青春18きっぷの旅 2022年仲春 北東北へ Part6 五能線しらかみ号に乗る

▲ 13:52 「ぜひまた青森へ」と3名の駅たびコンシェルジェからのお見送りをいただいて「しらかみ4号」は青森を出発して五能線へと向かいます。前回は秋田から北上しての乗車でしたが今回は日本海に沈む夕日を見たいと青森から南下します。
前半はJALの欠航、JRの運休、乗換置きざり等のトラブルから始まりましたが中盤からは大した問題の発生もなく順調に旅を続けられました。残すは後1日です。


第5日目 3月10日

5:00 今日も夜明け前の目覚めです。まだ誰も入浴している人はいないだろうと混浴大浴場に向かいましたら10名ほどが既に入っておられました。いずれも高齢者の皆さん、目覚めは早いようです。
6:45 朝食は1階の食堂にてのバイキングです。ちょっと早いかなと行ってみましたら既に長蛇の列ができていました。結構、宿泊者がおられたのですね。

▲ 品数は多くはありませんでしたが大好きな山芋のとろろがあったのは良かったですね。これだけでも十分満腹になります。

10時のチェックアウトまでは部屋でネットを見ながら、12時までは休憩所に場所を移してのんびりとした時間の過ぎていくのを味あいました。ここに来たならこんな時間が1番です。

① 酸ヶ湯温泉旅館 12:30(送迎バス)⇒13:16 青森アウガ前

13:16 送迎バスは順調に走り46分で青森駅前アウガに到着です。直ぐに青森駅みどりの窓口へ向かいリゾート列車快速「しらかみ4号」の指定席きっぷを購入しました。

② 青森 13:51(快速リゾート4号)⇒19:01 秋田

▲ 乗車したのは、ディーゼルエンジンとリチウムイオン蓄電池を組み合わせ、駆動力に電気モーターを使うハイブリッドHB-E300系の橅編成です。
前回乗車した時には津軽三味線の生演奏や津軽弁「語りべ」実演がありましたがコロナ騒動のこの時期にはおもてなしの車内イベントは行われていませんでした。
▲ 留置線で待機していたハイブリッド気動車、単行で運用されています。ここからだと直通運用はありませんが三厩方面行なのでしょうか。

▲ 4両編成のロケハンですが乗客が乗っているのは先頭の4号車のみです。6名だけです。売店の販売員も手持無沙汰です。

▲ 14:16 川部付近でしょうか八甲田山が左車窓にハッキリと見えます。
14:22 弘前に近づくと右の車窓に岩木山が見えるようになってきました。

▲ 列車は弘前でおり返し川部で再度おり返して五能線へ入ります。正面に岩木山が見えた辺りは以前来た時に撮り鉄に励んだ撮影地です。沿線はリンゴの木々が並んでいます。

▲ 15:54 北金ヶ沢で深浦始発弘前行きの2835Dと交換です。

▲ 16:02 突然、千畳敷で観光停車です。
10分間停車します。海に行かれる方は出発前には警笛を鳴らしますので必ず列車にお戻りくださいとの案内アナウンスが流れました。
皆さん急いで降りて国道を渡って海方向に向かわれました。私も急ぎます。

▲ 16:40 撮影に励んだ驫木、追良瀬、広戸を見ながら対向のしらかみ5号との交換駅、深浦に到着です。
▲ 17:01 陸奥岩崎を出た辺りで世界遺産となった白神山地が見えてきました。

▲ 17:16 大間越辺り、日没ショーの始まりです。水平線には雲はありません。

▲ 17:39 滝ノ間辺り、水平線に近くになってきました。

17:40 沢目辺りを走行中に水平線に入っていきました。

19:01 約5時間の乗車を終えて秋田駅到着です。秋田駅の商業施設「トピコ」には日本3大うどんの一つ稲庭うどんのお店があるのは2日前に秋田駅に来た時に確認済みでした。
しかし3階に上がって店の前に着きましたがお店が営業していません。「急用で出かけております。直ぐに戻りますので少々お待ちください。」との表示がありました。
稲庭うどんの製造会社は40社以上あると聞きます。その中でも秀逸なのが「佐藤養助 稲庭うどん」です。ここで食べたいと願っていましたので諦められません。かなり待ちましたがいっこうに店員は戻ってきません。
数10分を過ぎて諦めかけた時に他の客も並びだしました。
待った買いがあって19:30過ぎに店員が戻ってきました。
注文したのは生ビールと冬なので温かい雪見うどん(1,100円)です。美味しくいただきました。
残念ながらこの時だけ写真を撮っていません。待ち疲れてうっかりとしていたのでしょうね。代わりに店のHPからの転載を出します。
▲ 宿泊しました中通温泉 こまちの湯 ドーミーイン秋田」
(朝食込み 7,719円)も都会にあっての温泉です。今回最後の宿です。海外旅行依頼、国内では久しぶりの車中泊なしの贅沢な旅館宿泊の旅でした。  Part7 へ続く

青春18きっぷの旅 2022年仲春 北東北へ Part6 五能線しらかみ号に乗る」への3件のフィードバック

  1.  最初はハラハラドキドキの連続でしたが、さすがのぶんしゅうさん! なんと良い天気に恵まれられたことでしょう!
     カメラの腕が良いことは存じ上げていますが、絵はがきのようなシーンの連続で羨ましい限りです。
     五能線のリゾートしらかみは一度乗ってみたい列車の一つですが、見事な夕日を捉えられましたね。それとお客さんがこれ程とはびっくりでした。
     いつも申し上げることですが、食事の野菜が少ないでっせ!?お昼に野菜をもっと取られたらなんて思ってしまいました。
     準特急さんが仰っていましたが、ぶんしゅうさんの馬力を改めて感じ入りました。

  2. マルーン様、コメントをいただきまして、ありがとうございます。
    五能線の夕日鑑賞は予定通りで上手くいきました。数年前には笹川流れで同じく日本海に沈む夕日を鑑賞できましたのでやはり感激でした。五能線には不老不死温泉という浜辺の混浴露天風呂がありますのでここから見るのも良かろうかと思います。
    やはり乗り鉄の旅は乘ってるだけですが良いもんです。次回はご一緒したいですね。
    食事ですが、毎日野菜ジュースを一杯飲んで野菜不足を補っています。生の新鮮野菜を採るべきなのですが歯が抜けてしまって噛めないので難しいのです。

  3. 久しぶりに女性のお見送りを受けての青森駅出発はいいですね。ぶんしゅうさんらしい旅日記を感じました。夕陽もマルーンさんと同様にお見事と思います。文中、川部を出ての岩木山バックのリンゴ畑は超有名場所で私も撮っていましたので貼り付けさせていただきます。2015年5月2日の撮影です。

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