2014年 一畑電車・北近畿タンゴ鉄道撮り鉄旅 Part3  一畑電車を撮る その1

第3日目 3月28日 その2

JR境線のちょっとだけ撮影を終えて、松江から来た道を戻りました。

2411:50 丁度、昼食時間です。
東横インの駐車場にぶんしゅう7号を置いて、昨夜大津の86さんと宴をやりました”海鮮問屋 博多”に皆さんをお連れしました。
米子や松江では昼食を食べるのに格安豪華なお店が多くあります。ここは松江に営業に来るたびに探した美味しくて安い店の1つで、お奨めのお店です。
これで1,000円!(税別)は、他では味会えません。松江を訪れる方は一度立ち寄って食してみてください。東横インの一筋宍道湖寄りにあります。

地図04_1▲ 今日と明日の撮影地は、団長さんにお任せです。ダイヤグラムは平日及び休日用を自作されて、運用車両も調べられてこられています。おかげで、私は運転するのみで楽勝でした。ありがとうございました。
地図上の番号は、今回の撮影地です。2日分を掲載しております。
▲ いただきました3月28日の平日ダイヤグラムです。運用は現地で聞かなければ分からないところもありましたが、さすがです。私も作成しようかと思っていましたが、作成途中で難しくなって、サジを投げました。

撮影地1~313:20 撮影地② 松江しんじ湖温泉~イングリシュガーデン前
皆さん納得の昼食後は、松江しんじ湖温泉からは線路沿いに並行する道を走りました。1番目の撮影地は、松江しんじ湖温泉駅から約1.6キロ、約5分にあるR431から分岐して南平台へ上がる踏切です。昨夕も来ました。宍道湖をバックに入れて撮りたいのですが、電柱が邪魔で正面からしか狙えません。この路線は、宍道湖の横を走っていますが、意外と湖と電車とのツーショットができる場所が見つからず苦労をします。
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▲ 一畑電鉄時代の塗装に塗り替えられたデハ2112+2102の編成がやってきました。望遠で狙うと宍道湖が入ってきません。1994年から京王から移籍されたデハ2100系は、一畑電車では初の冷房車で乗客から大好評を受けたそうです。

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▲ 13:51 撮影地⑦ 一畑口付近
一気にスイッチバックの一畑口へと参りました。京王で飯を食った東京組の皆さん(除く;千住のヤスベーさんはJTB)です。元京王の電車を撮るために来られました。やって来たのは、デハ2103+2113の座席確保の為に2扉車へ改造編成です。2100系は4編成が在籍しますが、もう1編成(デハ2104+2114)が2扉車へ改造編成です。

06▲ 14:01 先ほど撮ったデハ2102+2112が、松江しんじ湖温泉から折り返してやってきました。ご覧のとおりこちらは原型そのままの3扉車です。なぜに2扉車と3扉車が混在するのでしょうかね。
スイッチナックの一畑口駅周辺では、上り下りの電車撮影が2回は撮れる美味しい撮影地です。

撮影地7~11

07▲ 14:36 撮影地⑩ 布崎~雲州平田
南海ズームカーの3000系のラッピングカー準備仕様の3007+3017編成。1996年に移籍しました最古参の電車です。車齢が50年近くに達している為に近々に置き換えられるようです。貴重な写真になるかも・・。現在は、他にデハ3005+3015デハ3006+3016デハ3008+3018の4編成が在籍しています。

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▲ 14:46 撮影地⑪ 平田車庫
団長さんは今日の運用が知りたい申され、平田車庫に行くことになりました。車庫では、デハニ53号が体験運転用として車庫内に設けられた別線で営業運転中です。
駅舎のある1番線から2100系京王色のデハ2101+2111がスイッチバックをして車庫内にやってきました。皆さん、お目当ての編成です。団長さんが電車区の方に聞かれましたが、今日は仕業には入らず、明日は夕刻からの運用になっているとの事でした。それでは帰る時間で撮れないと、とても残念がっておられました。
デハ2101は赤帯のヒゲがなく、後方のデハ2111はヒゲがあります。これってどういう意味なのでしょうか? ちなみにこの車庫内の運用は、駅舎から机やロッカー等の引っ越し荷物を運ぶ業務運用?だったそうです。

