桜井線便り

ダイヤ改正後の桜井線に行ってきました。といっても227にはお目にかからず、105が変わりなくのんびりと走っていました。桜井線についてはその名前(万葉まほろば線)が示すように、沿線には、古墳や山之辺の道といった古代ロマン溢れるものが数多く見られます。このような背景の中を走る列車を撮りたいと常々思っており、先日の三輪山をはじめ、105の居る間にと、出掛けています。巻向から三輪~桜井~畝傍の区間で大和三山が狙いです、まず最初は箸墓です。桜井市「箸中マップ」によりますと、この古墳は3世紀中~後半に初めて日本に出現した前方後円墳(全長280m)で、卑弥呼の墓とも言われています。第7代孝霊天皇の皇女ヤマトトトヒモモソヒメノミコトの大市墓に陵墓指定され、立ち入りが制限されています。右側に前方後円墳の形がそれとなく解ります。また線路と道路に挟まれた地点は「壬申の乱」古戦場とあります。次は三輪方向へ進んだ「大墓古墳」からの二上山と大和三山の畝傍山(左側)と耳成山(右側)です、「ゆったり鉄道の旅・近畿」の表紙を参考にしているのですが周辺風景は変わっているようです。車両はいずれもクハ104-551+クモハ105-517です。さらに三輪に近づくと三輪大神神社の大鳥居が見えます(クハ104-508+クモハ105-508)。最後に畝傍駅ですが、以前は貴賓室があり皇族の方が利用されていました。いまは窓や出入り口も封鎖され、見る影もありませんが貴賓室から直接ホームに出る階段は今も残っています。階段の下、白い板で封鎖されています。奥の階段が一般乗客用です。今は全く使われませんが以前はお召し列車が停まったことのある駅です。

桜井線便り」への6件のフィードバック

  1. wakuhiro様
     先日、橿原神宮から畝傍山、香具山、藤原京跡、耳成山そして大和八木駅と歩く機会がありました。大和三山をすべて登ることが出来ました。大変疲れましたけど。
     そんなこんなでしげしげと見入った次第です。耳成山へ向かう途中近鉄大阪線や桜井線を渡りました。
     今度4月6日のイベントを楽しみにしています。晴れるといいですね!!

    • マルーン様、大和三山を全て登られたとはお元気ですね。三山はそれぞれ登ったことはありますが別々の日でした。桜井線も高田~桜井は1時間に1本のダイヤで寂しい限りですが昨日昼間に乗った列車は座席の半分以上は埋まっていました、利用されている方はそれなりにあるようですね。

      •  どですかでん様のご指摘の通り、イベントの日程を間違うヘマをやらかしてしまいました。
        4月14日に訂正です。ごめんなさい。

  2. wakuhiroさん 畝傍、耳成や二上山がうまく撮れていますね。二上山は夕日が山の間に沈んでいくのでなかなかいいもんですが、多分電車は逆光で写らないのではと思いますが試してみてもいいかもしれません。畝傍駅の貴賓室ですが2014年の11月に一般公開している時に写真を撮りました。
    ところでマルーンさんイベントは4月14日の日曜日ですよ。お間違いなく。

  3. どですかでん様、二上山の夕日はいいと思います、近鉄南大阪線でも試してみたいものです。貴賓室が2014年でこのような状態であったことを初めて知りました。今はどうなっているんでしょうか、今後使われることはないでしょうね。確か小学生の時にお召し列車を畝傍駅まで見に行った記憶があります、当然SLでした。

  4. 今日、王寺に行った時にいつも117系がお昼間におねんねしているところを見ると、朝早く王寺に着いたのからか、227系4連もおねんねしていました。ぴちぴちの新車だからしっかりと働くかと思ったら・・・若いもんはもっと働け。

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