▲ 撮影日 1972年(昭和47年)9月6日 札幌の繁華街”すすきの”を行く札幌市電の834号連接車は、金魚鉢と呼ばれた阪神71形電車と同様の側面大型窓やパノラミックウインドーを採用した斬新な北欧調デザインの路面電車です。最近のスタイリッシュな低床式トラムと比べても遜色ない車両です。
私の最も大好きな車両でした。
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投稿者「ぶんしゅう旅日記」のアーカイブ
凍える大地への旅 2016年 Part9 西の大地から北の大地へ
第8日目 12月16日
今日は日本への帰国日ですが、今回のツアーでご一緒させていただいた数名の方々は夏のインドネシアツアーでご一緒させていただいた方々でもありました。その時に哈密の噴火ツアーが終わったら北海道の「丸瀬布いこいの村」で走る雨宮21号の雪中運行が12月17日に予定されているので帰国後一緒に行ってみないかと、哈密からの怒涛の丸瀬布ツアー後の話がまとまりました。旭川空港からのレンタカーや宿泊ホテルの予約も完了し、私も参加を表明していましたので今回の北京からの復路航空券は羽田経由で旭川行きをマイレージ航空券で購入済みでした。

ところがご存知の通り夏の台風7~9号による水害で「丸瀬布いこいの村」は大きな被害を受けて冬の雪中運行は中止となってしまいました。マイレージ航空券ですので帰国後の空港からの国内線乗継は目的地の変更不可なのですが、JALの勝手な都合となった場合は別で、今回も旭川空港への便の時刻変更があり、JALからは「目的地は変更可能となりました、どうされますか。」との問い合わせが来ました。
羽田から伊丹へ帰ることもできましたが、折角取った北海道への搭乗券です、冬の函館には行きましたが札幌はまだ行っていません、雪が降る中を走る路面電車を撮りに行くのも良いなあ、先日JR北海道から維持不可能路線としてノミネートされた宗谷本線も大学時代以降は乗車したことがないので乗り鉄をしてみたいと、行くことにしました。そして行くからには「排雪列車」も撮ってみたいとダイヤを調べました。
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凍える大地への旅 2016年 Part8 三道嶺を撮る、北京へ
凍える大地への旅 2016年 Part7 三道嶺の火の玉列車を撮る④
毎晩第6日目 12月14日
三道嶺滞在も4日目を迎えました。三道嶺を離れるのは明日ですが移動のため火の玉列車を撮影できるのは今日が最後の日になりました。今までは朝の撮影はパスしてきましたが最後の機会なので見ておこうかと参加することにしました。
▲ 8:08 撮影地③ 夜明け前の東站
哈密と北京では実質2時間の時差がありますが、中国ではどこへ行っても同じ時間で時差は設定されていません。北京ならこの時間はもう明るい朝を迎えていますが、哈密ではまだ夜明け前の暗い朝です。運行される列車の発車站、東站では仕業へと向かう列車がまだ休んでいました。
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凍える大地への旅 2016年 Part6 三道嶺の火の玉列車を撮る③
凍える大地への旅 2016年 Part 5 三道嶺の火の玉列車を撮る②
第4日目 12月12日 その1
今日は年を考えて早朝、東駅での撮影をパスして部屋で熱いシャワーを浴びたりでゆったりしました。何回も来ていますのでいくら煙を見たといっても同じ光景を見ての感動は高揚しません。今回は陽が沈む午後7時前後が全てですのでスイッチを入れるのは午後6時半と決めていました。
10:40 撮影を終えて皆さんがホテルに戻ってこられましたのでチャーターバスに乗り込んで露天掘りへと向かいます。夜のお立ち台から南へ少し行った坑口站としました。
▲ 11:13 撮影地⑦ 昼前になってようやく陽が当たりだした坑口站付近、 東露天鉱から石炭を満載して上がってくるJS8225号機牽引お運炭列車、サミットはもうすぐです。
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凍える大地への旅 2016年 Part 4 三道嶺の火の玉列車を撮る①
第3日目 12月11日 その2
三道嶺へ来た目的は火の玉列車の撮影です。2年前に来た時に初めて見ましたが、インドネシアの花火とはスケールが違ってすごいとしか言いようがありません。ただ全列車で見られるものではなく2年前はJS6209号機でしか見る事はなかったのですが、引率者の王さんの話によると試しに1年前に粉炭を投炭すると他の蒸気機関車でも可能だったとの事でした。昨年は見ていませんので確かな事は理解できません。本当にそうだったら良いなあと楽しみにしました。
