青い瞬間(とき) -Blue Momentを追いかけて -3-

続いて冬の北海道ならではのBlue Momentを見ていただきます。この2018年、注目したのは富良野線の西中という駅でした。これには伏線があって、2011年、ぶんしゅうさんと一緒に北海道へ行った時、富良野線で撮影して、西中駅も訪れていました。名も無いような無人駅ですが、一面草原のなかの木組みのホームが気になって、いつか季節を変えて再訪したいと思っていました。改めて時刻表と、日没時刻を照合すると、西中駅で思い描いた撮影が可能かと分かり、宗谷本線に続いて、富良野線の乗客になっていました。目指す西中駅は、富良野から40分ほど、まだ明るいうちに下車した。周りはずっと雪原が広がっていて、向こうのほうに、人家の灯りが見えるだけ。ただ、ひたすら最適の時刻を待つ。2月にしては、それほどの寒さでもないが、写真に見える2畳ほどの待合室に入って、身をかがめて、その時刻を待った。▲▲2011年訪れた、初夏の西中駅、「お立ち台通信」にも載っていないような無人駅だが、伸びやかな周囲の風景がずっと気になっていた。

とにかく時間はたっぷりあるので、撮影モードの選択など、さまざまな予習を行って、その時を迎えた。17時27分、目的の735Dが到着、もちろん乗降はゼロだから、停車時間はわずか、後部に回って、2代のカメラで夢中で写す。ホームから編成が離れた発車直後のほうが、構図的には変化があり、この写真を選択、運転室窓が低いキハ150なので、三つの窓と尾灯が揃った。これが高運転台で密閉式のキハ40系なら、この構図は無理で、旧型車はかえって撮影に適さないのも、ある意味、鉄道写真の面白さだと痛感した(2018年2月)。

(デジカメ記録の撮影時刻17:27、当該地同日の日没時刻17:12)

 

 

ついでに、翌年2019年に行った分もご紹介、この時は、根室本線の釧路周辺で廃止される駅を訪ねての旅で、夕方、直別16時34発の2427Dに乗車、釧路へ向かう途中、後部の窓から、流れ去る光景を写し続ける。空は、次第に赤から青へのグラデーションに変化して行った。

 

 

 

 

沿線の要衝の白糠で10分の停車、その昔、白糠線が分岐していただけに、今でも、広い構内スペースが残っている。雪原の向こうに陽が沈み、次第に空が青くなって行くのを、見届けることができた。

 

※過去のデジ青投稿と重複している写真があります。

 

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