撮影地12~14

09▲ 15:15 撮影地⑬ 美談~大寺
2100系のイベント車両のデハ2113+2103がやってきました。2両のうちの2103車は、2013年7月に改造されました。車内は、「風景を楽しめるようにと、座席配置を従来の通勤型ロングシートから、外向けで固定できる2人がけソファー型シートに変更したほか、運転席背面に可動式サービスカウンターを、回転式クロスシート側窓下部に固定式テーブルを設置。助士席背面には高床式2人用クロスシートを設置し、前面展望(パノラマビュー)専用席とした。
09_1ロングシートの前に折りたたみ式テーブルが新設され、定期列車として運行される際は取外しが可能。定員は座席56名から42名に、立席70名から60名に変更され、ゆとりを持たせている。」  ※ 以上は、2013年7月20日のマイナビニュースから
だ、そうです。全く知らなかった、乗って見たかったです。

10▲ 15:29 撮影地⑫ 雲州平田~旅伏
一旦戻って交差する道路橋からの俯瞰撮影です。走るは、2100系一畑電鉄時代塗装デハ2102+2112です。

11▲ 16:00 撮影地⑨ 布崎~雲州平田
鉄橋で撮ろうと参りましたが、残念ながら手すりもあるコンクリート橋でした。千住のヤスベーさんからレクチャーを受けて、松をポイントにおさめましたが、どうでしょうか。走るは、ズームカーのデハ3007+3017編成です。
▼ 反対側から撮ると、こんな感じです。2008年の撮影です。ここは、水鏡になれば良いのですが・・・。
11_1

14▲ 16:33 再び一畑口に戻って並んでのツーショットを撮ります。
まずやって来たのは、松江しんじ湖温泉からのデハ3008+3018の編成です。南海21005+21006時代の新製時はクロスシート車でしたが、ロングシート化されています。

1231▲ でも皆さんはこんなシーンをお望みだったのでしょうね。2008年4月13日の菜の花イベントでのデハニ50系デハ2102+2112デハ2104+2114とのスリーショットです。

12_1▲ 菜の花がなくなって撮れなくなった光景もありました。

16▲ 17:13 撮影地⑧ 湖遊館新駅~園
団長さんからこの日の為に発掘されていた撮影地の紹介がありました。R431からさつきが丘に分岐する山を上がった中腹からの俯瞰ショットです。夕刻からが順光になるので、先刻にロケハンを済ませて、後から撮りに参りました。デハ3007+3017が宍道湖をバックに行きます。

15▲ 17:22 こちらは、同じ場所からのデハ2102+2112編成です。

撮影地4~5

22▲ 17:44 撮影地④ 朝日ヶ丘~長江
運河沿いを走行しますので水鏡を期待しましたが、風があったのか波がたっていました。

18▲ 18:03 撮影地③ 松江しんじ湖温泉~イングリッシュガーデン
今日最後の撮影です。雑草を刈って踏切からのインカーブをオーソドックスにおさめました。走るは、デハ3000系「のんのんばあ」ラッピング電車のデハ3006+3016の編成です。

台湾以来の皆さん方との今夜の宴は、松江駅高架下の居酒屋にしました。昨夜にも増して飲んで食べての楽しい夜になりましたが、翌朝は大津の86さんに起こしてもらうまで熟睡でした。
Part4へ続く

2014年 一畑電車・北近畿タンゴ鉄道撮り鉄旅 Part3  一畑電車を撮る その1」への3件のフィードバック

  1. 今回も私は皆さんの後ろをついて行くだけで、どこをどういったのか振り返ってみてもわからないところがありましたが、ぶんしゅう様の投稿のおかげで撮影場所が全部クリアーになりました。また、皆様方の熱意と、写真に対するこだわりを横で拝見させていただき、大変勉強になりました。ありがとうございました。
    車に乗せて頂いたおかげで半日で10数本の撮影が出来、南海色の21000系も撮れて大満足の旅でしたが、イベント列車もあるとのことで、次回はぜひ乗車も果たしたいと思っております。

  2. 昨秋、はじめての一畑体験で一往復しただけでしたが、そのとき注意して見てもわからなかったことがあります。
    映画「railways」で主人公の家がある駅と、病院があった場所です。目をこらして見ておりましたがわかりませんでした。
    教えてください。

  3. 充実した記事、楽しく拝見しました。
    恥ずかしながら来月、初めての「一畑詣で」をすべくサンライズのチケットをゲットしておりまして、ぶんしゅう様の記事を参考に良いバタデンの景色を撮りたいと思っております。
    こちらには時折、北陸の鉄方面の画像も掲載しております。
    機会がありましたらお寄りいただけましたら嬉しく思います。

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