青春18きっぷの旅 2022年仲春 北東北へ Part7 帰路

今回の旅の行程地図です。
予期せぬ列車の運休や乗り残しにあって予定通りとはいかず、その都度時刻表を見ながら臨機応変に対応しました。
宿泊は今まで鉄路では行けなかった秘湯の温泉を中心にすべて温泉旅館やホテルばかりに泊まりました。
国内の旅では今までマイカーの車中泊ばかりでしたので部屋で寝られることは少なく、私としては大変贅沢な旅だったと思いますが高齢者になってきましたので今後は無理なく余裕を持って旅を楽しめるようにしたいと思いました。
今回5泊6日の旅にかかった費用は、大阪から新潟までの往復はJALのマイレージを使いましたので費用は発生せず、北東北周遊だけの約9万円でした。今までの旅行スタイルと比べると費用は倍はかかりましたね。

 

第6日目 3月11日

起床は5:00、今日も温泉で朝湯です。部屋に戻ってからはTVで今日の天気を見ます。快晴とは言えませんが雨や雪が降ることはなさそうです。

6:15 宿泊しています「中通温泉 こまちの湯 ドーミーイン秋田」は天然温泉があるグレードの高いビジネスホテルです。今まで稚内や弘前で泊まりましたが、朝食も有料(1,500円)ながら品数も多く美味しいホテルです。美味しい朝食が食べられると期待して1階のレストランに行きました。

▲ これでもかとたっぷりと取って完食しました。今回の旅で最高の朝食でした。

チェックアウトをして高い屋根のアーケード下を秋田駅へと向かいます。ドーミーインは良いホテルですが東横インのように駅直ぐでなく徒歩10分ほどかかるのが難点です。

 

 

① 秋田 9:11⇒11:06 酒田

今日の1番列車は秋田始発の酒田行き、日本海沿いを走ります。700系2両編成です。
10:32 上浜~小砂川を走行中ですが、昨日と違ってなんとなくスッキリしない天気です。

▲ 11:06 1時間55分の乗車で終着酒田に到着。酒田は江戸時代から料理旅館で栄えた食の町ですが駅前にはそんな雰囲気は何もなし、ビジネスホテルが1軒見えるだけでした。聞けば以前は駅前の6階建てビルでジャスコが営業していたが郊外の沿線道路沿いの店舗に客を取られ撤退、以降の跡地の再開発が順調に進まずグランドオープンが遅れています。

▲ 駅前とは違って駅舎内で営業しています物産店、地酒もたくさん置いてあって充実しています。
▲ 酒田駅ホームにあった時刻表。陸羽西線の列車の始発が坂田にもあると初めて知りました。時刻表を見ますと分岐する余目始発の列車も4本ありますが合わせても米坂線同様に運行本数の少ない超ロ-カル賂線ですね。次回は乗り鉄しなければなりません。

 

② 酒田 11:45⇒12:16 鶴岡 13:28⇒14:59 村上 15:14⇒16:22 新潟

▲ 酒田から鶴岡までは31分間乗車の区間列車、700系2両編成の222Mです。

▲ 鶴岡から村上までの80㌔1時間29分は電化区間にも関わらずにディーゼル・エレクトリック方式の電気式気動車、GV-E400系2両編成が入線してきました。今回2度目の女性運転手です。時刻表を見てみるとこの区間には結構気動車の運用があります。
村上手前に交流と直流のデッドセクションがあります。これが原因なのでしょうか。そういえば昔、北陸線の田村付近にデッドセクションがあった頃、この区間をまたいで走る鈍行にはDCが使われていました。

▲ 13:58 列車は撮影地と有名な五十川~あつみ温泉を走行します。穏やかな日本海ですが天気はスッキリとはしてくれません。
▲ 14:02 約1200年前に開湯したといわれる温泉の最寄り駅の”あつみ温泉”に入線します。
ここも湯治場から始まった名湯で、現在7軒が営業しているそうです。行ってみたい温泉が増えました。

この辺りの11km続く海岸では、日本海の荒波の浸食によりできた奇岩、岩礁や洞窟など、変化に富んだ風景が広がり、豪壮な景観は笹川流れと呼ばれる海岸景勝地です。SL全盛時代には絶景の撮影地として有名でした。

▲ 14:04 ここからは直流電車(E129系)4両編成にバトンタッチです。

▲ 15:14 今回の北東北紀行で最後の列車940M(村上15:14⇒16:22新潟)に乗車です。酸ケ湯温泉で買った清酒『淡麗純米ねぶた』(1,300円)を開けて最後は飲み鉄旅としました。運転手は今回3人目の女性です。結構いらっしゃるのですね。

