整理中のネタがいくつかあるのですが、今回は間合い運用ということで、特急「はるか」です。「はるか」という列車は、関西空港と大阪、京都、遠くは滋賀県の野洲間を乗り換えなしで移動できるのが素晴らしいですね。この点は南海「ラピート」より優位です。
ホームライナー的な役割も担う「はるか」に今回は注目しましょう。
追記:「はるか」の話題から少し外れますが、たまたまこんな記事がありました。
奇数番号の列車は下り、偶数番号の列車は上りです。
【野洲】
下り2本(9号、11号)、上り2本(50号、54号)
【守山】
下り2本(9号、11号)、上り2本(50号、54号)
【草津】
下り3本(3号、9号、11号)、上り2本(50号、54号)
【南草津】
下り3本(3号、9号、11号)、上り2本(50号、54号)
南草津は普通のみ停車する駅でしたが、今や新快速・特急も停車する駅にまで発展しました。
【石山】
下り3本(3号、9号、11号)、上り2本(50号、54号)
【大津】
下り3本(3号、9号、11号)、上り2本(50号、54号)
【山科】
下り3本(3号、9号、11号)、上り2本(50号、54号)
【京都】
全列車停車
【高槻】
下り4本(1号、3号、5号、7号)
上り10本(38号、40号、42号、44号、46号、48号、50号、52号、54号、56号)
はるか1号は高槻6:02発、はるか7号は高槻7:30発
はるか38号は高槻17:20着、はるか56号は高槻21:49着
【新大阪】
全列車停車
【大阪】
全列車停車
大阪駅に停車するようになり、便利になりました!
【天王寺】
全列車停車
【和泉府中】
上り6本(2号、4号、6号、8号、10号、12号)
下り9本(43号、45号、47号、49号、51号、53号、55号、57号、59号)
はるか2号は和泉府中6:55発(平日)7:01発(土休日)、はるか12号は和泉府中10:02発
はるか43号は和泉府中17:37着(平日)、17:36着(土休日)、はるか59号は和泉府中21:38着(平日)21:35着(土休日)
【日根野】
上り6本(2号、4号、6号、8号、10号、12号)
下り9本(43号、45号、47号、49号、51号、53号、55号、57号、59号)
【関西空港】
全列車停車
在職時代は朝の関空発にちょうど良い時間なので、大津駅から乗る「はるか3号」にはお世話になりました。家から歩いて駅まで行き、乗ればそのまま関空に到着で大変便利でした。ところが退職後は同じように関空に行くこともあったのですが、大津駅からは一度も乗ったことがありません。なぜでしょうか?
大津から関空までは109.8kmで現在特急料金は自由席で1860円です。ところが京都からだと100km以内で1200円で済みます。おまけに「はるか」の2分前に普通があるので、京都駅で乗り換えのためホームを移動する手間はありますが、京都駅発車までの4分で十分間に合います。
年金生活者には少しのことでも節約したいということで、せっかく大津駅に停まるのに乗ることはありませんでした。
もっとも最近は同じ時間で行けて安いバスを利用することの方が多いですが・・・
大津の86様
早速のコメントをありがとうございます。
このような例はよくありますよね。知る人ぞ知る裏ワザだと思います。
確かにバスは安いですし便利です。去年の三岐鉄道乗車会の際に、総本家さんが京都から四日市(?)まで高速バスでお越しになられたとお聞きし、鉄道一辺倒の私にとっては「そんな行き方があったのか!」と目から鱗でした。
奈良の駅名研究家様
確かにJRは、広域な路線のネットワークを生かせるから有利な面がありますね。「はるか」の首都圏版の「成田エクスプレス」は、一時期「大宮」、「池袋」、「高尾」まで定期運転をし、臨時列車としては「小田原」や「河口湖」まで足を延ばしていました。
関西でも1995年12月から1998年まで年末年始や行楽期など季節限定で土曜・日曜・祝日に1日1往復、姫路-関西空港間で臨時特別快速「ウエスト関空」が運転されていました。停車駅は、最終的に「加古川」・「西明石」・「明石」・「神戸」・「三ノ宮」・「芦屋」・「尼崎」でしたが、利用客が少なく廃止されてしまいました。
現在、神戸と関西空港を結ぶ交通手段としては、リムジンバスと神戸-関空ベイ・シャトルがありますが、運賃面を除いて大量輸送、定時性確保という意味では鉄道が有利です。今年から梅田貨物支線の地下化に伴い「大阪」にも停車することが可能になり、北方貨物支線との新大阪駅構内でわたり線の新設が必要ですが、山陽本線方面と関西空港を結ぶ特急の新設を再検討する必要があるのではないでしょうか。「成田エクスプレス」は、「東京」で新宿編成と大船編成とが併結していますが、「大阪」で京都編成と姫路編成が併結するところを見てみたいものです。
快速つくばね様
ご来店ありがとうございます。
なにわ筋線が開業した暁には、JR、南海、そして阪急がどのように棲み分けをしていくのか興味があります。その中で、JRは仰せの通り広域な路線ネットワークを持っていますので、それを活かすことで他私鉄との差異化が図れるのかなと思います。
なにわ筋線は2031年に開業予定とのこと。8年後なんてあっという間です。
写真は本日8月19日の、はるか17号です。(長岡京~山崎間) はるか号は夏休みの多客期輸送のため、8月3日ごろから全号9両編成で運転しています。281系の増結車も約3年半ぶりに運用に入っています。写真でお分かりの通り、281系は271系とは違った「おうぎ」のキティちゃんラッピングを施しています。これで281系・271系は全部ラッピング編成になりました。
勘秀峰様
ご来店ありがとうございます。
派手といえば派手ですが、パンダくろしおに見慣れてしまったせいか、「はるか」はどこか落ち着いたラッピングかなと思います。
ラッピングといえば、阪急のちいかわ電車です。今しか撮れない期間限定の列車です。
駅名研究家様、情報ありがとうございます。23日まで運転の阪急ちいかわ電車、京都線のうさぎ号を今日撮影しました。(西山天王山)側面のラッピングは先頭車のみでした。左側の車掌席にぬいぐるみがあるのがご愛敬です。
勘秀峰様
早速の撮影活動、お疲れさまでした。愛嬌のあるキャラクターで、人気が出るのもわかる気がします。
皆様、ちいかわ電車は来年の3月28日まで運行しています。ぜひ一度、ご覧になってください。
https://www.hankyu.co.jp/area_info/chiikawa_hankyu2023/index.html