7000形のトップナンバー7001号車が、黄色に赤帯の昭和40年代をイメージした塗装に変更されて、11月10日から運行されている。
7001の車歴は下記の通りである。
昭和30年12月日本車輌で7055として新製。
53年3月アルナ工機で車体を新製して7001に改番。
平成2年2月アルナ工機で冷房改造。
7000形は現在の黄色に青帯の7022、それ以外の標準色と3種類の塗装が揃ったが、標準色車の約半数はラッピングが施されている。
町屋駅前/ (25-11-22)
三輪タクシーと7001/ (25-11-26)
7001は入口近くに停められていたが、その前に三輪タクシーが駐車しており動く気配なし。その後、町屋駅前行で出庫した。
【参考1】7001 スタイルの変遷
7055(旧車体)時代/ (52-2-12) 荒川車庫前
【参考2】青帯の7022/ (23-5-16) 荒川車庫前
昭和31年9月日本車輌で7076として新製。
53年1月アルナ工機で車体を新製して7022に改番。
平成2年3月アルナ工機で冷房改造。
平成17年現在の塗装に変更。
【参考3】標準色の7024/ (25-11-26) 荒川車庫前
昭和31年9月日本車輌で7078として新製。
53年2月アルナ工機で車体を新製して7024に改番。
平成2年11月アルナ工機で冷房改造。
7000形は、7001~7031の31両が車体更新されたが、現在の在籍車は7001~7003、7005、7008、7010、7013、7015、7016、7018、7019、7022~7026、7029~7031の19両である。
また、7009、7028、7017、7021の4両は豊橋鉄道に譲渡され、同社のモ3501~3504となって現在も活躍中である。
過日発表された「東京都交通局2013」によると、7000形の代替車として26年度3両、27年度7両の新車(形式未定)が導入される予定である。