癒しの島 台湾鉄道2019年春の旅 Part 6 南迴線 DR2700系リバイバル號を追う

▲ 12:32 金崙駅を発車してコンクリート橋を渡っていくDR2700系5両編成、今までは6両編成で運行されていましたが今回は1両減で走行しました。

第4日目 3月17日

宿泊したナルワンインの朝食タイムは6:30からと朝早くから活動したい鉄ちゃん向けです。メニューも十分でたっぷり食べてから出発です。

▲ 8:12 DR2700系の撮影には時間がありましたので旧台東站にある台東鉄道芸術村へ行ってみることになりました。前回2014年7月に初めて訪問した時には工事中だった駅舎が完成しています。

前回の訪問記はこちらをご覧ください。

▲ 台東線全通時の台東付近地図です。台東~関山は、1919年12月に開業した台東開拓会社の路線(762㎜)を1922年4月20日に買収したものです。全通前は台東南線と呼ばれていました。1982年6月26日に1,067㎜への全線改軌工事は完了し、1992年12月の南廻線全通時に現在の台東新駅(旧卑南駅)に機能は移転され、2001年5月31日に廃線・廃駅となっています。
【台東開拓会社】
日本統治時代に台湾総督府は花蓮、台東一帯で大規模な移民政策を行いました。これにより、1911年から1924年の間、北海道や四国から日本人農民が入植して東台湾にはいくつかの移民村が建設されています。物資輸送のために鉄道が敷設されていました。
入植農民によって水田の開墾が進められ、持ち込まれた日本米栽培は台湾一のブランド「池上米」として育っています。

見学後は台東~山里の撮影地へと向かいました。
▲ 9:29 撮影地に到着 Google座標;22.857025, 121.130891
9:44 花蓮始発台東行きの莒光號602次E227号機に牽引されてやって来ました。荷物車3両に8両の客車の編成です。

▲ 9:53 続いて樹林始発知本行きの「新太魯閣号 Hello Kitty ラッピング列車」402次が来ましたが、カメラを用意できず撮影失敗です。

▲ 9:57 台南始発花蓮行きの自強號301次が北上していきました。残念ながら曇天ですので車両がハッキリと写りません。

▲ 10:39 昼からの撮影に備えて池上便當の購入です。

▲ 11:42 撮影地 香蘭~瀧溪 東海岸と水平線が見えるいつもの撮影地に到着、最初に来たのは台中始発台東行きの自強號371次、後追いで撮りました。

▲ 11:54 続いて台東始発新左營行きの莒光號704次です。

▲ 12:17 本命のDR2700系が来ました。ここからは追っかけです。


▲ 12:32 金崙での停車時間に追い抜き、コンクリート橋で後追い撮影です。

▲ 14:02 東海岸から西海岸へ山を越えて達信に来ました。トンネルを抜けて山道を下っていきました。

▲ 14:43 坊寮~東海 Google座標; 22.385076, 120.582910
以前にも撮ったエビの養殖池が線路両側に広がる中、今日は正面撮りです。

▲ 15:20 少し場所を移動して養殖池を前景に撮影です。先ずは台湾一周莒光號2次がきました。

▲ 15:43 続いて台東始発彰化行きの莒光號754次の通過です。


▲ 15:47 DR2700系が続いてきました。

▲ 16:31 この地区名産品の落花生畑が広がる中、折り返したDR2700系が戻ってきました。以前、冷気平快列車を追いかけた時に撮りましたが下の写真のように田園地帯を走るシーンが撮れましたが電柱が立ってしまった今は難しくなりました。

▲ 南洲站に向けて走ります。

▲ 16:39 続いて来る潮州始発坊寮行きの莒光號723次も撮ります。時刻表では土日は運休のはずなのですが・・、回送なのか?

▲ 16:43 南洲で交換した坊寮始発潮州行きのDR2900系區間車3532次です。

▲ 次の撮影地、坊寮~加禄の道路橋(大鵬橋)へ急ぎます。国道にはこの地の名産品落花生菱角の屋外販売店が並んでいます。菱角?、昔小学生の時に近所のおばさんが沼で採ってきたのをいただいて食べた記憶がありますが最近はスーパーでも見かける事はありません。茹でると栗のようなシャキシャキした食感があったのを覚えています。台湾中南部の夜市で売っているそうなので次回は探して食べてみたいです。

▲ 17:31 坊寮~加禄の道路橋(大鵬橋)に到着、すぐにR131号機牽引の台東始発新左營行きの莒光號706次がやってきました。電源車を入れての9両編成です。

▲ 17:42 DR3100系新左營始発花蓮行きの自強號317號がちょっと遅れてやって来ました。曇天の夕暮れが近づきだしました。
【DATA】NikonD500 ズーム200㎜、1/320秒、F5.6、ISO1250

▲ 17:46 前照灯が輝く中、DR2700系が戻ってきました。
【DATA】NikonD500 ズーム200㎜、1/400秒、F5.6、ISO1800

▲ 明るいレンズを装着したカメラに持ち替えて撮ります。
【DATA】NikonD800E ズーム70㎜、1/500秒、F2.8、ISO800

▲ 後追い撮影です。加禄站に入線していきました。
【DATA】NikonD500 ズーム200㎜、1/400秒、F5.6、ISO2200

暗くなってきたのでこれ以上追いかけても撮れません。これで切り上げとしました。

坊寮 (路線バス)⇒20:00 高雄


▲ 20:40 今日のホテルは高雄に戻ってのJホテルです。
明日は千住のヤスベイさんと私を除いて皆さんは帰国されます。戻ってからデカンショまつり号さんの友人の台湾鉄ちゃんも一緒に宴会でした。

Part 7へ続く

癒しの島 台湾鉄道2019年春の旅 Part 6 南迴線 DR2700系リバイバル號を追う」への5件のフィードバック

    • ぶんしゅう様、米手作市様

      訪台の際に重要な参考情報にさせていただいているのでコメントいたします。
      路上看板の絵の通りの形をした実で、自分は台北の龍山寺の夜市でゆでたものを(各種の豆類が山盛りの屋台)買いました。食感はぶんしゅう様のお書きの通りです。

      • D511162様
        では、私の知っている日本の菱のみとは違うようですね。日本のはあんなヤンキーのヘアスタイルのような、韓国のマスクのような形ではありません。でも味は栗と似ています。

  1. 米手作市様、小学校時代に食べたのでどんな形をしていたかハッキリとは覚えてはいませんが、あんなに黒い色ではなかったかも、しかし栗とよく似た味だったことだけは記憶が在ります。近所のおばさんは山に入ってウドやわらび、今頃にはつくしを採ってきて佃煮にしたり、よく持ってきてくださいました。当時近くの川ではしじみも採れてバケツ一杯の収穫もありましたが今はコンクリート護岸になって自然河岸はなくなり水質も激変してしじみはいなくなりました。次回訪台する時にはD511162様の行かれた夜市で食べて食レポをおくります。

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