投稿者「ぶんしゅう旅日記」のアーカイブ
2009年青春18きっぷの旅Ⅱ 急行『つやま』
我々が貧乏学生だった頃、周遊券等で度々利用した急行列車、それは、鉄道旅行には、欠かせない存在でした。2009年3月13日は、最後に残った昼間の急行『つやま』が、消える日でもありました。
天気予報では、最終日は、どうやら雨模様です。12日朝、起きると、快晴です。1日早いが、もう行くしかありません。青春18きっぷで、一路岡山を目指しました。
② 新大阪9:09(新快速3423M)→10:17姫路 223系12両
③ 姫路10:38(普通957M)→11:09播州赤穂 223系4両
④ 播州赤穂11:49(普通1915M)→13:03岡山 クモハ114-1098+クモハ115-1505
⑤ 岡山13:13(快速3936D)→14:21津山 キハ47-44+キハ47-1128
2009年青春18きっぷの旅Ⅰ Part4 高山本線
2009年青春18きっぷの旅Ⅰ Part3 富山ライトレール
富山まで移動のため、高岡12:26始発の437Mに乗車すべく駅に行きましたが、何やら改札口周りがざわついています。朝からの悪天候です。糸魚川付近で、強風のために列車が止まっているとの放送がありました。437Mは、本日運転休止です。仕方ありません。
12:50発の439Mは、運行するというので、ホームで北陸名産のかまぼこと揚げ物を”アテ”にビールを飲みながら、待つことにしました。

旧国鉄色の475系3連に乗車、富山は定刻到着でした。ホテルへ荷物を預けてから、富山ライトレール富山駅北を目指しました。
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2009年青春18きっぷの旅Ⅰ Part2 万葉線
前夜、楽しみにしていたWBC初戦のTV中継は、高岡では放映がなく、見る事ができませんでした。ローカルに行くと、これがあるので、残念なことです。充分な睡眠を取って、夜明けの窓から見ると、既に小雨模様です。日頃の行いを悔いましたが、仕方ありません。氷見線撮影を諦めて、万葉線と富山ライトレールの乗車と撮影に切り替えました。ホテルから高岡駅までは、小雨に加えて強風です。折りたたみ傘は、あっけなくハスの花となりました。嵐は、終日続き、撮影するにもカメラが、濡れないようにするのが、やっとでした。
万葉線は、富山地鉄から加越能鉄道へ譲渡運営されましたが、利用客激減による経営悪化で、廃止される事となっていました。しかし、市民からの路線存続の声に答えるように、高岡市が中心となって、2002年より路面電車としては、全国初の第3セクターとして、復活を目指し引継がれました。
路線は、高岡駅前~六渡寺(軌道線)7.9kmと、六渡寺~越ノ潟(鉄道線)4.9kmの計、12.8kmで、在籍車両は、デ7070形6両(冷房車は、7071と7073の2両)、MLRV1000形4編成と、冬季除雪車として、デ5000形1両が、在籍しています。

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2009年青春18きっぷの旅Ⅰ Part1北陸へ
今年から晴れて自由人となっての私用旅行は、犬山で行われるDRFCクローバー会イベントが、初めてです。
リタイヤを余儀なくされた持病も、毎日のリハビリ治療が効いたのか、悪化が止まり、徐々にではありますが、痛みが和らぎだしました。それではと、以前より行きたいと思っていた電化された小浜線、富山ライトレール視察を、イベント前の候補にあげて計画を練りました。
氷見線、城端線も乗ってみたい。万葉線も乗車したいと、5:10長岡京発からのダイヤを組みました。しかし、早朝起きは得意だったのに、当日は、なぜか寝過してしまいました。しかし、大丈夫です。もしもの第2案も作成しておきました。