▲ 2014年12月31日、撮影の火の玉列車です。 【DATA】Nikon800E、ズーム90㎜、F5.3、 1/25秒 ISO6400
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凍える大地への旅 2016年 Part 3 北京から哈密へ
第3日目 12月11日 その1
▲ 6:13 今日は空路で哈密に向かいます。国内線ですが2009年ウイグル騒乱があったウィグル自治区への空路です。イスラム問題もあって非常に厳密な搭乗前の検査があるので早めに向かうことになりました。早朝ですが出発案内の表示はびっしりとあります。何と7時台は39便のフライトです。
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凍える大地への旅 2016年 Part 2 天津から北京へ
第2日目 12月10日
昨夜は深夜を過ぎても宴は盛り上がりました。今日のツアー集合は 20:30~21:30の間に北京空港の第3ターミナル国際線到着出口で、十分な時間がありますので今朝は遅い目覚めとしました。

▲ 11:00 宿泊しました168ホテル近くの海河沿いの広場では大太鼓を持ってこられて演奏の準備が行われていました。和太鼓とは違って胴が短いタイプです。
しばらくすると付近には太鼓の音がなり響きました。
荷物を預けて夕刻までかつて暮らした街の変貌ぶりを見ながら散歩です。
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凍える大地への旅 2016年 Part 1 旅立ち 天津へ
私の最も訪問の多い国はお隣の中国です。まだ地方には定期運転の蒸気機関車が残り現役で走っていること、また乗り鉄が大好きですので、車内2泊3日乗車時間50時間にも及ぶ夜行寝台列車の乗車は、日本国内では経験できない素晴らしさです。
毎年何度も訪中を重ねていた中国鉄路ですがついに蒸気機関車の煙を見る日もカウントダウンが近づいてきました。現在確認できます定期運行は、SL観光鉄道として生き残りを図った四川省の芭石鉄道と、露天掘り炭鉱で現役として活躍する三道嶺だけになってしまいました。
後者の三道嶺は2年前に見た火の玉列車に驚嘆しました。あまりの衝撃に、また機材の性能不足もあって上手く撮れず何としてもリベンジしたいと、昨年も訪問したかったのですが家の事情で動けず撮りに行けませんでした。
今回は何としても撮りたいと決めましたが、問題は手持ちの機材では撮影不可能なことです。照明もない暗夜の中で走行する列車を撮影するに対して必要とするカメラ、レンズの機材調達です。そして前後のコースをどうするかの問題でした。
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2016年 西方見聞録 Part37 ウイーン市内から空港へ、帰国
第18・19日目 10月5・6日
フィンランドのヘルシンキ、スイスのチューリッヒとゴッタルゴ峠周辺、ウクライナの西ウクライナ地方、オーストリアのウイーンと4ケ国を訪問した西方見聞録の旅も帰路を残すだけとなりました。
今日のウイーン国際空港からのフライトは11:15発とゆっくりめですが、国際線ですので8時半までには空港に到着してラウンジに早めに入って休みたいところです。5時半には起き上がりました。
2016年 西方見聞録 Part36 ウイーンのトラム、メトロに乗る、撮る4
▲ 18:51 撮影地⑮ Jägerstraße Google座標;48.211763, 16.339495
今回最後の撮影に選んだ古い教会とトラムとのツーショットです。このカトリック教区教会は、U6バーンのJosefstädter Straße駅をぐるりと1周するトラムのループ線横にあります。1839年に建立されましたが第2次大戦の1945年に爆弾破壊にあいました。1998年に復旧工事を終えて再建されています。
【DATA】NikonD800E、ズーム36㎜、1/25秒、F2.8、ISO1600
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2016年 西方見聞録 Part35 ウイーンのトラム、メトロに乗る、撮る3
第17日目 10月4日 その4
15:56 国鉄Sバーンとの乗換駅前の Franz Josefs Bahnhof からはD系統のトラムから5系統へと乗り換えることにしました。目的地が決まっているわけではありません。行先はトラムに聞いてくれとのぶらり乗り鉄旅です。
