鉄道記念日をはさんで10月8日から23日までの間は青春18のミニ版である「秋の乗り放題パス」が使えます。3日間で7,710円ですからお手ごろです。私も山陰をひと回りしてこようと、いろいろ情報を集めていたのですが 皆様の参考になればと 10月の中国地方の臨時列車についてその一部をご紹介します。
これはほんの一部です。特にご紹介したかったのは、No.2,No.3の芸備線と福塩線の通学臨時列車です。昼間の閑散時間帯に走りますので、乗るのも撮るのも好都合です。特に芸備線の臨時列車は備後落合でNo.1の「奥出雲おろち号」に接続しますので、大変便利です。とは言え 表に示すようにチャンスは10月7日、8日、15日、29日の4回だけです。米子支社と広島支社が連携しているとは思えず、たまたま4回重なっただけと思われます。なお三次駅に電話で確認しましたが、11月の芸備線、福塩線の臨時列車運転日はまだ決まっていないそうです。
No.4,No.5の「ラ・マルしまなみ号」「ラ・マルせとうち号」は213系電車をジョイフルトレインとして改造した クモロ213-7004+クロ212-7004の2両編成です。日によって岡山からの行き先が尾道、宇野、高松と異なります。全車指定で 自転車をそのまま持ち込めるのがウリのようです。10月1、2日の尾道行きですが、尾道駅の下り線は1線しかないので、多分糸崎まで回送されるだろうと推定し、尾道・糸崎間の海岸線で待ち受けようかと思っているところです。
No.6の「瀬戸内マリンビュー号」は呉線を走る唯一のディーゼルカーです。これも三原駅の呉線ホームが1線しかないため、三原到着後すぐに忠海まで回送で走り、またすぐ折り返して三原に戻ってくるダイヤです。従って三原・忠海間では短時間のうちに4本をゲットすることができます。
その他 8,9日には昨年の広島ツアーで見学させて頂いた白牡丹酒造さんをはじめとした西条の酒蔵通りの8つの酒蔵が解放され、イベント会場では日本全国の1000銘柄の日本酒が楽しめる酒まつりがあります。この2日間は臨時電車が増発され、西条駅はあふれんばかりの人でごったがえします。また15,16日には普段は閑散としている赤穂線伊部駅が備前焼まつりに訪れる人でごったがえします。
以上の他にも岡山支社では10日に姫新線開業80周年記念号がキハ47の2両編成で新見→津山→美作江見→津山→岡山というルートで走ります。実はこれに乗ってみようかと発売初日の10時過ぎにみどりの窓口に指定券を買いに行ったのですが、発売即完売でだそうで買えませんでした。山口支社では有名な「SLやまぐち号」の他 「幕末ISHIN号」や「みすず潮彩号」が走ります。詳しくはJR各支社のホームページでご確認下さい。JR以外では 先にご紹介した広電の「ワイン電車」が注目ですが、運行日は申し込み状況次第のためこまめにホームページを見て確認する必要があります。
紅葉には少し早いかもしれませんが中国山地の旅はいかがですか。特に三江線は乗り納めになるかもしれませんよ。