▲ 15:26 6日前に米坂線へと乗り換えた坂町に到着です。17:12に発車するおり返す列車は既に停車中でした。

▲ 16:22 出発した5日前は新潟駅地上線9番ホームからでしたが帰りは高架線の4番線に到着です。

【 最後は新潟駅で迷走 】
新潟空港から着いたときは万代口でしたので同じ場所から空港行きは出るのだろうと、発車ホームが並ぶ中から空港行きの⑨番線に行き方向膜を確認してから乗車しました。しかし少し不安に思えたので運転手に確認しますと『空港には行きますが空港入口までで空港ビルまでは徒歩で相当かかる。直行のリムジンバスは駅反対側の南口から出ますよ。』との返答です。よく聞いたものです。このまま乗っていたら最後も悲劇でしたね。

新潟駅は高架化で大改造中です。案内地図がありましたが工事中だらけの通路は迷路です。よそ者が見てもさっぱり分かりません。歩いておられる地元民にかたっぱしに聞きながら駅反対側へとたどり着きました。着いた南口は工事が完了しているようで広いロータリーになっていましたが空港行きのバスに乗り込む場所が分かりません。止まっていたバスの運転手に聞きました。

ここは日本語が通じる日本で良かったですね。海外にいる時だったら迷走で大変でしたね。苦い経験は数多くあります。特に中国人は聞くと知らないと言うことはメンツが許しませんので平気で嘘を教えます。何回も失敗しましたので必ず3人以上の人から聞いて確認を取るようにしています。

空港へのバスは乗り場が分かっていましたら 16:30発も乗れたでしょうが仕方ありません。バス停前にはビッグカメラがありましたので1時間以上の待ち時間は店員とのカメラ談義で過ごせました。

 

③ 新潟駅南口 17:40(リムジンバス⇒18:05 新潟空港

▲ 18:05 空港着、チェックインを過ごしてそからは予定通り3階のフード町へ行って生ビールと温へきそば(1,530円)です。何時も冷たいのをいただいておりますので今回はあったかいのもどうだろうかと選びました。
このそばは、立ち食いそばで言えばかけそばですがこの値段になるとはどうしてなんでしょうね。四国へ行ったら田んぼの中のお店で一杯100円で食べさせてくれるうどん店もありました。これは激安すぎるとは思いますが、庶民が毎日のように気楽に食べられる値段にはならなかったのですかね。秋田の稲庭うどんと共に大好きな麺ですが年金生活者にもう少し安く食べられたらと願っております。

④ 新潟空港 18:55⇒20:15 伊丹空港

往路と違って搭乗客多しのフライトでした。
早くのフライトで伊丹には早着の20時でした。
帰路は重いキャリアーケースがあります。駅を降りてから遠い阪急経由ではなく、近いJR経由にしました。

 

 

⑤ 伊丹空港  20:10(リムジンバス)⇒20:35 新大阪駅

⑥ 新大阪 20:43(快速)⇒21:10長岡京

予定していた時刻より早く帰宅できました。久しぶりの旅館・ホテルに宿泊しての長い旅でしたが、旅を堪能できました。
もうじき桜の季節がやってきますので撮影の旅にまたでます。会津鉄道を訪問したいとは思っていますが、それまでに東北新幹線が復旧するかどうかですね。近場では長良川鉄道と天浜線の枝垂れ桜は絶対に撮りたいと思っていますので開花状況を調べて満開時に訪問したいと思っております。長良川鉄道に電話しますと今年の冬は雪が多かったのでまだつぼみが膨らんだ状態です。来週3月28日以降にまた電話くださいとの事でした。ご同行者を求めていますのでご都合つく方はご連絡ください。よろしくお願い申し上げます。

青春18きっぷの旅 2022年仲春 北東北へ Part7 帰路」への3件のフィードバック

  1. 久しぶりの温泉、グルメ堪能旅行お疲れ様でした。会津鉄道ですが、東北新幹線は郡山まで乗れるので行けると思いますが、もう一つ東武鉄道、野岩鉄道で会津高原尾瀬口に出るルートもありますね。一度行った時の会津田島駅の写真貼り付けます。2018.10.25東武500系と会津鉄道の気動車が見えます。

  2. 準特急様、コメントをいただきましてありがとうございます。
    東北の桜と鉄道を撮りたいと思っております。もしお出掛けされるようでしたらご同行させていただきたいのですがいかがでしょうか。

    • すみません。体調不良で近場ばかりです。桜は今満開ですが、ぶんしゅうさんとは昨年11月に伊賀上野のグルメレストランで昼食をともにさせていただいて以来遠くへは出かけておりません。

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