木次機関区で撮影したC56110は思いも寄らぬ場所に保存されていた。東武伊勢崎線(今はスカイツリー線?)草加駅から西側5分の所にある氷川中公園というこじんまりとした公園が保存場所で、草加神社の参道脇のため松の木等もあり、雰囲気は悪くない。悪いのは機関車で保存状態は最悪に近い。前照灯が大きいのがついていたのがせめてもの慰めであるが、全体がぼろぼろで見るに忍びなく、やや離れて撮影の1枚のみ掲載する。
C56110は1937年三菱製造、製番210で新製後米子局、神戸局等に配置とされているようであるが、はっきりしない。記録に残る最も長く配属されていた場所は木次機関区で木次線の客貨に使用されていた。最後は浜田機関区で三江北線(江津~浜原)と入換えに使われて1972年12月に廃車されたと説明板にある。
2013.10.21 草加市氷川中公園保存のC56110▼
訪問当日のC56110は木次機関区で無火状態であった。1964.3.31▼
やむ無く正面から撮ったもので前照灯はシールドビーム▼