【 シェイと桜 】
阿里山に桜が咲いて、シェイ31号機が走行する、一度は見たい撮りたいと思っていたシーンが今年も3月11日と18日に実現するとのニュースが入りました。これは逃してはならないと行くことを決めましたが、問題は桜が満開になるのはこの両日のどちらなのかです。毎年春には桜前線を追いかけていますが天候と桜満開時期の把握には苦労しています。
昨年12月4日の阿里山に行く前日、阿里山鉄道に勤務する友人達と夕食を共にした時に聞いてみましたら3月初旬から末まで咲いているとのアバウトな返答しか聞けませんでした。そんなに長い期間に咲いているとは日本ではありえません。ネット情報も探しましたら3月30日に満開の桜とシェイの写真もあり、何が本当なのか混乱するばかりです。
また今回の旅にはいつか行きたいと思っていたもう一つの森林鉄道、大平山ポンポントロッコの乗車と撮影も加えました。
【 フライトの選択、またドジ 】
訪台へのフライトは確保しておかねばなりません。無料で行ける貯めたJALのマイレージポイント残はありましたので出来るだけ少ないマイレージで行けるフライト期間を探しました。かつては関空~台北を往復するマイレージポイントは16,000ポイントがあればよかったのですが最近はフライト日によって上下するように改悪されています。一番安いのは15.000ポイントと以前より安いのですが高い時には67,500ポイントまで跳ね上がってしまい欧州行き並みで利用できません。又、燃油サ-チャージ加算も出来てしまってかつてのように全額無料とはいかなくなりました。
関空~台北のJAL便が運航されるのは月火木金の曜日です。調べた結果2月29日、3月14日発の便が復路と組み合わせると15,000マイルと一番安く行けることが分かりました。
どちらにしようかと迷いましたが、桜の満開時期は後ろの方が撮りようがあるだろうと後者の3月14日発を選んで申し込みをしました・・・・、つもりでした。
ところが数日後に確認しますと、どこでどう間違ったのやらもう片方の2月29日発になっています。両方のフライトにエントリーしていましたので手続き途中で2月29日発の便搭乗を進めてしまったようです。いつものドジ発症です。
どうしようかと悩みましたがやはり3月14日のフライトを選び、搭乗便変更料3,000円を支払って変更しました。復路便は7,500マイルから17,500マイルに跳ね上がっていました。以前は便によってマイレージポイントで確保できる席数が決まっていて先着順割り当てでしたが最近は席数制限がなくなっった代わりに必要ポイント数が上がるようになってきています。大損です。いつもながら優柔不断の性格と確認ミスからのチョンボ多発の自分に情けなくなりました。
第1日目 3月14日
① 長岡京 6:42(快速)⇒6:53 高槻 7:00(はるか7号)⇒8:19 関空
② 関西空港 10:00(JL8667)⇒12:15 桃園空港 ( 搭乗;3時間15分)
▲ 前回1/23は1本早めに出ましたが空港の出国手続きはガラガラで早すぎましたので次発のはるか7号に乗車しました。
いつものように一番前の席を予約しておきましたので隣はロックしてもらい余裕のフライトです。それでも搭乗客は多くほぼ満席状態でした。
▲ 10:53 フライト50分後に機内食が提供されました。初めて食するお味で美味しく、今回は完食できました。
▲ 12:20 到着後は入国審査です。今まではガラ透きでしたが今回は多少ですが並んでおられました。しかし今回からは申請した常客証があります。
常客証とは直近の12カ月で3回以上台湾を訪れていれば申請可能、出入国審査の際、VIP待遇の専用レーンから出入国審査をスピーディーに行なうことが可能です。4年ぶりに申請して受取りました。
入国審査を瞬時ですまし、到着ロビーへ出て、台湾観光キャンペーンに挑戦しましたら運よく当選して電子マネーNT$ 5,000(約24,250円)相当のカードを頂けました。今まで参加するも惨敗続きでしたので感激です。
▲ 続いてはSIMカードの購入と両替です。今回は6日間の滞在ですが最終日は桃園空港に向かうだけでラウンジへ行けば無料WiFiが使えますので5日間用NT$300で済ませました。
両替は今回大平山と阿里山の山へ向かいます。前回阿里山ではICカードやクレジットカードが使えず苦労しましたので現金を持っていく必要性がありましたので30,000円分を用意しました。前回使い残した現金もありましたのでこれで十分です。
早速ICカードを使って桃園MRTに乗車して台鉄台北站へと向かいました。
台北からは台鉄新自強号に乗車して大平山へのバスが出ます宜蘭へと参ります。
③ 桃園第2ターミナル 12:53(桃園MRT)⇒13:34 台北駅
④ 台北 14:00(台鉄・新自強428次)⇒15:16 宜蘭 NT$ 218
台鉄の区間車はこのカードで乗車可能ですが自強、新自強、ピュウマ、タロコの優等列車には長距離での乗車はできません。台湾観光キャンペーンで支給しているカードですのに合点がいきません。「世界デジタル競争力ランキング2023」では64国中で9位を誇る(日本は32位)台湾ですので使用できるようにしていただきたいものです。ちなみに同じ交通機関でもバスには使用できます。
▲ 15:16 宜蘭到着です。
▲ 15:30 まずは予約してある駅前のホテル大成飯店(Day‐Chen Hotel)にチェックイン、7,089円(朝食なし)は高めですがバスタブもあって清潔感は良さそうです。以前に不銹鋼號さん達と宿泊した星鑚大飯店から3軒隣ですが宿泊料金は円安もあって2倍になっていました。
▲ 明日は大平山へと向かいますが、宜蘭站裏站近くのバスターミナルから土日のみに運行されています1往復のバスに乗車して行くのが一般的と旅行案内書やネットでの記事です。ただ調べていくと平日も運行しているバスがあるとの一件の記事が見つかりました。
今回は無難に台湾で数々のツアーを企画しています『KKday』という旅行代理店の台北からの『【33%割引】2024年 太平山1日ツアー予約 太平山荘&太平山蹦蹦(ポンポン)車 見晴懷古歩道&鳩の沢温泉巡り 台北・宜蘭発 小型車催行保証(台湾 宜蘭・1日ツアー)』を利用することにしましたが今後のために平日運行の有無を確認しておきたいと宜蘭に来ました。オンラインでの予約決裁を前もって手配しました。往路は宜蘭発乗り込み、復路は台北迄乗車が可能でした。
【33%割引】2024年 太平山1日ツアー予約 太平山荘&太平山蹦蹦(ポンポン)車 見晴懷古歩道&鳩の沢温泉巡り 台北・宜蘭発 小型車催行保証(台湾 宜蘭・1日ツアー) – KKday
▲ 16:35 宜蘭站裏站近くのバスターミナルに参りました。
大平山に行く1750系統のバス路線図をじっくりと見ますと確かに1750A平日運行と記載されています。近くにおられたバス運転手にも聞いてみましたが確かに運行している。復路は14:30に大平山を出てこちらに向かうとのことでした。ただそれではトロッコに乗っている時間が限られますので気を付けなければいけませんがバスが遅れず順調なら問題ありません。40席が予約指定で運行している様ですので事前に国光客運バスに連絡しておく必要があります。
▲ 17:10 ホテルからすぐ近くにある観光夜市にやってきました前回もクモハ73106さん達と一緒に夕食をしたところですが食べた美味しい小籠包屋がありません。閉店になったみたいですのでホテル向かいにある別の店に行って食しました。Part 2 へ続く