第8日目 2010年4月3日
佃14:06-(4466D)→15:06阿波川島15:30-(457D)→16:49阿波池田16:55-(476D)→17:02佃
昨日は、18:00佐賀関港から九四行動フェリーに乗船して、19:10に四国の佐田岬三崎港に着きました。豊後水道を横切る航路距離は31km、わずか70分の乗船時間で、運賃は、九州~四国間フェリーでは最も安い8400円でした。
日豊本線側は、高速道路が未整備なので、四国に渡るには、高速通行料、燃料代、運転時間や疲労を考えると、こちらの方が早く楽なので選択しました。
三崎港からは、東へ向かい松山高速道路に乗って、松山市内が眼下に見える伊予灘SAで宿泊し、朝を迎えました。昨日までの雨模様とは違って、晴天の撮影日和です。
今日の撮影地は、琴電旧車両運転時にお世話していただいた、高松にお住まいのK氏に前もって桜と鉄道を取りたいとお聞きしましたら、徳島線小島駅、土讃線箸蔵駅と黒川駅付近を勧めていただきました。
伊予灘SAを早朝に出発し、小島駅には9:05の到着です。駅前からして、桜満開で期待が持てます。
▲ 9:12、小島駅を発車するキハ471097+キハ47118、437D。
しかし、実際に撮りはじめて見ると、強烈な印象深い車体色の九州のDCを見慣れてきたからか、どうしても四国のDCの車体色は、印象に欠け、周囲の景色に負けてしまっているように見えてしまいます。
車外からのロケハンをするため、佃駅へ、そして徳島線と吉野川を挟んで川向うの箸蔵駅から黒川駅までぶんしゅう7号を走らせました。途中、昨年訪問できなかったスイッチバックの坪尻駅は、是非とも行きたいと道を探しましたが、失敗しました。
▲ 9:50、小島→貞光間を行くキハ185系2連の、特急剣山3号。
9:58、貞光駅着。玄関の屋根上にあるのは、かつての時計搭だったのでしょうか。
▲ 10:29、左・右下は、箸蔵駅を通過する南風10号。定番の撮影地は、左下写真の左カーブした先です。
12:04、築堤の上の駅、黒川駅着。阿波池田寄り直ぐに財田川にかかる鉄橋があります。
▲ 12:13、高知行きのアンパンマン列車、特急南風7号が、眼科に咲く桜並木を見ながら、鉄橋を渡っていきました。晴れてはいましたが、雲がかかっていました。青空だったらもっと良かったでしょう。
車窓から見ても、貞光駅、小島駅は、桜並木が見事です。山瀬駅にも大きな桜の木がありました。学駅は、受験生に有名な駅ですが、珍しい櫓のある駅としても知られていますが、何のための櫓だったんでしょうか。単なる建築デザインとして採用されたのか分りません。
▲ 17:55、穴吹→川田を行くキハ1254+キハ1248、476D。ロケハン後、この時間この場所で撮りたいと、乗車した列車を追い抜いて、来てみました。もう少し、良い感じの写真が撮れると思いましたが、・・・・。
今日は、折角の好天気に恵まれましたが、結果は期待通りには行きませんでした。四国に入り昼夕と、大好きな讃岐うどんを腹一杯食べられたのが、救いの一日でした。明日は、大歩危、小歩危の絶景の撮影地に挑戦です。見つけられなかった坪尻駅へのルートも探してみたいと、宿題を作ってから、やすみました。今宵の宿営地道の駅大歩危は、珍しくぶんしゅう7号1台だけの一夜でした。 Part 10へ続く