JR九州ハロー!自由時間ネットパスの旅 Part 5 島原鉄道に乗るⅠ

第4日目  5月29日 その1

DRFC-OB会のツアーも終わりましたので今日からは私が勝手に作成した個人ツアーです。最近、九州へは長崎への西九州新幹線開業時に参りました。その前には千住のヤスベイさんと松浦鉄道に乗って桜前線の乗り鉄旅を楽しみましたが乗りたいと思っていた「ゆふいんの森」にはまだ乗っていません。島原半島を走る島原鉄道もまだ未乗車です。九州を横断する久大本線、豊肥本線にもしばらく乗ってはいませんので久しぶりの乗車を楽しみたいと思い計画を練りました。

まず訪問する第1日目は島原半島としました。JR九州ハロー!自由時間ネットパスを利用して訪れますがこのネットパスが使えるのはJR九州線のみで島原鉄道腺は別途バスやフェリーにも乗れる2日間乗り放題のフリーきっぷ(4,000円)を諫早駅で購入しました。

① 博多8:12(リレーかもめ9号)⇒9:20 武雄温泉

8:00 特急かささぎが発車した後同じ787系8両編成の『リレーかもめ9号』が入線してきました。約60%の乗車率です。

▲ 向かいの2番ホームには私的にはJR九州で最も好きな885系6両編成大分行きの『ソニック7号」が入線してきました。

8:12 リレーかもめは発車しましたがラッシュ時なのがスピードは上がらず、68分をかけて新幹線との乗換駅武雄温泉に到着。同じホームで新幹線N700Sに乗り換えです。3分間の乗換時間ですが同じホームとあって置きざり客もなくスムーズに乗り移れました。

➁ 武雄温泉 9:23(かもめ9号)⇒9:44 諫早

▲ 9:44 島原鉄道との乗換駅の諫早に到着ですが、降車客はパラパラ状態です。むしろ博多方面行の方が乗車客が多いようです。運行本数は1時間に1~3本程度でローカル線並みです。

▲ 島原鉄道との乗換時間はなぜか約1時間もありスムーズではありません。駅員さんに撮影地をお聞きしましたが日本一海に近い駅「大三東」ぐらいしかなさそうでロケハンするしかなさそうです。

駅員さんから冊子になった時刻表と1枚物の時刻表をいただきました。営業距離は43.2㌔と大きくはない私鉄に独自の冊子版時刻表があるとはびっくりです。待合室には大三東駅の満潮時刻の案内表示が掲出されていましたが次は16:22です。今回は雲仙温泉へ向かいますので間に合いそうもありません。

③ 諫早 10:48(諫早鉄道)⇒11:48 大三東

➡ 運行表です。右から2列目には駅で交換する列車名が記載されています。5本の列車と交換するようですが下車予定の大三東駅にはなぜか手書きでマーカーされた列車です。臨時列車の運行があるのでしょうか。

▲ 11:04 本諫早で「フリーマーケットACB号」キハ2508A、11:35 神代では白地にマクドナルドの『M』だけのシンプルなヘッドマークを付けたキハ2509Aと交換です。昨年7月から放映されていますマクドナルド&カルピスのCMロケ地が島原鉄道大三東駅で行われたことを記念して掲出されていますが側面にラッピングはありません。
▲ 11:04 次の多比良は相対式ホーム2面2線を持つ千鳥式に近いホームですがなぜかホームに駅員さんがおられました。駅事務室もある有人駅です。
徒歩10分で多比良フェリーターミナルへ行け、対岸の熊本側の長洲港へは45分の船旅で到達します。有明海を望む展望デッキ、土産物の売店、うどんなどを提供する軽食コーナーなどの施設を備え利用客が多そうです。

▲ 11:48 大三東に到着です。直ぐの発車ですので急いで構内踏切を渡って向かいのホームへとダッシュしましたが腰痛の足では後追いで見送るのがやっとでした。
ご覧の通り今にも豪雨になりそうな空模様です。快晴の青空がなければここでは写真にはなりません。
早めに去ろうかと国道を走るバス停を探してみましたが次のバスは12:46と1時間後です。
▲ 12:24 次の列車は諫早行きの到着です。対岸ホームの黄色いハンカチと合わせて撮りました。
▲ 12:34 突然踏切警報音が聞こえ出して時刻表には掲載されていない列車が入線してきました。先ほどまで乗車していた列車の運行表に大三東で交換と掲載されていた1000次列車が遅れて到着のようです。

▲ 列車名は「しまてつカフェトレイン」、島鉄のイベント列車で
『 列車内でそこでしか味わえない地元のグルメやスイーツを楽しみながら、島原へお越しいただくというコンセプトのもと、2か月ごとにメニューを変更し定期運行しております。
列車の心地よい揺れを感じていただきながら、ランチやスイーツをご堪能いただけます。列車内ではトレインアテンダントが沿線のご案内等をさせていただきながらみなさまの旅のお供をいたします。

途中、“日本一海に近い駅”といわれる大三東(おおみさき)駅に停車します。
列車から降りて目の前に広がる有明海の美しい景色と幸せの黄色いハンカチを背景に記念撮影を行ったり、列車の中で海を眺めながらゆっくりとティータイムをお過ごしください。

カフェトレインのチケットには、島原の観光スポット「島原城」と「湧水庭園 四明荘」へ入場できる特典が付いています。カフェトレインの後は、島原での観光をお楽しみください。乗車料金は大人6,000円、小人3,000円。』とのキャッチフレーズで、しまてつHPに掲載されていましたが、見過ごしていました。分かっていましたら今回のツアーに入れておきたかったですね。

▲ 12:49 乗車する島原港行きの列車が来ましたので最後に1枚を撮って乗り込みました。 Part 6 へ続く

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