秘帖の御開帳

このたび鉄道図書刊行会が復刻出版した「日本の客車」は、山科の人間国宝と崇められている“佐竹保雄さん”が入念に再校された【作品】である。掲載写真のうち3分の1位はご自身が撮影されたものと承っている。この作品の復刻出版に合わせるかのように、門下生にお話くださっている若い頃の行動記録が公開された。それが今回紹介する秘帖である。

門下生諸君!直ちに鉄道図書がある書店に走れ!到着したら「ネコの国鉄時代22号!」と叫ぶこと。そして「客車の実見を主目的に巡った若き日・昭和33年九州旅日記」を目次で探し開くと、「でたぁー」。山科ではない、九州の話なのだ。

この旅日記では須磨の大人との交流が紹介されている。門外不出の秘話?の臭いもしてくる。それより現車撮影だけでなく、現車確認には何が必要か、との話が出てくる。稿末に貧乏旅行の支出明細が掲載されている。【日本ステーションホテルクラブ】のメンバーだけに宿賃が全く記録されていない。勿論、支払い無しであった。

お母上が保存食を作られた話で思い出したことがある。Ⅱ代目会長のお母上は、でっかい焼きおにぎりを作り1食2ケ待たせたこと。母を亡くした老人の分も用意して下さったこともある。

「日本の客車」は人間国宝が青春をかけて編集作業をされた産物なのだ。今回の復刻版出版を記念してクローバー会は例会として“佐竹保雄さんを囲む会”を計画している。追って会員諸兄にお知らせするが、その前に\2,400持って本屋へ走れ!「ネコ・国鉄時代22号ですぞ!」

尚、「日本の客車」について、クローバー会も特典ツキで受付中です。

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