉には炭の香りも染み込んで味あっていける丼です。4枚の肉が基本で枚数に応じて、松(950円)、竹(1,050円)、梅(1,150円)、華(1,350円)へとグレードが上がっています。注文しましたのは松となめこ汁(200円)です。初めて食しましたが歯の悪い高齢者にとっては牛丼の方が食べやすいと思いました。

宿泊したのは北海道遺産にも認定されている駅前の癒やしの「モールの温泉」が特徴的な帯広天然温泉ふく井ホテルです。葦などの植物が長い時間をかけて堆積し、できあがった亜炭層を通って湧き出る温泉が、植物性の有機物を多く含む「モールの湯」なのです。この湯は植物のエキスと岩石のミネラルの両方をたっぷり含んでいるので、ほかの植物性温泉にはない、化粧水のような保湿効果があって肌はつるつる、すべすべにまさに「美人の湯」にふさわしい奇跡の温泉なのだそうです。温泉好きの私としては大満足の宿でした。   Part 2 へ続く

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