昭和の電車 改訂版(240)ー知多鉄道デハ910号ー

またまた準特急さんのレポートです。
準特急さんは、ホントに細かく歩いて調査していますね!

知多鉄道910形のちの返り咲きの姿

昭和の電車 改訂版(240)ー知多鉄道デハ910号ー」への6件のフィードバック

  1. これも面白い電車で、自分が中京圏にいた少年なら瀬戸線時代に、西鉄大牟田線の支線のように乗りに行ったのにと、70年代中盤に思ったことでしょう。
    しかし時代はモノを大事にする昭和期だったことも幸いして、北陸鉄道と福井鉄道という中日新聞文化圏で”ローカル記者”として三回目の赴任先で気を吐きました。
    私は京都の私大に入学したのが1979年、その年と82年の在学中に北陸を旅行して最後の活躍に奮闘する彼らに会えています。
    まずは1982年の福井鉄道と京福三国芦原線の結節点田原町で見かけた福鉄モハ143−2
    この正面改造は若作りというか面白かったですね。(元名鉄モ907)

    • 1979年夏に写せた北陸鉄道モハ3744(元名鉄モ906)
      こちらは名鉄時代の姿にずっと近いと思われます。
      撮影の列車は加賀一の宮行きで、撮影場所は鶴来駅の少し手前です。

  2. 関 三平さんの解説を少し補足させていただきます。
    昭和6年、デハ910形として910~914・916~918の8両新製されました。名鉄発足後、昭和16年の改番でモ911~918に改番され、昭和23年8月、太田川車庫の火災で焼失した914が廃車になり、ラストの918が914に改番されました。(それ以外にも以前に改番が行われていますが、話がややこしくなりますので省略します)
    昭和39年から40年にかけて、モ3730形製作時に、台車、電装品が流用され、ク2330形(2331~2337)になりました。
    瀬戸線の木製車を置き換えるため、昭和40年から41年にかけて瀬戸線に転属して、廃車される木製車の電装品で、再電装され、モ900形(901~907)に改番されました。
    昭和41年4月、特急運転開始により、モ901~903が扉間転換クロス化、昭和43年3月、特急増発によりモ904~906も転換クロス化され、残るモ907は、座席はロングしーとのまま、塗装のみ特急色になりました。この時も複雑な改番が行われていますが省略します。
    昭和53年3月18日の1500V昇圧により廃車になりましたが、モ901、902、907の3両は福井鉄道に、モ903~906の4両は北陸鉄道に譲渡されました。
    昭和48年2月11日、尾張旭駅、モ901+ク2301です。

  3. 昭和48年1月2日、尾張旭駅、モ901
    車掌用の乗務員扉が引戸であることが判ります。

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