三江線廃止から1週間となりました。最後はやはり大層な賑わいだったようで、TVのニュースでもよく見かけました。もう現地は静かになっていることでしょう。先日、人間国宝様撮影の貴重な口羽延伸開業時の写真を特派員様よりご披露(95174)いただき、興味深く拝見しました。これに応えて昨年夏に訪問した際の口羽の写真を紹介させていだきます。
三次から上り始発に乗れば、口羽で下り始発と交換、さらに30分近い停車時間があるのでゆったりと駅で過ごせます。
人間国宝様撮影の5点目と同じ建物をバックに口羽を後に三次へ向かう421D 建物は西念寺という寺院のようです。人間国宝様5点目写真の線路をオーバークロスする道路の新道が、駅寄りにできており、駅を俯瞰できます。停車時間が長いので、新道に上がって撮影できました。撮影していると、おなごり乗車とおぼしきオバサマの「あっ、あんなところまで行ってる人が…」みたいな声が駅の方から聞こえました。
54年前にテープカットが行われたあたりに停車中の江津経由浜田行き
ホーム躯体の構造が開業時と変わっているようです。延長もされているか?保線車の側線もあり、全通時に改良されたのでしょうか?
ところで、人間国宝様ご撮影写真2点目の記念列車の車体中央部の窓下に何やらついてますが、「記念列車」とか書いた貼り紙みたいなものでしょうか??
この時点では、夏のさわやかな早朝で、この先の旅路に期待に胸躍らせて、再度列車に乗り込んだのですが、小一時間で降りだした雨は本降りとなり、やがて列車は立ち往生、沢谷から代行バスのお出ましとなりました。営業上は江津まで「乗車」したものの、三江線全線の乗車はかないませんでした。
当時のJRWの運行情報サイト
せっかく訪問したのに乗り残してしまい残念でしたが、当時はまだそれ程の混雑でなく、一部でも乗れたことは良かったものと思います。
宇都家さま
三江線口羽駅の廃止直前の状況、ありがとうございます。私も昨年行った際に、カーブした口羽駅は車窓からチラリと瞥見しましたが、なにせ超満員で、人間国宝の写真と十分な比較もできずに終わっていましたので、たいへん参考になりました。ホームはたしかに延長されていますね。ずっと単行運転でしたが、最終日近くになって3連に増結されて、皮肉にも延長されたホームが役立ったのでしょうか。陸橋の背後に見える大きな建物は寺院だったのですね。よく分かりました。
コメントありがとうございます
この線は施設的にはそれ程昔と変化がないのだろな、と乗車時は思いましたが、意外と変化があることを口羽延伸時の写真から知ることができました