▲街を縫って走る路面電車、街に灯が点いて、空が青くなる一瞬、絶好の撮影タイムに(岡山電軌 東山・おかでんミュージアム駅)。
ことしもあと一日。“デジ青”投稿も忙しさにかまけて、ご無沙汰状態が続いています。投稿テーマだけは沸々と湧いて来るのですが、そのあとの実行力が伴わず、いつもアイデア倒れに終わっています。年末ギリギリに当たっては、実行の伴わない新規投稿は先送りして、途中で積み残した案件を、まず片づけるべきとの思いで、Blue Momentを続けます。今回は路面電車編として、中国・四国の4都市を巡りました。
▲岡電を訪れるのは、決まって夕方、駅から何度もカーブを曲がって、東山線の終点に到着する。ここには歩道橋があり、線路は東西を向いているから、おあつらえの夕景ポイント、ただ、ここの歩道橋はよく揺れ、撮影には不向き。
▲終点にある公園からも付近が撮れる。三脚に据えて、長時間露光。歩道橋と違って、石段なのでしっかりしていて小型三脚でも大丈夫。なお本停留場は「東山」だったが、2017年に上記の名称となり、さらに現地の表示は「東山・おかでんチャギントンミュージアム駅」となっている。
広島電鉄 胡町
▲広島駅~紙屋町~西広島の本線は、もうクラクラするほど、ひっきりなしに電車がやって来る。胡町には、おあつらえの歩道橋もあって、縦横無尽に撮ることができる。▲さらに望遠レンズに付け替えて、紙屋町の交差点を見る。空は黒くなったが、街はさらに輝きを増して来る。
伊予鉄道市内線 大街道▲たまたま近くに宿泊先があったため、「大街道」でBlue Momentしてみた。さっそくもと京都市電の2000形がオレンジ一色になってやって来た。▲ホテルのネオンがやたら目立つ「大街道」、松山市いちばんの繁華街で、遅くまで乗降が多いのに驚いた。調べてみると、市内線では、松山市駅に次いで、乗降客数2位だった。▲虎の子の超低床車リトルダンサーSのモハ5000と、モハ2100(右)。
とさでん交通 はりまや橋
▲「とさでん」と来れば、やはりダイヤモンドクロスの「はりまや橋」が筆頭だ。うまい具合に、西側に歩道橋から撮影できる。
▲高知の宿泊は、いつも背後のホテル。トレインビューホテルとして有名で、指定すれば、中階の東端、交差点が見える部屋に泊まることができる。
▲急に雲行きが怪しくなって、ドシャ降りの夕立に見舞われた。歩道橋の下に避難して、撮影を続ける、となりの堀詰電停付近は、まるで浸水したような状態。▲▲線路にたまった雨水を、かき分けて突き進む。