CRHの旅Ⅲ Part5 上海鉄路博物館
ひと休みをしたらもうお昼です。南京路の食堂に入って、大好きな上海名物、スープの入った小籠包を食しました。広州の飲茶料理にもありますが、551の豚マンサイズの大きな小籠包は、上海だけです。スープを飲むために、ストローを付けた店もあります。
CRHの旅Ⅲ Part4 CRH2寝台電車
北京駅には。21:50に到着。前回の広州駅のようなギリギリは、控えたいと思っていましたが、既に乗車は、始まっていました。和諧号待合室から、専用跨線橋を通ってホームへ下ります。ほぼ、最後尾に近い位置です。指定席は、前です。車両番号を撮影しながら向かいました。
CRHの旅Ⅲ Part3 北京北駅
CRH2-300運行廃止の悲しい報告をした後に振り返ると、復路に乗車したCRH3の座席ポケットには、初めて見るCRH3編成案内パンフレットが、入っていました。今までの中国鉄路にはなかった、ちょっとコケティシュなパンフレットです。ご覧下さい。朝日新聞の記事は、Webにも掲載されていますので、ご覧下さい。
http://globe.asahi.com/feature/090202/03_2.html
http://globe.asahi.com/feature/090202/03_1.html
CRHの旅Ⅲ Part2 京津城際鉄路 『はやて』 運行激減の理由
1週間前から、京津城際鉄路の記事をまとめて投稿しましたら、本日2月2日の朝日新聞朝刊のGLOBEに下記の記事が出ていまして、びっくりしました。CRH2-300についての記事を転載しますので、お読み下さい。 続きを読む
CRHの旅Ⅲ Part1 2009年の京津城際鉄路
タフとパワーが売りでしたが、さすが病魔には、勝てずで、定年後の勤務続行を急遽断り、自由人となる決意をいたしました中国特派員です。
リハビリと静養を続け、ようやく担当医からOKが出ましたので、1月中旬、機上の人となり、大地を目指しました。今回の訪中は、12月末まで務めていた会社からの、最後の社命です。
関空から北京へのJAL便は、定員232人に対して、わずか38名の乗客です。最近は、殆どこんな搭乗率で、不況による影響は、搭乗客減に直結していると、アテンダントのお姉様方は、嘆いておられました。しかし、機内サービスは十分で、呑み助には最高でした。
鉄道と違って、乗客数に応じて、編成車両数を調整出来ない飛行機は、大変です。この分では、また便数が減ると思っていたら、先日JAL,ANA共、休航や減便発表がありました。両社共、劇的に搭乗客が増加しない中国線に、競うように増便を重ねた結果です。これでもまだ多いと思いますので、第2段が続くでしょう。
CRHの旅Ⅱ Part7 京津城際鉄路 335km/h!
翌日は、中々乗車できないシーメンス社製の、CRH3の乗車を目指しました。
オリンピックのおかかげで、天津中心部から天津駅までの交通アクセスは、道路の拡張、橋の新設等があって飛躍的に早くなりました。以前、ラッシュ時は、タクシーに乗車して、30分ではとても行けなかったのですが、約10分で到着です。 続きを読む
CRHの旅Ⅱ Part6 出た!334km/h CRH2-300
着いた北京南駅は、空港と間違うような立派な駅でした。。
2Fタクシー降り場に着いて、自動ドアから入ると、高い天井から自然な光が降り注いでいました。屋根には、ソーラーパネルが取り付けられています。
これほど広くて、ゆったりとしたコンコースは、日本にはありません。コンコース中央部には、グランドピアノも置かれ、5ツ星ホテルのロビーのようでもあります。まあ、びっくりしました。 続きを読む
CRHの旅Ⅱ Part5 T16北京西駅へ
大地を北へと向かう静かな走行音だけが聞こえる朝を、車中で迎えました。午前6時過ぎ、朝雲からのわずかな陽ざしが見える車窓は、1面のとうもろこし畑が広がっていました。
