2015年 西方見聞録 ルーマニア鉄路の旅 Part41 アラド(Arad)のトラムに乗る、撮る その3

DSC_7482_200”IMPERIO”と、名付けられ2014年10月に登場した低床車。これからのアラドの市民の足となるように願いを込めて地元 ”Astra Vagoane Calatori ”にてシーメンスからの技術供与を受けて製造されました。今後、老朽化なる旧型トラムの置き換えとして増備される予定です。

1897年当時の馬車鉄道路線

1897年当時の馬車鉄道路線

【 アラドのトラム 】
アラドのトラムは他の都市と同様に馬車鉄道としてハンガリー王国だった1869年10月24日、1000㎜ゲージで開業しました。
蒸気トラム及びガソリン車での運行が行われ、電化されてからはトラムが走りだし路線が延伸されていきます。
1978年には郊外電車路線を市内トラム路線に統合して郊外線にもトラムが乗り入れるようになりました。
現在は郊外線の多くは廃線・縮小されて全線約30㌔が走ります。

アラドのトラムについては下記のHPが上手く訳せませんので詳細をお知りになりたい方はこちらをご覧ください。
公式HP  http://www.ctparad.ro/

01_アカド電車001

ルーマニアで初めての電気鉄道、1913年ハンガリーブダベストのGanz-Danubius で製造された電車が走りました。 ※ 写真はClub Metropolitan公式HPからの転載です。

Arad郊外鉄道_100【 アラドの郊外電車 】
アラド市内と郊外を結び、1906年に開業しました。
1913年には電化されてルーマニアで初めての電気鉄道となりました。
路線は、
①Ghioroc – アラド(22.15㌔)
②Ghioroc – Pâncota(22.35㌔)
③Ghioroc – Radna(13.08㌔)
でした。

02_Ghioroc郊外線時刻表路線はトラム路線に吸収され、もう上の写真の電車は走っていませんが、修復復元、動態保存されている車両があってイベント時には走行するそうですが、内部は木造、乗って見たい電車です。
現役だった写真はこちらにあります。

今回一応行こうとはしましたがネット検索で時刻表を見てみますと日中は約2時間間隔で、半日行動になります。乗車したいトラム路線ではありますが、これでは今回は無理と諦めました。

第17日目 2月27日 その3

13:15 Piata Gai  からトラムに乗って着いたPiata Podgoria電停は3路線が分岐します。それだけにアラドのトラム各種が見られます。
04_トラム路線図_300
DSC_7310001▲ 撮影地⑤ Piata Podgoria アラド駅前からやって来た7系統、車両番号はPart40で説明しました通り、こちら側からは見えず不明。(Arad AR  00145)

DSC_731300204_トラム路線図_5-6▲ 撮影地⑤ ⑥からトラムT字形交差点をアラド駅に向かって渡ってきます。
Duewag製のGT6型7系統36号連接車編成です。

交差点はアラド駅前からC.E.T.に向かう路線はU字形にループして鉄道線を高架で越えていきます、

DSC_7316004DSC_7319005▲ 13:19 鉄道線を越えて、高架橋から降りてきた15系統、車両番号不明。(Arad AR  00038)
こちらへと回ってきました。

DSC_7336011▲ 高架橋から降りてきた16系統トラムはPiata Remanaへと向かいますが、こちらに進行する方から7系統697号編成(Arad AR  00134)がやってきましたので停車して待ちます。

DSC_7342012▲ 13:34 撮影地⑤と⑥の間のあるビル横の専用軌道を来る16系統の1863号編成。ミッキーマウスのラッピングトラムですがキャラクター使用許可は受けているのか・・。

DSC_7351014▲ 撮影地⑥ 次にもT字形交差点があって、本線と分岐して行く路線は、かつての郊外電車方向です。真っ直ぐにこちらPiata Romanaへと来るのはDuewag製のGT8型3系統1856号3連接車です。GT8型の製造年は1957~1976年、車両長26,647㎜、幅2,350㎜、出力110kw×2。

DSC_7353015▲ 曲がって行く郊外線から来る7系統、車両番号不明。(Arad AR  00145)、先ほど撮ったトラムが折り返して戻ってきました。正面を見ますと前照灯は中央に縦2灯があったようで今は潰されています。アラド駅前へと回って行きました。

DSC_7358016▲ 上の写真の電停からの撮影です。10系統1003号3連接車がアラド駅前方向から曲がってきました。

DSC_7362017DSC_7364018▲ 後を振り向くと18系統の3連接車がきましたが来ていました。乗換客も多いのか、幅の広い電停のプラットホームです。

13:44 次に入線してきた18系統240号連接車に乗車しました。

DSC_7366019▲ 高架橋からはトラムの車庫が見えました。入場できるのなら行きたかったのですが・・。
直ぐに下車して折り返します。

DSC_7346013▲ 交差点からPiata Romana方向を見ますと木立の中から6系統1085号車が出てきました。両側は自動車の走る道路、挟まれた広い公園の中をトラム路線が伸びています。何と恵まれた環境なのでしょうか。Piata Romanaへとトラムに乗ってロケハンする事にしました。

途中、アラド市役所前が気に入りましたので即決で下車しますと、目の前には午前中にトラムでご一緒してお話ししたお姉さんがおられました。これから勤め先に行かれるそうで、お互いに1日2度も会うとはと、ビックリとしましたが、こんな事があるのですね。  Part42に続く

2 thoughts on “2015年 西方見聞録 ルーマニア鉄路の旅 Part41 アラド(Arad)のトラムに乗る、撮る その3

  1. アラドの電車、懐かしいです。1997年に訪問した時も中古車だらけでしたが代替わりしても中古車だらけですね。その中の低床車はまさに掃き溜めに鶴という感じです。

    郊外線も乗車しましたが、田舎道をひたすら走り続けました。旧型車は終点近くの車庫に朽ち果てておりました。

  2. たかおか様、コメントをいただきまして、ありがとうございます。
    郊外線は行けなかったのが心残りでした。郊外線はDC1500Vだったと思いますが、復元動態保存されています車両は、750Vのトラム線でも走行は可能なのでしょうか?

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