「ゆうパック色」105系

久しぶりに新聞ネタで投稿しました。7月17日の中国新聞記事です。「ゆうパック色」という言い方があったことは知りませんでしたが、言い得て妙です。

令和4年7月17日 中国新聞朝刊

105系は福塩線と宇部・小野田線の旧型車置き換え用に登場した通勤型電車です。その後、奈良・和歌山線や仙石線でも活躍しましたが、現在では元の福塩線と宇部・小野田線でしか見られない形式になっているようです。

呉線でも活躍が見られた時期がありました。これも「ゆうパックカラー」です。

平成23年12月10日 呉線三原・須波間 沼田川鉄橋にて

今になって初めて気付いたのですが、沼田川鉄橋であと追いで写した上の写真はクハ104-601で、元サハ103-66に運転台を取り付けて105系のクハ104-600番代として誕生した1両しかない貴重な車両だったようです。平成28年4月15日に廃車になっています。要は正統派の105系ではなく、103系からの改造車の一統もいました。

平成25年8月3日 呉線安芸幸崎駅での交換風景

「ゆうパックカラー」は姿を消し、「タクアン」に置き換えられてゆきました。「ゆうパックカラー」は「初代広島色」と言うそうです。

平成27年4月28日 呉線竹原・吉名間 天池にて

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