途中からの乗客もなく、私だけの個室だったようです。洗面を済まし、餐車が営業を開始する7時まで、淡々たる風景が続く車窓をうっとりと、過ごしました。
さあ、今日の菜単は、何かなあと期待して餐車(食堂車)に向かいました。まだ誰も来ていません。餐車乗務員が、テーブルに座って、菜単票に手書きで、朝の菜単(メニュー)を書いています。
3種類の菜単です。迷わずお粥と目玉焼きがのった焼きそばを注文しました。20元(約32円)です。菜単は、毎日変わります。バイキングの時もあります。各列車のコックによって、任されているそうです。 続きを読む
CRHの旅Ⅱ Part4 京九鉄道初乗車
これからが、今回の旅の本番、香港返還に合わせて1996年に開通した京九鉄道の広州駅~北京西駅間約2300km、約21時間の初乗車の始まりです。
2008年9月13日17:15、急いでホームに上がりました。既にT16は、ホームに着いていました。客車の行き先サボを見ると、何と海南島三亜駅からの車両です。前もって時刻表は見ていましたが、気が付きませんでした。
CRHの旅Ⅱ Part3 シンセンから広州へ
中国では、旧暦の8月15日に中秋節を迎えます。街中いたるところで、月餅(げっぺい)を売っています。月に見立てた丸い平たい形は、各地でも同じですが、中に入っている餡(具)に違いがあります。中秋節には、家族で満月を見ながら食べる習慣です。これが、日本に伝わり月見団子になったそうです。
有名な店では、並んで買う客もあります。知人、親戚に贈ったり、会社でも社員に配るのが習慣になっています。私も駐在時によくもらいましたが、甘党ではありませんので、あまり食しませんでした。
立派な箱に入っているのは、結構な値段がします。利益率の高い商品ですので、1年の利益の殆どを稼ぐ店もあると聞きました。
今年は、9月13日から、3日間が休みになっていました。3連休ともなると、列車に乗って出かける客が増えます。いくら頻繁にCRHが走っているとは言え、当日の切符売場は、大混雑となると予想しました。
前日に羅湖駅で、ホテルのチェックアウト後の13:00過ぎの広州行きのCRHの空席を探してもらいました。窓口のおばさんは、キーボードをたたきながら、13:00発D716の次は、14:38発のD778しかないと、CRT画面を見せながら言います。不測の事態を考慮して、13:00発にしました。
鉄ちゃんなのに、自分で時刻表を見て、列車指定をすれば良いと言われる方が多いでしょうが、下記の8月発刊の時刻表をよく見て下さい。
CRHの旅Ⅱ Part2 香港鉄路博物館
十分な睡眠を取った深圳での翌日、香港に入国して、香港鉄路博物館を目指しました。香港鉄路博物館は、太和駅と大埔墟駅の中間にあります。前回は、近い太和駅で下車しましたが、今回は、市場や繁華街のある大埔墟駅で下車して向かいました。採りたての魚介類魚市場や野菜市場がたくさんあり、グルメ党の私には、見ているだけでも、とても楽しい所です。
CRHの旅Ⅱ Part1 旅立ち
久方ぶりの投稿になります。会社内での業務内容がかわったために慣れぬ事で難儀をしております。この2ケ月間は、まともに休みを取れずで、治らぬ病の頚椎ヘルニアが悪化し、糖尿値も上がり、狭心症と併せて、担当医からは、このまま続けると、本当に生命の保証すらできないと言われる始末です。長期の休暇を勧められ、やむなく休みを取って、まずはストレスを取り除くことにしました。
鉄ちゃんのストレス発散には、鉄道に乗る事が1番です。目的地は、大きな心で迎えてくれる旅慣れた大地、中国です。前回見学に行ったのにも関わらず、休館日で悔しい思いをした香港鉄路博物館を、第1視察候補地に、その後は、7月1日に開業した北京天津間300km/hの城際鉄道乗車を目指す事にしました。 続きを読む














