広島から小ネタ(続報)

3月16日ダイヤ改正に伴い新駅開業や新旧車両の交代劇などいろいろなニュースが飛び交いました。広島地区からは「タクアン」が姿を消し、すべて227系レッドウイングに世代交代しました。山陽本線は今まで115系Tc+M+M+Tcの4連が基本でしたが、227になるとMc+M+McとMc+Mcの組み合わせが基本となり、多くの列車で4連が3連に代わりました。さっそく不満の声が聞かれます。

平成31年3月16日 中国新聞朝刊

この混雑ぶりを「見込み違い」とは情けない限りです。運転席のあるMcが多く、トイレが占めるスペースも従来より広いので、同じ両数でも1編成当たりの収容力は小さくなっていると感じます。「空気を運ぶより、ぎっしり詰め込んで運ぶ方が儲かると考えました」とは言えないのでしょう。競合相手がない独占企業ならではの姿勢と言われても仕方ないですね。

平成31年3月15日 中国新聞朝刊

ただ岡山支社の115系、105系は残っていますので、糸崎以東や福塩線では「タクアン」を見ることができます。

広電では先に紹介しました5200型の出発式が行われたようです。

同紙

1編成3億8千万円、今年度は2編成が投入されます。7億6千万円を100円単位の運賃で回収してゆくのは大変ですが、信用乗車をいいことに無賃乗車が増えるようでは、これまた情けない話です。

広電椋田社長は連日大忙しですが、広島駅の建替えと駅ビルへの広電高架乗り入れ計画が正式に発表されました。

平成31年3月16日 中国新聞朝刊

完成までにまだ5年ほどありますが、現在の猿猴橋経由の区間は廃止され、また比治山線を利用したループ系統も誕生する計画です。この記事によれば、新規に開業する駅前大橋線では架線レスも視野に入れているようです。

ゆったり座ってゆける227系電車で広島へ行き、駅ビル2階から広電に乗り換えて市内に向かう日を楽しみに、健康を維持しながら、あと5年待つことにしましょう。

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