しかし、他のトラムが0~71系統と数字なのにこのD系統とだけはなぜに英語なのでしょうか? 1つ疑問が残ったウイーンのトラム乗り鉄旅でした。
[googlemap lat=”48.225836″ lng=”16.360932000000048″ align=”left” width=”300px” height=”150px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]48.225836,16.360932[/googlemap]
▲ 15:56 撮影地⑥ Google座標;48.225836, 16.360932
入線して来た5系統の4554号車に乗車して出発です。ご覧のように道路幅はそんなに広くはなく駐車中の車もあって走行できる車線は1車線だけですが、軌道にはみ出してトラムの走行を邪魔する車は見かけません。公共交通優先のマナーがよく守られています。
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2016年 西方見聞録 Part34 ウイーンのトラム、メトロに乗る、撮る②
第17日目 10月4日 その3
昼食後はグランドホテル前のリング通りに出ました。旧市街を環状に取り巻くリング通りは全長5.3㌔、沿道には1860年代から1890年代までに建築された歴史的な建築の数々が並んでいます。そんな街中を走るトラムが撮りたいと雨降る中に出ました。
▲ 14:06 撮影地① Wien Oper Google座標; 48.202414, 16.369950
リング通りの電停は西回り一方通行を挟んで歩道側に上下線が分かれています。トラム軌道上に自動車は入ることなく流れています。
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2016年 西方見聞録 Part33 ウイーン国鉄近郊電車、ウイーンのメトロに乗る、撮る
2016年 西方見聞録 Part32 ウイーン国鉄近郊電車、ウイーンのトラムに乗る、撮る
▲ 撮影地 Google座標; 48.202250, 16.369829
1869年5月25日に竣工したウィーン国立歌劇場の前をウィーン・リングトラムが行きます。ウィーン・リングトラムは、ウィーンが誇る美しいリング通りや国立オペラ座、ホーフブルク王宮、国会議事堂、市庁舎など壮麗な建物の数々を車窓から楽しむために30分間隔で運行されている観光トラムです。
【 ウイーンのトラム 】
ウイーンのトラムはこの国立歌劇場ができる4年前の1865年に1435mmゲージの馬車鉄道として開業しました。1883年蒸気トラムが入り、1897年にはDC600Vに電化されています。2013年現在で176.9㌔の路線があり、これは世界5番目の長さです。29路線での輸送量は年間2億9,360万人(1日平均約80万人)の利用客です。
この日は朝から雨が続きましたが今回の旅、最後の撮影日ですので頑張って乗って撮っての1日を過ごしました。
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2016年 西方見聞録 Part31 ウクライナからウイーンへ
▲ ウクライナのリヴィウからウイーンへと向かう機内で満面の笑みを浮かべて働くCAさんです。大した機内食は出ませんでしたがCAさんの笑みはそれにも増しての機内サービスでした。日系JAL/ANAのおもてなし機内サービスは世界中から賞賛を受けています素晴らしいものがありますが、自然と出るこういった温かさも格別のサービスですね。
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2016年 西方見聞録 Part30 ウクライナの蒸気機関車を撮る⑤
2016年 西方見聞録 Part29 ウクライナの蒸気機関車を撮る④
▲ 今回はいつもある嬢さんの写真がないのはなぜかとのご意見をいただきました。街や駅を歩くたびに素敵な被写体の方はおられないかと探してはいたのですが若い年齢層に出会うことは少なく、撮りたくとも機会に恵まれませんでした。
今回はもう撮れないかなと思っていましたら今日初めて乗車したウクライナ鉄道の客車列車の中で元気な土地っ子お嬢さんに会えました。撮らせてくださいと申し出ましたらニッコリ笑顔のピースサインで答えてくださいました。
お嬢さんが座っておられるのは寝台車の昼間運用時の座席です。中々凝った作りになっていますので後ほど紹介させていただきます。
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