高岡、富山、津山と天候に恵まれずで、泣かされ続けましたが、今回は、春本番の陽気と好天です。まずは、沿線が菜の花一杯の予讃線から、撮り始めました。
何と言っても、元京都市電2000形が、今も走行している街の1つです。市内線では、この2000形5両、増車が進む超低床車モハ2100形(単車型LRT)10両を含め、現在38両が在籍しています。
通称『伊予電』は、前代未聞の運賃値下げを行うといった具合に、サービス向上、路面電車へのとりくみ方は、非常に前向きで熱心に行い、着実に利用者増加に結び付けています。2017年度には、松山市の強い要望を受けて、JR予讃線と松山駅が、高架化かされるのを機会に駅前広場への乗り入れ、そして、駅下をくぐりぬけて、西へ約700mを延伸する計画を発表しています。
延伸路線は、ヨーロッパ各都市で採用されている、道路のトランジットモール化する構想も含まれています。そして、将来的には、路面電車を松山空港まで、乗り入れる大きな夢を託されています。活性化ある街づくりに、路面電車も中心となって、行おうとしている松山市、及び伊予鉄道㈱に、敬意を贈りたいと思います。市内線は、JR松山駅、伊予電松山市駅、古町駅、道後温泉を中心とした路線網です。利用客の多い区間は、ほぼ待ち時間ない運行が行われ、最高運転速度も50km/hで、ノロノロ遅いといったストレスがなく乗車できます。
単線の専用軌道もあって、マニア的には楽しめる路面電車の1つです。これで、郊外線にも乗り入れる2~7両編成のLRTでもあれば最高なのですが、これからに期待したいところです。
坊ちゃん列車1回乗車を含めての、市内1日乗車券500円を購入して、夕方近くまで乗車して、撮影に励みました。今回は、高知の友人が待ってくれていますので、先を急ぐ事になりましたが、近々には、郊外線も含めて、再挑戦してみようと思いました。 Part2 へ続く
松山の近況、ありがとう。仕事で松山を担当したのは富山から大阪に転勤になった1963年秋から1969年秋まで。その時は市内線に入力していました。その後、関東の中古車導入で2段階に分けて郊外線の充実を図ってきましたが、このたび京王電鉄井の頭線の3000系をVVVF化の上、大量導入と昨年知りましたが、まだ入線しておりませんか。
松山駅高架後、西伸計画があるとは初めて知りました。駅西側は機関区→車両基地ですが、その跡地利用で市街化させるのでしょうか。最近、駅裏(失礼)に行ったことがないので、トランジットモールにするなんて、50年前を知る老人には夢物語に終わらないように願いたいものです、金沢、富山のようにバブルの頃なら都市計画が成功する可能性がありますが、現今のように世界があがいている時はどうなるのでしょうか。
路面電車に重点を置いたので、郊外線は殆ど、見ていませんでした。車庫は、行きましたが、ステンレス製で、丸みの特徴を持った3000系は、撮ってきた写真を見てもいませんでした。
30両が入線予定となると、現在在籍する50両の過半数が、入れ替わってしまう訳ですね。
近々に、郊外線も撮影に行ってきます。