デジ青を読んでいたら、Wakuhiro氏の桜がジャーン!と出ていた。小生は江ノ電以来、養生をしておりましたが、桜の季節になってやっぱり撮らんとあかん、写真展もあるしな(遅いか)と思って出かけることにした。条件は歩かなくて良いところ。
今年は桜の開花が遅く、ひつこく咲いているので、仕事を個人理由で切り上げて帰宅途中に立ち寄ることにした次第。という訳で大した話題提供でもないのでありますが、関東からも季節の便りを届けます。
4月7日、普通なら葉桜になっている時期なのですが、15時ころ、会社(まあバイトみたいなものであるから)を出て、八丁堀→町屋→荒川2丁目(都電)と殆ど歩かずに桜を見に行きました。ここは駅裏の浄水場から桜の枝がにゅーっと出ており、風情があります。なぜか、中国人やらx△◎YZ人が聞きなれない言葉をにぎやかにしゃべっております。
ここはこれで良いのですが、浄水場に至る坂があってその上から俯瞰できます。坂はきついので50mほど地面を這って行きますと坂の上に至るエレベータがあります。エレベータを出ると景色が良い筈なのですが、エレベータシャフトが邪魔して桜があまり見えません。そこをなんとか写しました。面白くない写真ですが、電停を望んだりもできます。面白くないので少しだけとって帰宅しました(えらくあっさりしていますが)。
次に1週間たった14日。天気も良いので、またまた会社を昼に出て小湊鐵道に行くことにしました。小湊は本数が少ないので、まず大久保で狙って、その後、有名な飯給(いたぶ)の桜を撮って帰ろうと思います。途中里見でトロッコとの交換がありました。
大久保ではいつも桜を撮りたいと思っていましたが、イザその段になると良い所に桜がいらっしゃいません。今回は歩かないロケと決めているので駅横の桜でお茶を濁し、直ぐ引き返すことにしました。大久保の駅横の桜 ↓ 。1駅戻ってこれまた有名な月崎です。月崎ではいろんなインベントをしていて、大勢屯している。アジサイも、紅葉もあるのでここは捨て難い場所です。みな、ホームのあちこちや踏切に群がっていますが、誰もいない道を隔てた場所で、桜越しに列車を狙うことにしました。
あとは、桜との詰まらんコラボしかないではないか、と勝手に決めて(というより、乗り遅れたら飯給に行けなくなるので)急ぐことにしました。
何で平日でもこんなに多いねん。立ち話を聞くと、昨日朝の天気予報グッドモーニング(番組名)で飯給の桜を天気キャスタが紹介しており。「そんなら、見に行こか」と来た人が多いようでありました。ところでこんなことがありました。大久保に向かうときにここを通過していますが、そのとき、線路脇の桜の幹の傍に、中米と思しきボインの派手な服装+ジーパンのお姉さんがカメラを構えていて列車が動き出すとさっと歩き出した。大勢のカメラマンはどう思ったであろうか。「どけ、ぼけ」と怒号が飛び交ったと思いますが、そんなことはお構いなし。今後こんなのが増えますよ。この事態に遭遇したらどうします?
さて、時間は経って行き、夕暮れを過ぎて行きます。狙いは水鏡とのライトアップです。
このあと、2時間で2本(1往復)あり、1本撮って最終で撤収というのもありますが、あまりに遅くなって帰宅不能になりますし、真っ暗なので、ここで引き上げることになりました。どこでもネットで見る写真ですが、こんなのもあっても良いでしょう。
また、来年。いやここはもうええ。人と同じ写真ではないものを、行った人がいないような場所がええと納得して帰宅しました。真っ暗な土手に点々とカメラマンがいるのがわかりました。お疲れさんです。
今年もそろそろかなと待っておりました。
都電の桜もいいけどやはり小湊の桜が夜桜の雰囲気が良く醸し出されていて素晴らしいですね。こちらで云えば嵐電の北野線御室が有名ですが、DCとの取り合わせも中々風情があっていいです。特に水鏡がね。照明が点々でズラッとこれでもかというほどないのと、桜並木もトンネルではなく片側というのも少し侘しさが漂っていていい風景です。
現地の事情に精通した地元ならではの作品だと思います。
そうですね。たった2本の桜をライトが照らしているだけですが、なにせ、ゼニがない小湊。車でやって来て1銭も払わんと写真だけ撮って返る輩が多い中で、毎年よくしてくれていると思います。せめて乗ってあげてください、と言いたいです。見せてもらったお礼です。
写真を見てカミさんが言いました。せっかくこんだけ来るのやったら屋台出したら儲かるかもしれへんで。駅100のところにカレーを売っている店があるのやけど、頭を絞れませんかね。小湊とTie-upして。
桜のトンネルではないけど日本の風景は、良いですね。