京成モハ2000型

高校生だった頃、TMSに13mmゲージというのができて、これからの国鉄型はこれがスケールと書いてありました。なるほど鉄道模型社のEF58は、前から見ると“出っ歯”でブサイクそのもの。これにしよう!と決めましたが車軸をどうしたら13mmにできるのかわかりません。いろいろ考えたあげく、車軸を中央部で3.5mm短くして、内径が車軸と同じサイズのパイプを13mmに切断して差し込むことにしました。
実験は成功しましたが、量産が面倒くさくて計画は中止しました。

これを思い出させた京成モハ2000でした。
京成クハ2000_0001_NEW京成クハ2000(文)_NEW

京成モハ2000型」への3件のフィードバック

  1. この作者関三平氏の顔ならぬ行動範囲の広さにはいつも感嘆しております。京成のなかでかまぼこ屋根シリーズは、それなりに統一もとれ100系を除き3両は半ば固定編成となって活躍していましたが、この2000系は継子扱い。台車は省線時代のものを車体同様ゲージを縮め他のではなく木造車お下がり(?)ブリルを履かされ200,500,と組み但し編成の先頭車として働いていたのが懐かしいです。只挿絵のうち1台はリベットだらけの旧モハ30系ではなく張り上げ屋根のモハ50系にしてみて欲しかったです。

    米手様のゲージ論、今や1/87 12mmなんてのもあって相互乗り入れ不能の国鉄車両もあります。
    先日ライブスチームの運転会を覗きましたら5インチ(127mm)の線路上を標準軌のアメリカンと狭軌の9600が仲良く走っていました。後者は(多分)実物の1/8.4(=127/1067)dで制作されているのでしょう、堂々としていました。それを見て一瞬、16.5mmの線路幅なら国鉄車両はそれに合わせ車体を1/65で作れば、と頭に浮かびましたが台車など外装品も自作しなければチンチクリンになってしまうと思い至り即没です。悩ましいことですね。

  2. 村樫四郎様、
    コメントありがとうございます。
    いまや16.5mmか13mmか、と言う議論自体が時代遅れとなりました。
    すでに9mmですら過去のものとなりつつあります。
    私もDRFCの大役を仰せつかっている割に何にも知らない、何にもできない、ただの時代遅れの鉄道ファン(かつて安楽椅子マニアという言葉がありました)に成り下がりました。
    今後ともDEFCとデジタル青信号をよろしくご指導下さるようお願い申し上げます。

  3. クハ2000の台車について補足します。
    友人と話していてブリル以外もあったぞ、そういえば元クハ65には釣合梁タイプだったな等々。
    ここから先は推測です。元が短軸台車(電動車)はフレームの広軌化改造は面倒なのでブリルを履かせ、長軸台車はそもそも広軌化に備えて作られたものなので車軸を交換して履かせたのではないでしょうか?後出しじゃんけんですが関三平氏の挿絵も元がモハ30なのでブリルになっていますね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

wp-puzzle.com logo

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください